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二月は逃げるように本日で終わりです。短いなぁ。明日から3月ですが、東京では3ヶ所劇場で歌舞伎が上演されまして、それぞれに大いに期待しています。そこで、どんなものが掛かるのか、新聞などのインタビューを読んでおきました。最初は、国立劇場からまいりましょう。若手として台頭著しいお二人が初役で挑む、「新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)」です。いつも観るのは、「魚屋宗五郎」となっていますが、今回は、その前の段のお話もありますので、ストーリーを追って観られるのが良いですね。-------------------------------楽屋ばなし:尾上松緑 魚屋宗五郎役に初挑戦 尾上松緑が3月の国立劇場で「新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)(お蔦殺しと魚屋宗五郎)」の宗五郎役に初挑戦する。五代目尾上菊五郎が初演し、六代目菊五郎から二代目松緑(現松緑の祖父)が受け継いで生涯のあたり役とした。現・菊五郎の監修になる。 魚屋の宗五郎の妹お蔦が奉公先の旗本に不義の疑いで手討ちにされた。冤罪(えんざい)と知った宗五郎は酒を飲んで暴れ、磯部の屋敷に乗り込む。 「思い入れの強い役のひとつです。祖父のあたり役ですが、よく見ているのは菊五郎のおにいさんのもの。一から教えていただき、世話物の息を覚え、江戸のにおいや風情をつかみたい」 宗五郎が断っていた酒を飲んで次第に酔っていくくだりでは、父や祖父が用いた湯飲みなどを用いる予定だ。「演じるというより、どこまで宗五郎になれるか。予定調和になりすぎてはいけない。千秋楽を迎えた時に、やっと第一歩を踏み出せるかもしれない。それぐらいの気持ちで臨みます」。3月5~27日。問い合わせは0570・07・9900へ。【小玉祥子】毎日新聞 2009年2月25日 東京夕刊http://mainichi.jp/enta/geinou/news/20090225dde012200058000c.html--------------------------------------<歌舞伎>片岡孝太郎 『新皿屋舗月雨暈』で女形2役 松緑とコンビで初役チャレンジ 若手女形としてメキメキ腕をあげている片岡孝太郎が、東京・国立大劇場の三月花形歌舞伎公演の通し狂言「新皿(しんさら)屋舗(やしき)月雨暈(つきのあまがさ)」(5-27日)で、清純な娘・お蔦としっかりものの女房おはまの対照的な二役を演じる。通称「魚屋宗五郎」で知られるこの狂言で、お蔦役は、最近はあまり上演されない前半「お蔦殺し」の主役。後半「魚屋宗五郎」の主役・宗五郎を演じる尾上松緑とともに初役のフレッシュコンビだ。 (富沢慶秀) 河竹黙阿弥が五代目尾上菊五郎から「酒乱の役で世話狂言を」と頼まれ、菊五郎の当たり役だった怪談物「播州皿屋舗」の設定を取り入れて書いた晩年の傑作。明治十六年、東京・市村座で初演。戦後、二世尾上松緑が磨き上げた菊五郎劇団の財産演目だ。 「(片岡)仁左衛門家とは縁のない演目と思っていましたが、上演年表を見ると十代目、十四代目の名前もあり、驚くとともに、そんな舞台に出られるのがうれしい」と、現十五代目の長男・孝太郎。 芝片門前で魚屋を営む宗五郎の妹お蔦は、旗本磯部主計之介の懇望で奉公に上がる。用人の岩上典蔵が横恋慕し、殿様の愛猫を捜しにきたお蔦に強引に迫る。冷たく拒絶されたため、お蔦の不義を言い立て家宝の茶わんを割った罪までかぶせてしまう。 それにすっかり乗せられた主計之介が、お蔦を斬り殺して井戸に落とし、その亡霊まで現れる趣向。ここまでが前半。後に真相を聞かされた兄・宗五郎は、断酒の禁を破って磯部家に暴れ込む後半へとつながる。 「自分がやるとは思ってもいなかったが(坂東)三津五郎兄さんのお蔦を見ているんです」 平成元年、国立小劇場での舞台をしっかり覚えている。まだ八十助の時代、宗五郎と二役だったが、その後、通しで上演される機会は少なく、そのときのお蔦の印象が鮮明のようだ。 「あらためて本で確かめると、魚屋の娘であるお蔦は、想像していた以上に庶民的な娘で、おはまの方は世話女房。菊五郎兄さんによく見てもらいながら、いい舞台にしたい」 ほとんど女形ばかり。だが「立役へのあこがれはある」。五年前に初舞台を踏んだ長男の片岡千之助が、三月一日に九歳の誕生日。「立役が多い家の芸が、この父を飛び越して子どもに伝わりそう」と苦笑する。 今回、初の試みとして、三月九、二十三、二十六日の公演終了後、孝太郎と松緑の主役二人による無料の「アフタートーク」がある。「化粧を落とした素顔で、思い付くままフランクにしゃべります」(孝太郎) 公演は午前11時半開演。7、14、21日は午後4時半も。18日休館日。8千5百-千5百円。(電)0570・07・9900。東京新聞 2009年2月28日http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2009022802000214.html------------------------------二世尾上松緑が磨き上げた菊五郎劇団の財産演目とのことで、お二人とも張り切っているようです。国立劇場へは、3月8日に行く予定にしています。
2009年02月28日
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春は行きつ戻りつして、雪が降ったり寒い一日でした。他の歌舞伎ブロガーさんの記事更新をチェックしてたら、とんでもない嬉しい情報が・・・。たった一日だけですけど、普段の舞台では観られない俳優さんの素顔と言うか、別の顔が観られて楽しい俳優祭が行われるようです。今年は、どんな演目で、どなたが主役になるのか、今から楽しみです。前回は平成19年5月でした。こんなレポートもあったっけ・・・。------------------------------2009.02.27 ●速報!第35回「俳優祭」開催決定! 毎回皆様にご好評いただいている「俳優祭」の第35回の開催が決定しました。下記の日程・会場以外の概要については現在検討中です。日程/平成21年4月27日(月) 昼夜二回公演会場/歌舞伎座 演目・出演者・入場料・前売り等の詳細は、追って発表いたします。近日中に俳優祭特設ページを開設し、詳細はそちらで発表していく予定です。どうぞお楽しみに! ※俳優祭の沿革・目的や、過去の俳優祭の模様はこちらのページをご覧ください。 ------------------------------俳優協会は、こちら。
