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A 氏 :「 紛争鉱物 」とは、はじめて聞いたね。
「 キーワード 」欄の 解説 によると、 一般的 には、 紛争状態が続くコンゴ民主共和国やその周辺国で採掘され、流通するタンタル、タングステン、スズ、金の4種類 を指し 、一部が武装勢力の資金源になっている と指摘されている。
タンタル は パソコンや携帯電話などのコンデンサー(蓄電器)に使われており、先進国を中心に需要が高い とある。
私 : 朝日新聞記者 は、 「 1時間だけの取材許可 」と、 詳しい場所を書かないのが条件 で、「 紛争鉱物 」の コンゴ民主共和国の東部鉱山に取材に入った 。これはその 取材記事 だね、
その 鉱山 では 10代前半の少年を含む男たち が、 山の地肌を削ったり、地下に坑道を掘ったりして採掘を進めていた 。
幹部 によると、 鉱山の広さは約10平方キロ で、 希少金属タンタルを含む鉱石コルタンを年100トン以上採掘 でき、 国内では1キロあたり35ドル(約3500円)だが、東南アジア に持って行けば350ドル(約3万5千円)で売れる という。
A 氏 : 東部ブカブ では 紛争で傷ついた女性たちの救済に取り組み、毎年ノーベル平和賞候補にあがる産婦人科医ドニ・ムクウェゲ 氏は、「 紛争鉱物」が武装勢力の資金源になっていると訴えてきて、「 この国の紛争は、資源の支配権をめぐる経済戦争だ。先進諸国 は電子機器に不可欠な『紛争鉱物』を輸入することで、紛争の長期化に加担している 」と非難しているという。
私 :これに対応して、 米国では2010年、タンタル、タングステン、スズ、金を「紛争鉱物」と規定 し、 流通に関する条項を含む米金融規制改革法が成立 。
上場企業 に対し、 自社製品に使われるこれらの鉱物の原産国などを調べ、公表するよう義務づけた 。
しかし、 精密機器には数千の部品が使われており部品の仕入れ先も世界中に広がるので、追跡が困難 なようで、「 わからなかった」と答えた企業は67%だった という。
A 氏 : 日本でも電子メーカーなどで作る「電子情報技術産業協会 」(JEITA) が 11年 、「 責任ある鉱物調達検討会 」を立ち上げ、 対応に乗り出した が、1 5年の調査では約8割の企業が「すべての製錬所や精製所を特定することには困難がある」と回答 。
JEITAの山崎昌宏 氏は「 武装勢力の資金源となる鉱物は使わないという世界的な流れがあり、日本企業も説明責任 を果たそうと困難さに向き合っているのが実情だ 」と話す。
私 :この ブログ の 「アフリカ市場、狙う企業 開発会議にあわせ150社現地へ 中間層拡大、消費財に商機」 でふれたように、 日本政府が主導する第6回アフリカ開発会議 (TICAD6)が27日、ケニアのナイロビ で開幕 する。
「 紛争鉱物 」について、 日本もさらなる対応を求められる可能性がある。
いま、 アフリカ は 資源価格下落、中国経済 減速というダブルパンチ を受けているので、 「話を聞いてもらう好機 」と 期待する考え もあるようだが 、北欧やトルコ、東南アジア 、イスラエルなどの企業 も増えており、 中国 ばかりでなく、 技術面などで日本の優位性を奪いかねない国や地域の警戒も必要 だという。
いま 世界的に経済が沈滞気味 だが、その中で、唯一、 人口ボーナスのアフリカの経済成長 は 世界的に目が離せない ね。