December 3, 2009
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カテゴリ: 投資関連
11月に横浜に行ったとき、桜木町駅前に王将があったのでのぞいてみた。平日の夜だというのに満席で、周辺の店の閑古鳥状態と対称的だった。

そのときは入らなかったが、札幌に帰って、西友で王将の冷凍餃子を買ってみた。まあまあだ。

一般大衆というのは、もちろんマズイものは好まないが、おいしいものも好まない。異性の好みと同じで、ほどほどを好む。身の丈に合ったといえば聞こえはいいが、すぐ妥協する。逆の言い方をすると、野心や向上心が驚くほど乏しい。

野心や向上心があれば、わたしのように株式投資をしてスポーツクラブに通い、少なくとも一日一冊以上の読書をするはずだ。

そんな人は一般大衆の中には一人もいない。わたしの知る限り、読書はともかく、トレーダーの渋谷高雄くらいだ。

話はずれたが(笑)、要するに一般大衆とはビンボーも嫌だが金持ちになるつもりもない、そういう人たちである。NHKが想定している視聴者は高卒で50歳の専業主婦だが、回らない鮨や星つきレストランに縁のない、そういう人たちの消費行動を把握しその変化に対応するのが、大衆相手のビジネスを繰り広げている人たちやそういうビジネスに投資しようという投資家の義務である。

前置きが長くなったが、自分がいいと思うかどうかではなく、投資にあたっては大衆がどう思っているかどうかを基準に考えるべきなのである。

デフレ不況に強い株といえば、外食でいえばこの王将やサイゼリヤだろう。マクドナルドはいわずもがな。去年のクリスマスイブは池袋の日高屋に入ったが、中年カップルがビールと餃子でクリスマスを祝っていたので「さすが東京」と感銘を受けた。

わたしはオーナーシェフの店でしか外食をしないという原則を立てているので、このジャンルはよくわからない。上記4社と幸楽苑くらいしか思い浮かばない。



王将

2001年12月の500円割れから、今年の夏には2900円を超えた。いまは調整局面なのか、下落トレンドに転換したのか、判断しづらい。

2900円とは、PER20倍の水準である。

チャート的には、13週、26週、いずれの移動平均も下回っているので、売りサインということになる。

しかしわたしが注目するのは月足である。9ヶ月移動平均近辺まで下がることがあれば、PER15倍水準なので買ってもいいのではないか。

あるいは高値圏すぎてコワイというのなら、日足での短期トレードに徹することだ。つまり5日移動平均で買い、上がる限りホールド、5日移動平均を下回ったらウリ、という最も常識的なトレードの方法である。

ハイデイ日高は、ちょっとチャートが読みづらい。こういうのは避ける方が無難だ。

サイゼリヤは週足では売り転換、月足では買いタイミングに来ている。こういう場合、買うかどうかはバリュエーションによる。この企業は、ここから半額に値下げしても利益を出せるほどのコスト管理力がある。デフレ不況が続くほど、子どものいる主婦はパートに出るようになり、忙しくなるので食事は低価格のファミレスで済ませるようになる。

気をつけなくてはいけないのは、前期はデリバティブで大損したため、今期は税負担が軽く、利益が倍増したかのように見えることだ。だから、利益ではなくキャッシュフローで見るべきなのである。そのバリュエーションでみて割安かどうか。そしてビジネスは好調かどうか。

四季報を読まない投資家はこうして淘汰されていく(笑)

デフレ不況が味方になるビジネスにはディスカウントスーパーがある。次はそれを考えてみたい。





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最終更新日  December 3, 2009 11:29:45 AM
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