2009年02月27日
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第81回米アカデミー賞で、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞を受賞して、どのようなお仕事なのかあらためて知る機会でもあります。人間、だれもが祖父母や両親などを見送ったり、そして自分自身も人生の最後に見送られることになるはず。そんなときにお世話になるであろう方の一人がおくりびとと言われる「納棺師」ではないでしょうか。もちろん、愛する肉親とのお別れの際にもお世話になりますし、その悲しい永久のお別れをやさしくしてくれるのが納棺師でもあるかと思います。旅立ちの衣装を着せて棺に納める仕事。納棺は遺族が死と向き合う大切なひとときであるため、可能な限り遺族に参加を促し、故人とお別れをしていただくよう努める必要がある。厳粛でありながら、いかにおだやかな雰囲気を作り出すことができるか、力量が問われる。(All About 「おくりびと納棺師の仕事」より)そんな重たい話題を映画にしたら、どうなったのかは、映画館で見ておきたいものです。まだ、観ていない方や映画ファン以外の方も、ぜひ、お近くの映画館へ。アカデミー賞により、世界36カ国で公開予定だそうで、我が日本ならすでに昨年から上映されているので見た方も多いとは思いますが、もう一度ってことでも宜しいかもしれません。≪お知らせサイトから、どんなお話か調べておきましたので参考まで≫所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め、妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。戸惑いながらも社長の佐々木に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた。納棺師とはなんと素敵な仕事だろう。主演の本木雅弘と山崎努のスムーズな手の動きに思わず見とれてしまう。それは美しく厳かな旅立ちの儀式にふさわしい所作なのだ。かつて旅先で遭遇した納棺の儀式に感銘を受けた本木の発案だというユニークな題材を持つ本作。『病院へ行こう』『バッテリー』などユーモアを交えつつ感動を生む人間ドラマが得意な滝田洋二郎監督がメガホンをとり、放送作家・小山薫堂が初めての映画脚本を手がけている。誰もがいつかは迎える死と、その日が来るまで笑って泣いて生きる人々の姿を、夢や仕事への誇り、あるいは親子、夫婦の絆を浮かび上がらせて描いた本作は誰の心にも深く残るに違いない。監督滝田洋二郎 脚本小山薫堂 音楽久石譲 出演本木雅弘 広末涼子 余貴美子 吉行和子 笹野高史 山崎努 どこで上映されているのかは、松竹の映画サイトで一番下に「おくりびと」がありますので、上映劇場一覧を見れば分かりやすいですよ。こちらが松竹映画です。そうだ、シネマ歌舞伎の「連獅子。らくだ」の上映劇場も分かりますよ~。死の尊厳を描く『おくりびと』が老若男女に感動を与える理由 なんぞは、こちら。
2009年02月26日
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本日は、歌舞伎座も大阪松竹座も千穐楽です!大阪には行けませんけれど、歌舞伎座とシネマ歌舞伎でリフレッシュいたしました。今月の歌舞伎座は楽日まで数日と言うところで観てきたわけですけれど、ちょっと気になることがありましたので、苦言をばひとつ。昨年末から平日のシフト休日がつぶれることが起こり、絶対に休める日曜日と祝日に観劇せざるを得ません。まぁ観られないわけではないから良しとしておきましょう。わずか2ヶ月の日曜・祝日メインの観劇で気づくのは、マナーの悪さ。平日だって同じようなことは時たまありますが、休日メインが2ヶ月しか続いていないのに毎月のことでは、たまりません。特に、どこぞの会社みたいなところの招待みたいなのは最悪。お弁当やお土産の入った大きな紙袋をがさがささせたり、幕が開いてからもぺちゃくちゃとおしゃべりをやめません。最近目にする若いご婦人ですが、洋式便座にすわるかのごとく、椅子の中央から前の方に腰掛け股を広げて前のめりよりひどく、後ろの迷惑も顧みないお姿も目立ちます。中には、ふんわかした帽子をかぶったままとか、大きなリボンを付けて視界をさえぎることおびただしいものも。お育ちが宜しかったようでして、のびやかに育ったのでしょうけれど、あまりにひどいです。なので、22日の夜の部では、自分の両脇の方や自分の後ろ3列までの方(後ろが3列しか無かったですけど)と衆議一決、休憩時間に係員に注意してもらうよう、数人でお願いしてきました。開演前に係員が該当する席に説明しにきまして、その後は事なきを得た次第です。このようにどこか一つの席で、こうした迷惑な座り方をすると、後ろに迷惑するってことを知っておいていただきたいものでございます。3月の歌舞伎座は「元禄忠臣蔵」で3人の蔵之助を観られます。平穏な観劇ができますかどうか・・・。写真は、歌舞伎座に貼り出されていたポスターです。
2009年02月25日
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昼の部に引続きまして、二月大歌舞伎夜の部です。昼の部の記録は、こちら2月22日(日)夜の部一、倭仮名在原系図 蘭平物狂(らんぺいものぐるい)奴蘭平実は伴義雄 三津五郎在原行平 翫雀水無瀬御前 秀調一子繁蔵 宜生与茂作実は大江音人 橋之助女房おりく実は妻明石 福助(みどころ)奴の蘭平(三津五郎)は、須磨で別れた松風を恋焦がれる主人在原行平(翫雀)のために、松風と瓜二つのおりく(福助)と、その夫の与茂作(橋之助)を館へ連れてきて、行平の奥方水無瀬御前(秀調)と対面させます。何も知らない行平はおりくを松風と信じ、その機嫌も直りますが、館の内で曲者が騒ぎを起こすので、追っ手の役を蘭平の子繁蔵(宜生)に命じます。しかし我が子の様子ばかりを気にかける蘭平を見て、行平は怒ってこれを斬り捨てようとしますが、刃を見ると気絶する奇病のために蘭平は倒れ伏します。 やがて気を取り戻した蘭平は、心乱れたまま狩衣を身にまとい踊りに興じます。まもなく繁蔵が曲者の首を打って戻ると、行平は繁蔵の働きを褒めて武士に取り立てるのでした。一方、与茂作は、行平を親の仇と言って詰め寄るので、行平はこれを捕らえて蘭平と勝負するように命じます。そこで与茂作が蘭平に斬りかかりますが、先ほどの奇病は起らず、蘭平は意外な話を語り始めます。 前半の物狂いの踊りと、後半の大立廻りが見どころの作品をご覧頂きます。