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私 : タイ軍事政権のプラユット暫定首相 は9日夜、 北部チェンライ郊外の洞窟に閉じ込められた少年ら13人の救出活動の現場 を訪れ、 「命を守ることが最も重要だ。政府のお金をいくら使っても問題ではない」と言って、家族や救助隊を激励。
結果、全員救出 で、 「軍政幹部はとにかくほっとしただろう。作戦が失敗すれば、中心となった軍のメンツはつぶれ、批判の矢面に立つところだった」と外交筋は指摘 する。
プラユット氏は7月中旬の世論調査でも、次期首相にふさわしい人物の首位を保った。
A 氏 : クーデターで軍が実権を握ってから4年 が過ぎ、 民政移管に向けた総選挙の実施 を引き延ばし、批判を浴びながらも プラユット氏が一定の支持を得ている のは 、政争による混乱が続いたタイの政治に、力による抑え込みとはいえ「安定」をもたらしているからだ ろうと、 貝瀬 氏はいう。
だが、 総選挙の先送りにも限界があり、軍政は6月末、来年2~5月の間という日程に言及したが、軍政がいま腐心しているのは、選挙後いかに軍の影響力を残すか だ。
プラユット氏を再び首相の座につけるべく「親軍政党」が動く、とのシナリオが語られている という。
その中核になるとみられている新政党「国民国家力党」の内部 には、ク ーデターで追いやられたタクシン元首相派にかつて属していたメンバー もいて、 タクシン派の元議員らのさらなる引き抜きを画策している という。
「かなりの処遇を約束されているようだ」と政界筋は話す。
私 : 反軍政の立場を鮮明にする新政党「新未来党」のタナトーン党首 は、 こうした動きを「私もやろうと思えば買収はできるが、そういう人々はまた誰かに買われる。私は、強くて長持ちする新しい家を建てたい」 と切って捨てる。
タナトーン党首 は、 自動車部品大手の創業者一族出身の39歳 で、 大学時代は学生運動 に力を注ぎ、 軍の政治介入に反対し、軍政下で制定された現 憲法 の廃止を主張し、格差の解消や分権、マイノリティーの権利擁護などを掲げる 。
「新未来党」の支持率は世論調査で今のところ4位 につけ、 総選挙になれば一定の存在感を示すとみられるが、組織はまだ弱く、タナトーン氏自身、「長い時間をかけた戦いになる」と認めつつ、「この国の非民主的な土台を揺さぶり、崩していきたい。可能性は日々、大きくなっていくと思う」 と語る。
A 氏 : 支持者 も、その覚悟に付き合う構えで、中小企業オーナーの男性は 「軍政や既成政党の古い考え方や体制が、若い世代の足かせになってきた。この党は新しい解決を導ける」 と期待を寄せる。
貝瀬 氏は 「 意識の変化は感じられる。新しい風はどこまで吹くのか。この目で確かめていきたい」 という。
私 : 今、問題になっているカンボジアの選挙 は、 人民党 の「1強支配」を強めるだけ で、 厳しい評価にさらされいぇいる が、 同じアジアのタイの民主主義の未来 はどうなるだろうか。