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Ryu-chan6708

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2016.01.25
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昨日の日曜新聞読書欄 では 印象的な本 がなかったが、 今朝 、たまたま、朝刊の 文化・文芸欄 を見たら、 記録文学の作家吉村昭氏 2006年 に死去) の記事が「 今こそ、吉村昭 」というタイトルで載っていて興味が湧いた。

歴史に埋もれた労働者たちに光をあて、彼らこそ産業の礎 と気づかせてくれた 作家 だという。

俺は、この作家は 戦争関係の作家 だと思っていたら違うんだね。

産業の土台を支えた労働者たちの存在 は忘れられがちだが、 作家吉村昭 は、 太平洋戦争前の大型土木事業を題材にした作品 で、 厳しい労働環境の中で生きた人々こそが主役だった ことを教えてくれるという。

A 戦前の富山県・黒部第三発電所の建設 に際し、 黒部渓谷の岩盤最高温度165度の地帯に隧道を掘る難工事 を描いた「 高熱隧道 」。

大量湧水 に苦しめられ、完成まで 大正から昭和の16年間を要した静岡県・丹那トンネルの工事 を扱った「 闇を裂く道 」。

工事中の死者 黒部の隧道が爆発事故 宿舎への雪崩 などで 300人以上 丹那トンネルが崩落 事故などで 67人 に上ったという。

工事に携わった人々の心の葛藤 まで表現されていて、 企業経営者 ではなく、 過酷な労働をした底辺の人たちがいなければ、巨大な構造物ができなかった ということを 実証的 に書いたという。

吉村 は、 徹底した資料調査や関係者の証言収集で、戦争、災害など多岐にわたる記録文学を残した

それらの現場を歩いた時、 犠牲者の声が聞こえる感覚 を覚えたという。

彼にとっての記録文学 は、史実に対する冷静なまなざしをもって調べ尽くし、 死者の声をくみ取ろうとした作業に他ならない という。

A :数々の 吉村作品 に影響を受けてきた ノンフィクションライターの最相葉月 氏は「 市井の人々をないがしろにしないで描くことが吉村の姿勢だ 」と指摘している。

最相 氏は「 吉村 はひとつの作品を書き終えたら終わりではない。 土木構造物は完成後に劣化の問題も起きる から、 吉村が生きていれば、今でもこだわり続けたはずだ 」と話したという。

そういう作品 を読みたかったね。

 最相葉月 吉村作品を初めて読むなら 」と、 珠玉の短編集『天に遊ぶ』 (新潮文庫 )を薦めている。

早速、 図書館に予約 。待ちなしですぐ借りられそうだ。






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Last updated  2016.01.25 08:53:13
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