≪ワンポイント観劇記≫実際のストーリーはかなり入り組んだもののようですが、奴の蘭平が刀を見ると気が狂うと言うのは仮病で父の仇を油断させるためのものだったとか。前半は、竹本の語りに乗っての場面が多くてゆったりしておりました。さてさて、今回のお目当ては、大梯子を使ったさまざまな立回り。最年長で奴の蘭平を演じる三津五郎さんに合わせたのか、始めのほうは比較的ゆったりとしていたように感じます。それでも延々と30分ほどの立回りは、梯子に乗ったり、水屋の屋根から飛び降りたりと、危険な大技もありまして、見応えばっちり!二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)武蔵坊弁慶 吉右衛門源義経 梅 玉亀井六郎 染五郎片岡八郎 松 緑駿河次郎 菊之助常陸坊海尊 段四郎富樫左衛門 菊五郎(みどころ)武蔵坊弁慶(吉右衛門)の進言により、源義経(梅玉)は強力に、亀井六郎(染五郎)、片岡八郎(松緑)、駿河次郎(菊之助)、常陸坊海尊(段四郎)ら家臣たちは山伏に姿をかえて、都を落ちて行きました。 富樫左衛門(菊五郎)の守る安宅の関は、義経主従を捕らえようと山伏の通行を固く禁じていますが、弁慶はある巻物を東大寺再建のための勧進帳と偽って読み上げ、富樫の質問に次々と答えていきます。こうして富樫は、一行の通行を許しますが、強力を見咎めてこれを呼び止めます。すると弁慶は金剛杖で義経を打擲し、富樫の疑いを晴らそうとします。この姿を見て富樫は、一行が義経主従と悟りますが、主君を思う弁慶の心に感じ入り、ついに関を通すのでした。 歌舞伎十八番のひとつで、屈指の人気演目でもある作品を上演する注目の舞台です。≪ワンポイント観劇記≫お一人で一千回も演じている方もおりますけれど、吉右衛門さんは四年振り。富樫の菊五郎さんと平成の菊吉による勧進帳は、それはそれで大きく、四天王の顔ぶれだけでもすごいのに最後まで息抜きなど出来ないほど惹きつけられました。四天王の詰め寄りが、あんなにも「が、がぁ~っつ」と押し詰めてくるのを感じたのは初めてのことでもありました。当然、拍手の嵐、嵐の連続でもあり、現在の歌舞伎座で最後になるかもしれない勧進帳としてふさわしい舞台でした。富樫の太刀持ちは、音羽屋さんからのご指名だそうでして、梅玉さんの部屋子、梅丸くんでした。将来は梅玉さんを継ぐことになるのでしょうか、楽しみです。(それまで、こっちの身体がもつかどうか怪しいものですけどね・・・)なお、吉右衛門さんは、第16回読売演劇大賞選考委員特別賞にも選ばれています。こちら。三、三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ) 大川端庚申塚の場お嬢吉三 玉三郎和尚吉三 松 緑夜鷹おとせ 新 悟お坊吉三 染五郎(みどころ)夜更けの大川端を歩く娘は、実は女装の盗賊お嬢吉三(玉三郎)で、夜鷹のおとせ(新悟)の持つ百両を奪い取ります。一方、これを見ていたお坊吉三(染五郎)は、その金を巻き上げようとして、ふたりは争い始めます。しかしそこへ通りかかった和尚吉三(松緑)が、ふたりを仲裁し、今日の出会いをきっかけに三人の吉三は義兄弟の契りを交わします。 七五調の名台詞溢れる黙阿弥の作品をお楽しみ下さい。≪ワンポイント観劇記≫夜の部の切狂言は、黙阿弥の名台詞が並ぶ、耳にも心地よいお芝居です。道を聞かれて案内してあげたのに、お嬢吉三が正体を現して玉三郎さんの男声で脅され大金を奪われたうえに、大川に落とされてあっという間に出番が終った新吾くん、ご苦労様。以上、簡単にポイントだけ絞って記録しておきました。
2009年02月24日
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先ずは、第81回米アカデミー賞で、滝田洋二郎監督の「おくりびと」が外国語映画賞を受賞。日本作品の同賞受賞は1956年に現行のノミネート方式になってから初の快挙だそうです。おめでとうございます。さてさて、今月の歌舞伎座観劇は、ずし~ん、と来るような顔合わせでした。それぞれが主役を演じることが出来るような方が脇を固めたり、ご馳走で付き合ったりと、歌舞伎座さよなら公演は、こんな顔合わせが続くのでしょうか。では、昼の部から、歌舞伎美人の資料をお借りしまして記録をまとめておきましょう。歌舞伎座さよなら公演 二月大歌舞伎2月22日(日)昼の部一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 加茂堤 賀の祝桜丸 橋之助八重 福助松王丸 染五郎梅王丸 松緑斎世親王 高麗蔵苅屋姫 梅枝三善清行 松江春 扇雀千代 芝雀白太夫 左團次(みどころ)加茂堤 帝の弟斎世親王の舎人である桜丸(橋之助)は、妻の八重(福助)の手助けを得て、加茂明神に参詣した斎世親王(高麗蔵)と、菅丞相の養女の苅屋姫(梅枝)を牛車の中で逢引させます。しかしこれを悟った三善清行(松江)が現れるので、桜丸は牛車に近付く清行を打ち払います。この騒ぎの中、親王と苅屋姫は落ち延びて行きます。そこで桜丸は牛車を八重に任せ、自らはふたりの後を追うのでした。賀の祝 佐太村に住む百姓白太夫(左團次)の七十の賀を祝う宴に、その子息で三つ子の兄弟である松王丸(染五郎)と妻の千代(芝雀)、梅王丸(松緑)と妻の春(扇雀)、そして桜丸と八重が揃うはずでしたが、桜丸だけが姿を見せません。やがて松王丸と梅王丸は喧嘩を始め、三つ子の名前の由来となっている菅丞相の愛樹である桜の枝を折ってしまいます。不吉な雰囲気が漂う中、宴も終わると、ひとり悄然とした桜丸が姿を現し…。 梅の季節にふさわしい義太夫狂言の名作を、清新な顔ぶれで上演します。 ≪ワンポイント観劇記≫この演目は、江戸時代から三大人気狂言の一つです。三大狂言とは、他に仮名手本忠臣蔵と義経千本桜があります。普段は、通し狂言と言うことではなくて、一部分だけの見取り狂言として上演されることが多いので、なかなかお話しの筋をつかむ事が難しいのです。今回の菅原伝授手習鑑も、車引と寺子屋は上演機会が多く、何度も拝見してきました。今まで、どうして三つ子の兄弟がそれぞれ別の主人に仕えることになったのか、末弟の桜丸が何故切腹しなければならなかったのか、分からないままでした。そうした部分を知るには、「加茂堤」で桜丸が仕えていた斎世親王に恋の取り持ちをしたことが政敵に知られて政争となってしまい、責任を感じてと、言うことに・・・・。斎世親王が乗ってきた牛車、大人二人が乗れる立派なものです。黒い牛もさしずめ黒毛和牛。時おり演技をするのですが、かわいい牛でした。通しですと、この幕の後に「車引」があり、大宰府に流された菅丞相の舎人である梅王丸と斎世親王の舎人である桜丸がそれぞれ職を失い、政敵の藤原時平の舎人となっていた松王丸と争う、荒事の場面なのだそうです。