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私 : 昨日のブログ で「 分配 」の問題が出たが、この記事もある意味「 分配 」の問題だね。
巨額の財政赤字 を抱える一方、 超高齢化社会が進む日本 で、 医療を含む社会保障の爆発的な膨張 に対し、 社会保障費に対する構造的な対策 を講じようと、 決断をする政治家はいない と 鈴木 氏は言う。
消費税の2%増税 についての報道をみても、「 税と社会保障の一体改革 」という 前提が消えて、軽減税率だけが争点になっている印象 がある。
朝日はどう書いたか と問うているね。
A 氏 : 社説は正論 で、 選挙をにらんだバラマキが先に立つ政府の対応に対する的確な指摘 はあるが、残念なのは 一方で痛みを伴う社会保障の改革 については、 報道記事でもあまり触れていない。
軽減税率の導入 については、 インボイスの導入 を始めとする事務作業等々の問題 、軽減税率の対象については多くの紙面が割かれている のだが、 逆進性や高額所得者に対する課税の在り方、格差に焦点を当てた税制の問題点を指摘する にとどまって、 社説で指摘されている「一体改革の社会保障についての改革 」については、 ほとんど紙面に反映されていない と感じると 鈴木 氏は批評しているね。
私 : 軽減税率を巡る自民党、公明党、財務省の動きは迷走劇 。
財務省 は軽減税率の代替案として 2%の増税分については、マイナンバーカードを提示 すれば、 飲食料品の増税分が後で戻ってくる還付案を構想 し、 公明党側が了解 し、 財務省側は軽減税率を導入しなくてもいい という手応えをもつ。
田中一穂次官が安倍首相から了承を得ていた からだ。
A 氏 :それが 創価学会の本部に一蹴 され、 公明党は豹変 し、 還付案が消え 、 振り出しに戻った議論は軽減税率になる 。
軽減税率の導入なしに選挙協力はない という 学会側と官房長官で決着 し、 自民党の野田毅税調会長を更迭 したね。
私 : 自民党、公明党と学会、財務省の関係が、選挙というキーワードで動く様子が描かれていて面白い のだが、 肝心の「社会保障との一体改革」という基本的な視点は、跡形もなく消えている と 鈴木 氏は指摘する。
社会保障と増税を一緒に考える 。
それが一体改革の魂 だった。
最近の軽減税率をめぐる政権内の攻防 は、その「 魂」を失った議論 だった。
痛みを伴う社会保障改革 について、 本格的な記事を読みたいというのが本当のところである と 鈴木 氏は最後にしめている。