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知人のある営業マンの話。
知人は当時Nの付いた名前の会社に勤務していた。
営業で田舎に出向いた。
訪ねた人は留守、奥さんに聞くとすぐそばの畑にいるから呼んでくるという。
しばらく待っているとご当人登場。
奥さんが旦那さんにいう。
「おとうさん、NHKの人が来たよ」
その時点ですでに会社名違いますから.((笑)
支払いが滞って夜逃げしそうな取引先があると夜中張り込みをする。
張り込んでいるとバタバタ夜逃げの準備。
夜逃げを止めるわけでない。夜逃げをするのを確認するだけ。
夜逃げしたあとこっそり忍び込んで自社の納品した商品(代金未払い)を車に積み込んで引き上げるために張り込むのだと言う。
もしかしてこれは家宅侵入?しかし上司の命令とあれば仕方ないらしい。
夜が明けて夜逃げが明らかになると他の債権者も押しかけてきて自社の製品が未払いだといっても引き上げが難しくなるかららしい。
今はそんなやり方はしないのかもしれないが当時はそんな事もやっていたらしい。
また営業所にはビデオのダビングの機械がある。
よく買ってくれるお得意先にエロビデオをダビングしてプレゼントするらしい。
なんともいかがわしい商売だが名前を出したら大抵の人が知っている有名な会社です。
そして知人は営業成績もよく順調に出世していった。
営業成績もよくと言っても要領がよかっただけかもしれない。
ノルマを100%達成しないのが彼のモットー。
何故達成しないのかと言うと達成するとまた来月ノルマが増えるから。
かといって達成率が低いとお説教される。
まじめな人はお説教が続いてノイローゼになる人もいるらしいが至ってマイペースの知人はお説教の間下を向いて別のことを考えているような思考回路の持ち主なので気にはならない。
達成率80~90%くらいに毎月調整して余ったら来月の成績にまわす。
早く達成したら人気のない田舎道に車を止めて昼ね。
こういう態度だったが営業が向いていたのかそこそこの成績で営業所長に昇進。
お酒が強かったので社長のお覚えもめでたかったらしい。
所長と言っても二三人の小さい営業所。
ある日夜に一人で仕事をしていると来客があった。
一目でその筋の人と分かる怖いお兄さん。
「所長はいるか?」
当時知人は20代だったので来客は所長だとは思わなかったらしい。
所長と言うのはそれなりの年配の人だろうと思い込みが合ったのだろう。
とっさに知人は「今いません」と答える。
その後何度も怖いお兄さんはやってきたがそのたびにいないと追い返された。
お兄さんは疑うこともなくそのうちに諦めてこなくなった。
今不況で物が売れないらしいから営業マンも大変だろうが当時は(20年位前)はこんなのん気な会社もあったらしい。
と言うような昔話風な今日の日記でした。
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