今回は、「車引」を飛ばして、「賀の祝」。実は、2月の歌舞伎チャンネルで放送されていて何度か観て、お話しの筋はつかめていたので、気楽な観劇でした。三つ子の兄弟のそれぞれの持ち味を若手花形がどう現すかでして、長兄の梅王丸は、弟思いなところがあることがあるってこと。次男の松王丸は、父親に勘当してくれと申し出るなど豪放磊落的雰囲気を持つってこと。(しかし、寺子屋では父や他の兄弟が仕えて菅丞相の子息を守るために我が子を犠牲にしたり、自害した桜丸を不憫に思っています)末弟の桜丸は、とても優しく、その優しさが仇となってしまったってこと。松王丸と梅王丸の兄弟喧嘩の場面は、荒事的要素もありますから、それぞれの型が決まるところでは、きちんと足先の親指がピシッと反り返っていました。喧嘩の最中に米俵を振り回して、庭の桜の枝に当たって折れてしまいましたけれど、梅王丸が振り回していたときに当たったものでした。三つ子のそれぞれの女房もそれぞれの雰囲気を持っていましたけれど、桜丸の女房・八重だけが若作りって感じ。それでも加茂堤、賀の祝ともに福助さんが目指すべき真女形への姿を感じさせるものでした。(妙な笑いを取ることなどしなくても良いのですし、笑い顔のゆがみが出なければ良いのです)いやはや、70歳の父親が大宰府まで出向き、菅丞相の身の回りのお世話をするってことでして、父親は我が子や家のために何歳になっても大変ですね。賀の祝の後半、桜丸切腹は、葵太夫と長一郎の出語り。こちらも聞き応え見応えありでございました。二、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ) 道行より鐘入りまで白拍子花子 玉三郎白拍子花子 菊之助(みどころ)春爛漫の道成寺に花子(玉三郎)と名乗る白拍子が現れますが、そこへもうひとりの花子(菊之助)が出現します。そしてふたりは、所化たちが見守る中、金冠の踊りに始まり、手踊りや、花笠、鞨鼓、鈴太鼓を使っての踊りなど、次々と艶やかに踊っていくのでした。 平成十六年に歌舞伎座で初演された『娘二人道成寺』は、ふたりの花子が時には姉妹のように、時には陰と陽の存在となって踊る斬新な振付と演出が話題となりました。歌舞伎座では三回目となる上演をどうぞご期待下さい。≪ワンポイント観劇記≫最初に花道から登場した花子は菊之助さんで、続いて花道七三のすっぽんからもう一人の花子・玉三郎さんの登場でした。竹本の浄瑠璃から始まり、長唄囃子連中が10丁10枚、お囃子が9人(太鼓2、笛2)と、それはそれは豪華でしたし、所化さんの人数の多さも圧巻。所化さんの舞尽くしは、満太郎さんでしたでしょうか、「シュウマイ。うまい。めまい・・・」など基本パターンのようでした。二人道成寺の多くは二人でリレー式に踊るものだったそうですが、玉三郎・菊之助が平成16年1月に歌舞伎座で新たな娘二人道成寺を演じ、新風を吹きこんだとのこと。部分部分で分けて踊るのではなく、同じ衣装と化粧で同じ踊りを踊るのですから、一人に見えたり二人になったりと錯覚させるような踊りです。これは、同じ部分を踊るときは、ぴったりと合わなければならないわけでして難しかろうと痛感。烏帽子をはずす場面では、玉三郎花子が釣鐘の紐に後ろ向きで投げて掛ける型、菊之助花子が三方の上に乗せる型と、二つの型を同時に見られます。鞠唄のところでは、玉三郎花子は中央で小さく回り、菊之助花子は、その周りを大きく回ると言う演出でしたが、こうしたところにも何か・・・感じられるものがありました。三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)左官長兵衛 菊五郎女房お兼 時蔵和泉屋手代文七 菊之助娘お久 尾上右近角海老手代藤助 團蔵和泉屋清兵衛 三津五郎家主甚八 左團次鳶頭伊兵衛 吉右衛門角海老女房お駒 芝翫(みどころ)今日も博打で負けた左官の長兵衛(菊五郎)が帰宅すると、女房のお兼(時蔵)は娘のお久(尾上右近)がいなくなった旨を告げます。そこへ吉原角海老の藤助(團蔵)が現れ、お久が角海老にいることを告げます。実はお久は家の借金を払うために身を売ろうと、角海老に向かったのでした。 この孝行心に胸をうたれた角海老の女房お駒(芝翫)は、長兵衛に五十両を貸し与えますが、長兵衛は五十両の掛け金を紛失し身投げしようとしていた和泉屋の手代文七(菊之助)にその金を差し出します。ところがこの話を信じないお兼は怒り、仲裁する家主の甚八(左團次)をよそに、夫婦喧嘩となります。ここへ和泉屋清兵衛(三津五郎)が文七を連れて現れ、昨日の長兵衛の情けに感謝して、五十両を返却します。続いて鳶頭の伊兵衛(吉右衛門)が一挺の駕籠を案内して来て…。 三遊亭円朝の人情噺を劇化した作品を、豪華配役で上演する話題の舞台です。≪ワンポイント観劇記≫昼の部の最後は、やたらめったら豪華顔合わせの三遊亭円朝落語から、江戸っ子のお話し。真っ暗闇の家に戻った左官の長兵衛が発する「いま戻ったよ~」だけで笑い声が・・・。角海老女房お駒の芝翫さんは、芝翫縞の羽織で如何にも女主人です。文七の主人・和泉屋清兵衛に三津五郎が、鳶頭伊兵衛に吉右衛門が付き合うなんて、ご馳走でありました。以上は昼の部だけです。引続き、夜の部になりますが、また後刻といたします。
2009年02月23日
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本日は朝から超満員の歌舞伎座にこもっていました。観劇記録は盛り沢山になりそうなので、明日以降にゆっくりとまとめてみます。本日はちょっと遅くなりましたが、先日、第16回読売演劇大賞が発表され、歌舞伎界から二人が選に入ったお話しです。お二人とは、選考委員特別賞に中村吉右衛門さん、杉村春子賞(新人賞)には、投票委員から最も推薦を受けた中村勘太郎さんです。以下、主催の読売サイトより、記録しておきます。---------------------------------第16回読売演劇大賞は、昨年1年間の舞台芸術から選考し、下記のように決まりました。正賞は佐藤忠良氏制作のブロンズ像「蒼穹(そうきゅう)」。副賞は大賞・最優秀作品賞に200万円、その他の最優秀各賞、杉村春子賞、芸術栄誉賞、選考委員特別賞に100万円を贈ります。贈賞式は2月26日、東京の帝国ホテルで行います。