January 29, 2013
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カテゴリ: 映画
現代美術家のドキュメンタリーだというので、敬遠しようと思っていた。しかしどうもタイトルが気になってしかたがない。自分を撮った映画にこういうタイトルを許容する人物はきっとおもしろいヤツにちがいない。そう思って観ることにしたら、その独特なキャラクターというかパーソナリティに(作品それ自体よりも)感銘を受けた。

会田誠は1965年生まれのコンセプチュアル・アーティストとでもいうべき美術家。「天才でごめんなさい」というタイトルの個展が3月末まで東京の森美術館で開かれている。

その会田誠と家族(妻と子ども)に密着し、海外と国内各地での生活や創作現場をありのままに写しとっている。創作中のつぶやきやため息、試行錯誤の過程も隠すことなくとらえた異色のドキュメンタリーと言っていいかもしれない。

何年もかけて一つの作品を仕上げていく、どこを改良すればよくなるかは直観的にわかっているが、時間の制約がそれをゆるさず、未完成のまま出展されていく、そんな過程が細かくとらえられているので、この映画を見ると美術作品を見るときの視点が広がるような気がする。

大胆さと完璧主義の共存。大芸術家にはそういった資質を感じることが多いが、会田誠からも同じものを感じる。個展にも足を運んでみることにした。





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最終更新日  February 9, 2013 02:29:29 PM
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