上高地には魅力がある。

初めて行ったのは、22歳の頃。
河童橋から大正池まで小雨の中を散策。
池に飛び出た古木の幻想的な様子が目に焼きついている。
5千尺ロッジに泊まって、仲間と一緒に楽しかった思い出が心に浮かんでくる。
それから何十年もたって、2004年に2回目。
晩秋の頃。
何もかも灰色の世界。
1日目は大正池から河童橋まで散策。
2日目は河童橋から明神池。この日も小雨が降る中、散策した。
お猿さんも登場してくれて、ビックリした。
次の年が申年ということもあって、年賀状の主役になってくれた。
そして 今年2006年の旅 。
快晴のお天気。
宿もインターネットで探し、河童橋の真ん前のホテルに決め。
土日まるまる上高地の自然の中にどっぷり浸かる念願の旅となったのです。
朝5時起きで、新幹線、JRで松本まで、バス2時間。
ホテルに荷物を預けて、
河童橋から徳沢方面へ6キロ余り歩いた。
河童橋付近は家族連れが多くて賑やかだったが、
こちらに来ると登山の格好をした人々が目に付いた。
上高地は不思議なところだ。
本格的な格好をした人がいるなぁ~と思ったら、
次に会う人はハイヒールを履いていたというように。
さすがにこの辺りにはハイヒールの女性は見かけなかったが。
キャンプ場もあり、広い原っぱみたいなところに、テントを広げていた。
横を通ると、ワインのボトルを広げてチーズにパン、おいしそうな料理を口に運んでいる人たちもいて、海外に居るような気になった。
こんなおしゃれなキャンプを一度はやって見たい気がした。
もちろん景色も美しく、有名な小説井上靖の「氷壁」の舞台となった、 「前穂高」の眺めが良い場所とか梓川の流れを思う存分味わえた。
往復13キロの歩きでさすがに、グッタリしたが、温泉に入り、
美味しい料理を頂いて、大満足の1日だった。


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