◆大賞・最優秀作品賞=「焼肉ドラゴン」(新国立劇場)◆最優秀男優賞=平 幹二朗 同女優賞=宮沢りえ 同演出家賞=サイモン・マクバーニー 同スタッフ賞=謝 珠栄◆杉村春子賞=中村勘太郎◆芸術栄誉賞=TPT◆選考委員特別賞=中村吉右衛門◇優秀作品賞=「春琴」「スカーレット・ピンパーネル」「表と裏と、その向こう」「人形の家」◇同男優賞=市村正親、小林勝也、申哲振◇同女優賞=市原悦子、高秀喜、深津絵里、吉行和子◇同演出家賞=鵜山仁、千葉哲也、前川知大、梁正雄・鄭義◇同スタッフ賞=今村力、太田雅公、奥秀太郎、中川隆一(敬称略) 選考委員特別賞 中村吉右衛門「逆櫓」「大老」の演技◆目をみはる充実ぶり 審査評 矢野誠一昨今の中村吉右衛門の充実ぶりには目を瞠(みは)るものがある。2008年の舞台では、9月秀山祭での『逆櫓(さかろ)』の樋口次郎、『盛綱陣屋(もりつなじんや)』の盛綱、『河内山』の宗俊(そうしゅん)の3役を白眉(はくび)に、『一條大蔵譚(ものがたり)』の一條大蔵長成、『関の扉(と)』の関守関兵衛(せきべえ)、『すし屋』のいがみの権太などに加えて、『けいせい浜真砂(はまのまさご)』の真柴久吉、『東海道四谷怪談』の民谷伊右衛門、『大老』井伊直弼(なおすけ)と三つの初役にいどみ、いずれも見事な成果をあげてみせた。杉村春子賞(新人賞)は、投票委員から最も推薦を受けた中村勘太郎、深津絵里の2人に絞りこまれた。深津は「もはや最優秀女優賞を争うべき存在」と評され、「次のステップへ進んでほしい期待を込めて」勘太郎が選ばれた。選考委員特別賞はすきのない圧倒的な演技力で充実期を迎えた中村吉右衛門に栄冠が輝いた。-------------------------------------審査評など詳しくは、こちら。
2009年02月22日
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本日は、訃報をキャッチして飛び出してきました。歌舞伎の名脇役で人間国宝の中村又五郎さんが、今朝早く94年の生涯を閉じました。心よりご冥福をお祈りいたします。(合掌)お正月二日に歌舞伎座で行われた、古式顔寄せ手打ち式には舞台上に並んでお座りになっておられましたが、お姿を拝見するのも、これが最後になってしまったのであります。歌舞伎チャンネルの2月放送、「菅原伝授手習鑑、賀の祝(平成9年4月歌舞伎座)」にて、白太夫を演じておられました。時世時節は変わるものですから仕方が無いのですが、私が歌舞伎を観始めたのが遅かったので、ついにこの方の生の舞台を観ることは出来ませんでした。ネット配信の記事もありましたので、お借りしておきます。-----------------------------------歌舞伎俳優最高齢・人間国宝の中村又五郎さん死去(asahi.com)現役最高齢の歌舞伎俳優で、歌舞伎界の生き字引的存在だった、人間国宝の中村又五郎(なかむら・またごろう、本名中村幸雄=なかむら・ゆきお)さんが21日午前4時10分、老衰のため死去した。94歳だった。通夜は26日午後6時、葬儀は27日午前11時30分から東京都港区芝公園4の7の35の増上寺で。喪主は長男中村甚之介さん。 初代中村又五郎の長男。21年、早世した父の名を継ぎ6歳で二代目又五郎を名乗り初舞台。都内の劇場を人力車で掛け持ち出演する名子役だった。初代中村吉右衛門に師事し、六代目尾上菊五郎にも可愛がられ、昭和初期を代表する両名優の芸を学んだ。 立ち役としては小柄だったが、古典の品格と深い情感を備えた正統派の演技で、女形や老け役も数多く演じた。 青年時代の当たり役に「義経千本桜」の小金吾、近年では「逆櫓」の権四郎、「髪結新三」の家主、「盛綱陣屋」の微妙など。国立劇場の歌舞伎俳優研修の講師を66年の開場時からつとめ、多くの人材を歌舞伎界に送り出した。 国際交流にも熱心で、フランスやハワイで歌舞伎の実技指導を行ったほか、94年に能・文楽・歌舞伎の演者がそれぞれ「俊寛」を上演する企画の欧州公演に参加し、俊寛を演じた。舞台活動と人材育成の功績の両面が評価され、97年に歌舞伎脇役として2人目の人間国宝に選ばれた。 近年は舞台出演が減っていたが、04年に東京・歌舞伎座で上演された中村勘三郎主演の「今昔桃太郎」で、約半世紀前の勘三郎の初舞台でもつとめた犬の役を再び演じた。最後の舞台は06年4月の「六世中村歌右衛門五年祭追善口上」。09年1月の歌舞伎座さよなら公演古式顔寄せ手打ち式にも姿を見せた。 芸談や歩みをまとめた本に郡司道子著「聞き書き 中村又五郎歌舞伎ばなし」、作家の池波正太郎の「又五郎の春秋」などがある。 -------------------------------中村又五郎さん死去…歌舞伎の名脇役、人間国宝(読売新聞)歌舞伎の名脇役として知られた人間国宝の中村又五郎(なかむら・またごろう、本名・幸雄=ゆきお)さんが、21日午前4時10分、老衰のため、東京都内の自宅で死去した。94歳だった。 告別式は27日午前11時30分、同港区芝公園4の7の35増上寺光摂殿。喪主は長男、甚之介さん。 歌舞伎の小芝居のスターだった初代中村又五郎の長男として東京に生まれた。6歳のとき父を亡くし、初代中村吉右衛門に預けられた。1921年1月、市村座で二代目又五郎を名乗り初舞台。吉右衛門のほか、六代目尾上菊五郎にもかわいがられ、2大名優の元で名子役として重用された。 歌舞伎界の最長老として生き字引のような存在で、立ち役・女形を問わず端正な芸を披露し、「佐倉義民伝」の甚兵衛など脇役や老け役に回って芝居を引き締めた。2006年4月の「六世中村歌右衛門五年祭追善口上」が最後の舞台出演となった。 70年に国立劇場が歌舞伎俳優養成事業を開始して以来講師を勤め、後進の育成に尽力した。中村勘三郎さんら人気俳優のよき相談相手となるなど、若手の師匠のような存在だった。75年に紫綬褒章、96年に日本芸術院賞、97年には人間国宝に認定され、99年に菊池寛賞を受賞。-------------------------------歌舞伎の名脇役 人間国宝の中村又五郎さん死去 (産経新聞) 多くの役者を育てた歌舞伎の名脇役、中村又五郎(なかむら・またごろう、本名・中村幸雄=なかむら・ゆきお)さんが21日午前4時10分、老衰のため、東京都内の自宅で死去した。94歳。東京都出身。自宅は非公表。通夜は26日午後6時、葬儀・告別式は27日午前11時半から東京都港区芝公園4の7の35、増上寺光摂殿で。喪主は長男、中村甚之介(なかむら・じんのすけ)氏。 大正3年7月21日生まれ。父親は初代中村又五郎。父親に早く先立たれ、6歳で2代目又五郎を襲名して初舞台。名子役と言われた。父親と親しかった名優・初代中村吉右衛門のもとで修業し、女形や若衆、のちに立役(男の役)、敵役、三枚目、老女役と芸域を広げ、歌舞伎界の最年長者として後進の指導にも当たっていた。 近年、中村勘九郎の「髪結新三(かみゆいしんざ)」に大家の長兵衛役でしばしば出演。勘九郎演じる小悪党の新三の上前をはねる強欲な大家をユーモラスに演じてファンを喜ばせた。 また、昭和45年に国立劇場が発足させた歌舞伎俳優研修制度の主任講師をつとめ、50人余の役者を歌舞伎界に送り込んだ。「教えることは教わることでもある」が持論で、市川猿之助一門の市川笑也ら人気スターも育てている。 又五郎さんのファンだった作家の故池波正太郎氏に「又五郎の歳月」の著書があり、人気シリーズ「剣客商売」の主人公、秋山小兵衛は又五郎さんをイメージして書いたという。 ------------------------------18代勘三郎さんが勘九郎時代に公演中のことですが、勘九郎さんの父である17代勘三郎さんの訃報を聞いた又五郎さんたちが本人に終るまで知らせないことに。しかし、舞台で勘九郎さんの相手役を演じていて涙を流す場面では無いのに泣いていたので、勘九郎さんが「それとなく感じ取った」と言うお話しを何かの本で読んだことがあります。又五郎さんのお人柄とか芝居巧者ぶりを、こんなところでも垣間見ることができます。合掌
