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私
: インド
が近年、 世界の医薬市場で目を見張る存在
となっているというのには驚いたね。
製薬企業は3千社
を超え、 200カ国以上にも輸出
し、 世界のジェネリック薬の5分の1がインドで生産されている
という。
HIVの例 があげられているが、 世界のHIV感染者 の 60% 以上が アフリカ大陸南部に集中 し、 人口5300万人の南ア は、 感染率が最も高い国の一つで、感染者数は約640万人にも上る と言われる。
インド製のジェネリック薬 が、 南ア で 本格的に普及し始めたのは2000年以降 。
特許を持つ欧米の製薬会社 は「 新薬が売れなくなる 」と反発したが、 インドのジェネリック薬大手シプラ社は「1人1日1ドルでエイズ治療薬を販売する 」と表明。
年間約1万2千ドルかかった薬代に価格破壊 をもたらし、 南アでは約220万人のエイズ患者が新たに治療を受けられる ようになり、 南アのモツァレディ保健相 は「 インドは私たちのヒーローだ 」と持ち上げているという。
A 氏;昨年11月 には 約400種類のジェネリック薬の供給基地をケープタウンに建設し、攻勢を強め 、 インドの同業他社にとっても、南アは成長市場 。
私 : 1970年に定めた特許法 では、 医薬品の成分に与える「物質特許 」を認めず、 医薬品の作り方についての「製法特許」だけを保護対象 にしてきた。
このため、 インドの製薬企業 は、 他国では物質特許で守られた新薬 でも、 成分を調べて違う作り方をすれば、合法的に同じ効能の薬を製造、販売できた
A 氏: そんな動きを 途上国 はとりわけ歓迎する。 エイズ だけでなく、 結核やマラリア などの患者を多く抱える一方で、高価な薬に手が届く国民は少なく、 医薬は国家の将来にもかかわる 。
ジェネリック薬の世界展開 は、 インドに経済面だけでなく、外交上の利益 にもつながるとの見方もある。
私 : 昨年10月 、 ニューデリー で開かれた「 インド・アフリカサミット 」で、 アフリカから40カ国以上の首脳が参加した会議 で、 大きな関心事の一つは医薬 だった。
インド の モディ首相 は「 インドとアフリカの医薬の発展に協力する 」と明言し、 医療や教育、農業分野の開発支援を官民一体で進める ため、今 後5年間で総額100億ドルを融資 すると申し出た。
インドのNGO 「 CUTSインターナショナル」のプラディープ事務局長 は「 国連安全保障理事会で常任理事国 入りを目指すインド にとって、 ジェネリック薬 は、 途上国や新興国 の支持を取りつける外交ツール になり得る」と指摘しているという。