PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私 : 安倍 首相 は 27日 、 成長戦略をつくる政府の未来投資会議 で、 退任した企業の役員が相談役や顧問に就く慣行を問題視 し、 企業統治(コーポレートガバナンス)の強化を指示した と新聞は報じているね。
A 氏 : 元社長らが経営に関与し続ける ことが、不 採算事業からの撤退判断の遅れにつながっているケースが多い とみており、 企業の収益力の向上につなげたい考え だね。
安倍首相 は会議で、「( 人工知能の活用など)第4次産業革命が急速に進む中で、大胆な経営判断の遅れは致命傷になりかねない 」と指摘。
「 不透明な、退任した経営トップの影響を払拭し、取締役会の監督機能を強化することで、果断な経営判断が行われるようにしていく 」と述べ、 具体的な制度は今後、未来投資会議で検討する という。
私 : 日本企業の収益率 は 米国企業の半分程度 にとどまり、 社長経験者が退任後も顧問や相談役として経営に関与する企業 では、 元社長が手がけた事業からは撤退しにくい ことが一因と考えられ、 別の企業の社外取締役 などとして能力を生かす仕組みが必要 だという。
A 氏 :しかし、これも 関連会社天下り で、好ましくないね。
私 : 新成長戦略の主なテーマ として次のようなものがある。
・医療介護、自動運転、農業などで官民がデータ共有
・自動運転の実現に必要な制度の整備
・サイバーセキュリティーの確保
・革新的なサービスの実験の際、現行法を適用しない制度の創設(日本版レギュラトリー・サンドボックス)
・行政手続きの簡素化・IT化
・ICT(情報通信技術)を活用した先端農業の環境整備
これをみると 情報技術の革新が中心的な役割 となっているね。
A 氏 :そのほかに、このブログの 「22日の朝日新聞・日曜書評より」 でとりあげた 山口栄一氏〈著〉『イノベーションはなぜ途絶えたか 科学立国日本の危機』で問題提起 しているように「 SBIR制度」の見直し が必要だね。
私 : この制度 は、かって、 米国政府 は「 大企業はもはやイノベーションを起こせない 」と見切りをつけ、 技術革新の新たな担い手として大学院生らの起業を支援する「SBIR制度」を創設 し、 これが卓越した審査・報償方式によって目覚ましい成果を上げ た。
日本もマネをして始めたが実際には「パフォーマンスの低い中小企業」への補助金制度と化し、国税の浪費に終わった という。
この制度の失敗の反省と見直し も必要だね。