2009年02月21日
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昨夜来の雨が昼には上がり、雪にならず良かったです。今月の歌舞伎座の日程を明後日に控えておりまして、暖かくなることを祈ります。2月20日は、どうやら「歌舞伎の日」とか言われているようでして、調べてみたら、『1607(慶長12)年のこの日、出雲の阿国が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で初めて歌舞伎踊りを披露しました。1603(慶長8)年、京都四条河原で出雲の阿国が歌舞伎踊りを始めたのが歌舞伎の発祥とされています。四条河原では、それ以後女歌舞伎が評判となりました。』とのことでした。なんと!! 402年も前のことなのです。ちなみに、もうひとつ、歌舞伎の日とも言われているのが、歌舞伎座開業記念日、11月21日なのだそうです。これは明治22年(1889)の11月21日に東京木挽町に歌舞伎座がオープンしたことにちなむとか。まさに120年ですね。建て替えで取り壊されることになっているため、今年から来年4月までの「歌舞伎座さよなら公演」が、いかに歌舞伎俳優さんたちにとって思い入れのあることか、分かろうと言うものです。
2009年02月20日
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二月は逃げる月とか言われているらしいのですが、どなたかご存知でしょうか。たしかに28日しかありませんから、あっという間に逃げてしまう感じです。そんな二月の本日、19日は二十四節気の1つ、雨水(うすい)。2月19日ごろからから啓蟄までの期間のことだとも言われているようです。難しいことは、ともかく、空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころのことを言い表しているとかで、上手い事を言うものです。水資源保護のために雨水(あまみず)でも蓄えて、洗車や庭の散水などに活用してみるのも良いかもしれません。何はともあれ終日疲れるようなことが無かったので、早く帰れて、やれやれの一日でした。
2009年02月19日
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毎日のように疲れることばかりが続くものです。ネタが尽きないのでしょうか。一つの事案にも賛否両論ともに正論ならネタが尽きることもなさそうです。日経平均がバブル後安値水準に近づきまして、買い時が近いのでしょうか。------------------------------東証大引け、3日続落 銀行など金融セクターに売り、トヨタは上昇 18日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落。大引けは前日比111円07銭(1.45%)安の7534円44銭と2008年10月27日のバブル後安値(7162円90銭)以来、約4カ月ぶりの低水準を付けた。前日の米株式相場が金融不安や景気低迷の長期化懸念などで大幅安となり、嫌気した売りが広がった。三菱UFJやみずほFGなど3メガバンクがともに下げ、野村、大和、東京海上HDなど金融セクター全体に売りが膨らんだ。米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)などが日本時間早朝に米政府へ経営再建計画を提出し、目先の混乱は避けられたとしてトヨタなど自動車株の一角に自律反発狙いの買いを誘った。国内の追加経済対策での公共事業の前倒し期待などから建設株なども上昇したが、物色先の広がりは限られた。 東証株価指数(TOPIX)も続落。前場は昨年10月27日に付けたバブル後安値を下回る場面もあったが、時価総額の大きい自動車株の一角が朝安後に持ち直し、指数を下支えした。 日経平均は下げ幅が150円を超え、7500円を下回る場面があった。景気や企業業績の長期低迷懸念が強く、欧米金融機関の不良債権処理問題の解決には時間がかかるとの見方もあり、売りに押された。ただ、下値では自律反発狙いの買いが増え、下げ渋った。米国で18日に発表される1月の米住宅着工件数や、前日急落した米株動向を見極めたいとして積極的な買い手は限られた。 業種別TOPIXは33業種中、24が値下がり。「証券商品先物」「医薬品」「その他金融」などの下落率が大きかった。半面、上昇した9業種では「海運」「ガラス土石」「建設」「輸送用機器」などの上げが目立った。 東証1部の売買代金は概算で1兆1866億円、売買高は19億5698万株だった。値下がり銘柄数は全体の57%強に当たる988だった。値上がりは同35%の606。変わらずは109だった。-------------------------------とかくこの世は、疲れるお話しばかりですが、目先の曙光を見出せるのはいつのことか。もう少し様子見してみますけど、先行きの明るいお話しが欲しいものです。
2009年02月18日
