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私 : 先週 は 両氏 とも例の 不公正な報道に対しては電波停止もありえると述べた「 高市総務相発言」 をとりあげているね。
これはこのブログの 「高市氏の電波停止発言 権力は油断も隙もない」 でもとりあげた。
A 氏 : 高橋氏の時評 の中に、「 世界報道自由度ランキング 」で、 民主党政権時、 11位 だった 日本 は、 昨年3月、 61位 と先進国で 最下位 にまで落ちこんだ という。
だが、そのことに対する 危機意識 は、意外なほど乏しく、 メディアはもう『萎縮』してしまっているのだろうか 」とあるのには驚いたね。
私 : 小熊教授 は、 興味ある視点 から論じているね。
例えば 八百屋は野菜を、電器屋は家電製品を扱う専門職 である。
もし 電器屋 が「××社の製品はどれもお買い得です」と言えば、それは 公正ではない 。しかし「 この冷蔵庫は色が白で、高さは何十センチです 」としか言わないなら、「 ネット通販で十分だ 」とみなされるだろう
報道機関の人々は、幅広く情報を集め、それを理解しやすく提示するための専門的訓練を受けており、これが専門職 でなくて何だろうか。
ならば、 専門職にふさわしい仕事をするべきだ という。
情報をただ流すだけで、専門職としての役割を果たしているといえるだろうかと教授は指摘 する。
A 氏 :「 文句がつかない 」ことだけを重視するなら、 政府広報と天気予報だけを流すのが、いちばん「無難」である だろう。
ふた昔前の、 広範に情報を届ける機関がなかった時代 なら、それでも一定の役割を果たしているといえたかもしれないが、 ネットが発達した現在、そんな報道機関は、誰も必要としていない。
私 : 現代の報道機関は、情報を広範囲に届けるだけでは十分ではなく 、 情報を総合し、何が起きているかを診断し、放置すれば悪化することを警告する のは、 社会に必要な役割 であり、 報道の「公正」なあり方 であり、いわゆる 「権力の監視」という役割も、ここに含まれる という。
A 氏 : 各分野の専門職と協力 して、 状況を改善するための対策を提示 するのも、「 公正」な報道のあり方 だ。
もちろん 特定の政治勢力 を、 何の根拠もなく支持する報道は、「公正」の範囲を逸脱する だろうが、 社会が必要とする対策を実現しようとしている政治的動向を重視した報道をするのは、「公正」の範囲に含まれる と思うという。
私 : 日本の将来は多難 であり、 専門職である医者や八百屋や電器屋と同様に、報道に携わる人々も、自信と自覚を持ち萎縮せず職務にあたることを期待する と 教授 は最後に述べている。
ところで 29日 、 田原総一朗氏、岸井成格氏、大谷昭宏氏、青木理氏、鳥越俊太郎氏 、 金平茂紀氏のテレビで活動するジャーナリスト6人 が会見を開き、 高市発言 に「 私たちは怒っている 」と題する声明を発表したね。