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お酒を飲んでも飲まれるな、とは良く言われる言葉ですが、どこぞの大臣は、飲まれてしまったのでしょうか。それにしても、こんなことで人生を棒に振るってもったいないです。それ以上に、今日も今日とて疲れたのは、日経平均が4ヶ月振りの安値になってしまったことかな。GDPのマイナス発表があったからしかたがないと言えばそれまでですけど、こうも連日疲れることばかりとは・・・。--------------------------------東証大引け、続落 4カ月ぶり安値、米自動車再建巡り警戒感 17日の東京株式市場で日経平均株価は続落。大引けは前日比104円66銭(1.35%)安の7645円51銭だった。2008年10月28日以来、約4カ月ぶりの安値を付けた。世界的な景気悪化の長期化を懸念した売りが目立ち、商船三井や三菱商など海運株や商社株が軟調だった。きょうが米自動車大手2社の再建計画の提出期限とあって様子見気分が広がり、売買は低調。後場に入ると日経平均は安い水準で動きの鈍い展開が続いた。東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反落。前日比13.57ポイント安の756.53となり、08年10月27日の昨年来安値(746.46)以来の水準まで下げた。 日経平均の取引時間中の値幅(高値と安値の差)は94円49銭で、2008年12月25日以来の狭さだった。前日内閣府が発表した2008年10―12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が年率換算で前期比12.7%減と落ち込んだことで、改めて日本経済の先行き不安が強まった。東京市場では米ゼネラル・モーターズ(GM)と全米自動車労組(UAW)の交渉が長引くことで再建計画が提出できない事態や米連邦破産法11条の申請を警戒する声も聞かれ、相場の重しになった。 後場寄り付き直後には中川昭一財務・金融担当相が記者会見で辞意を表明したことで外国為替市場の円相場がやや円安・ドル高方向に振れ、トヨタが小高くなる場面があった。ただGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調だったため、きょうの米株安を連想した売りが続き、買いの勢いは続かなかった。 東証1部の売買代金は概算で1兆169億円で、1月19日以来約1カ月ぶりの低水準。売買高は同16億4330万株だった。値下がり銘柄数は1286、値上がりは324、変わらずは89だった。------------------------------あ、あ、そろそろ非日常的空間にもぐりこんで、リフレッシュしたいかなぁ。今度の日曜日が、歌舞伎座だ。それまで、頑張るしかありませんね。
2009年02月17日
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本日から始まったもの。グリーンジャンボ宝くじの発売(1億7,000万枚のうち1等は17本)。確定申告(税金の使われ方に関心を持たなけりゃ)。何よりも疲れたのは・・・。昨年の10月~12月のGDPが、-12.7%と、戦後2番目の落ち込み、と発表されたことです。昭和49年のオイルショック時に、ー13.1%でしたが、あの時は、原油価格の急騰によるものでしたっけ。一年限りだったように記憶してますけど、どうなんでしょうか。しかし、いま、-12.7%って言うのは、世界中が悪いから長引きそうです。
2009年02月16日
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我が家のテレビ歌舞伎座こと、スカパー325チャンネル、「歌舞伎チャンネル」の継承会社が設立され、ホームページに挨拶が掲載されていました。目出度し目出度し、全文、お借りします。----------------------------------謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、既にご案内の通り、平成21年4月1日より「歌舞伎チャンネル」は、「株式会社 衛星劇場」の子会社として新しく設立致しました「株式会社 歌舞伎チャンネル」が「株式会社 伝統文化放送」より継承させていただくこととなりました。 「株式会社 衛星劇場」は「松竹株式会社」の子会社で、「スカパー!」にて「衛星劇場」「ホームドラマチャンネル」の二つのチャンネルを放送する衛星放送事業会社です。 運営会社は変わりますが、チャンネル番号は従来通り「スカパー!325チャンネル」で特別な操作や設定の変更などの必要なく、そのまま今まで通りお楽しみいただけます。 しかしながら、視聴料金に関しましては、現行の月額1,680円(税込)では放送を維持していくことが難しく、大変心苦しいのですが、月額2,940円(税込)へ改定させていただきたく、皆様方のご理解、ご了承を心よりお願い申し上げる次第です。 尚、視聴料金改定後は、多くの皆様のご要望にお応えして放送時間を大幅に延長させていただく他、「歌舞伎座さよなら公演」の放送を始めとする「歌舞伎チャンネル」ならではの新しい企画、特に本年1月2日の「歌舞伎座さよなら公演古式顔寄せ手打式」の放送には、どうぞ御期待ください。さらに、字幕放送の拡充、歌舞伎座「歌舞伎会」会員様視聴カウントの増加など、放送内容の充実とサービスの向上に努めて参ります。 皆様方のこれまでのご愛顧に心より感謝し、歌舞伎を始めとするさまざまな伝統芸能をこれまで以上にご満足いただける形でお届けすべく、新会社「株式会社 歌舞伎チャンネル」社員一同、力を合わせて邁進して参る所存です。引き続き変わらぬご愛顧とご指導ご鞭撻を賜ります様、心よりお願い申し上げます。謹白 平成21年2月吉日株式会社 歌舞伎チャンネル代表取締役社長 久松猛朗------------------------------料金が改定されることは、やむを得ませんが、歌舞伎会会員カウントが増えたり、字幕スーパーが増えることなど、歌舞伎座で伝統文化放送の関係者に散々お話ししてきたことが実現するのは大いに歓迎します。それに、現在の歌舞伎座で最後になるであろう今年1月2日の「古式顔寄せ手打ち式」が放送されると言うのは、実際に歌舞伎座で拝見した自分にとりましても結構なことです。俳優協会会長・芝翫さんの思いのこもった挨拶は、全部放送してほしいものです。まずは、現代人にも分かり易い字幕スーパーが増えることで歌舞伎を始めとした古典芸能入門にもなるように期待しています。歌舞伎チャンネルは、こちらから、どうぞ。
2009年02月15日
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ぽっかぽっかのバレンタインデーでした。昨夜の春一番が今朝は風も収まり、ホントに春を呼び込んでくれたのですね。馥郁たる梅の香りが漂い、ちょいと寄り道。東風に乗って、その香りを京の都から九州の大宰府まで届けてくれと和歌に詠んだのは、菅原道真公。藤原道長の時代(寛弘年間)に成立した『拾遣集しゅういしゅう』にはあの有名な1首が選ばれています。流され侍りける時、家の梅の花を見侍て 贈太政大臣 東風吹かばにほひをこせよ梅花 主なしとて春を忘るなながされはべりける時 家のうめの花を見はべりて<こちふかばにほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春をわするな> ◇寛弘2年~3年頃(1005~1006年頃)に編纂された、『拾遺和歌集』巻第十六 雑春より。「東風吹かば・・・」の初出で、勅撰和歌集である『拾遺和歌集』が編纂されたのは、道真の死から約100年後のことです。ものの解説によれば、「道真の本当の歌なのか、その真偽はともかく、100年の時の流れを経てお目見えしたこの歌が、道真にまつわる伝説を形づくるのに大いに役立ったことだけは間違いのないところではないでしょうか。」もうひとつ、「東風吹かばにほひおこせよ梅の花 主なしとて春な忘れそ」と言うのもあるようです。こちらは、治承4年(1180年)頃の『宝物集』巻第二第五句だそうで、“春なわすれそ”の初出作品のようです。でもって、今月の歌舞伎座で「菅原伝授手習鑑」が上演されています。このお話しは、江戸時代に書かれたもので、登場人物など全て書き変えられて複雑な人間関係やらを織り交ぜた三大狂言(三つの人気のある演目)の一つでもあります。物語の主人公は、「菅丞相(かんしょうじょう)」と言うお名前で、菅原道真(すがわらのみちざね)のこと。菅丞相を取り巻く様々な登場人物の中でも、三つ子の兄弟がそれぞれ違う主君に仕えていたことからドラマが展開されます。三つ子の長男、「梅王丸」が右大臣・菅丞相の舎人。次男、「松王丸」が菅丞相のライバルである左大臣・藤原時平の舎人。三男、「桜丸」が帝の弟君・斎世親王の舎人。しかも、菅丞相の養女・刈屋姫と恋仲だって言うのですから、お話しはややこしくなります。なお、この三つ子の父・白太夫は右大臣・菅丞相の舎人でした。今月の歌舞伎座では、全9幕のうち、2幕目 加茂堤6幕目 賀の祝がかかっています。見取りでも、5幕目 車引8幕目 寺子屋この二つは、それぞれ単独で上演されることが多いですし、これまで観劇しましたが、2幕目と6幕目は初めて観ますので、ストーリーだけでも掴んでおこうと予習。いつもお世話になる、こちらのサイトで、詳しく見られます。2月の歌舞伎座さよなら公演でも、いまを盛りと咲く梅の花の季節に、菅原伝授手習鑑を上演するって、タイムリーですねえ~。
2009年02月14日
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東京でも春一番が吹いて、春はもうそこまで近づいています。毎月、都内の歌舞伎座や新橋演舞場、国立劇場などどこかしらで歌舞伎が上演されていまして、四季折々気軽に出かけられるので、有難いことです。ことに、歌舞伎座は、あと1年あまりで建て替えのため工事中は別の劇場での上演になってしまいます。建て替えまでの「さよなら公演」には、是が非でも皆勤したいと思うこのごろでもありますが、果たしてどうなるか。いずれにしても劇場まで来られないと歌舞伎を観る事が出来ないかって言うと、そんなことはありません。家庭のテレビが、そのまま劇場になってしまう、「歌舞伎チャンネル」があるんです。「スカパー!」というCS衛星放送の中の一局でして、毎日、歌舞伎や文楽、能、狂言、落語などの古典芸能を放送しています。まだ小生とて、観劇歴3年あまりですから拝見したことの無い俳優さんや演目が山ほどありまして、見逃したものを歌舞伎チャンネルで鑑賞してるのです。家庭のテレビで気軽に歌舞伎って言うのも悪く有りません。3月の歌舞伎チャンネルのラインアップの一部を見ましても、劇場で観たものも含めて観ておきたいものが目白押しです。【超早出し】歌舞伎≪昨年の12月は日程が合わずに観に行けませんでした≫ さくらぎみんでん「佐倉義民伝」(H20.12・歌舞伎座)幸四郎、三津五郎、染五郎、彌十郎、福助、段四郎【初出し】歌舞伎 ≪初めて歌舞伎チャンネルに登場する演目です≫おおえやましゅてんどうじ 「大江山酒呑童子」(H20.8・歌舞伎座)勘三郎、福助、七之助、松也、巳之助、新悟、勘太郎、彌十郎、橋之助、扇雀りょうまがゆく~ふううんへん 「竜馬がゆく~風雲篇」(20.9・歌舞伎座)染五郎、亀治郎、吉弥、松緑、錦之助やっこどうじょうじ 「奴道成寺」(H20.10・歌舞伎座)松緑、松也、尾上右近はなぶさしゅうじゃくじし 「英執着獅子」(H20.10・歌舞伎座)福助【蔵出し】歌舞伎≪これくらい前だとまだ歌舞伎を観ていなかったのでぜひとも観たいのです≫いちのたにふたばぐんき~じんもん・くみうち 「一谷嫩軍記~陣門・組打」(H13.9・歌舞伎座)吉右衛門、松江(現・魁春)、芦燕、梅玉いちのたにふたばぐんき~くまがいじんや 「一谷嫩軍記~熊谷陣屋」(H10.2・歌舞伎座)仁左衛門、雀右衛門、玉三郎、彦三郎、菊五郎、羽左衛門 【アンコール】歌舞伎≪アンコールは、以前にも放送されましたが、更にまた放送される人気の高い演目で、何度も観るとその素晴らしさが分かってきます≫しんぱんうたざいもん~のざきむら 「新版歌祭文~野崎村」(NHK)(S59.2・NHKホール)十七世勘三郎、澤村藤十郎、時蔵、勘九郎(現・勘三郎)、我童かごつるべさとのえいざめ「籠釣瓶花街酔醒」(H14.9・歌舞伎座)吉右衛門、梅玉、魁春、歌昇、友右衛門、松助、正之助(現・権十郎)、亀寿、鐵之助、芦燕、東蔵、我當、雀右衛門ふるあめりかにそではぬらさじ 「ふるあめりかに袖はぬらさじ」(H19.12・歌舞伎座)玉三郎、獅童、七之助、福助、彌十郎、権十郎、海老蔵、右近、市蔵、猿弥、吉弥、笑也、松也、新悟、笑三郎、春猿、寿猿、男女蔵、亀蔵、友右衛門、段治郎、勘太郎、門之助、橋之助、三津五郎、勘三郎かんじんちょう 「勧進帳」(H20.4・歌舞伎座)仁左衛門、勘三郎、友右衛門、権十郎、高麗蔵、團蔵、玉三郎いやぁ~、結構な放送です。これ以外の放送もありますので、歌舞伎チャンネルについて、詳しくは、こちら。気軽に家庭で歌舞伎入門するには、ちょうど良いですよ。
2009年02月13日
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昨日は新橋演舞場の「帰ってきた浅草パラダイス」を観た後、近くの東劇でシネマ歌舞伎を観てきました。これは、歌舞伎座などで上演された歌舞伎をソニーのハイテクカメラで撮影して編集したもの。すでに数々の演目がシネマ化されています。今月は、「らくだ(平成20年8月歌舞伎座)」と、「連獅子(平成19年10月新橋演舞場)」の二本立てです。これまで観たシネマ歌舞伎は1本での上映でしたが、上映時間の関係もあるのでしょうけれど、今月は二本まとめて観られます。歌舞伎座と違ってゆったりとした座席にふわ~っつと包まれて、歌舞伎座などで観るのとはまた違ったアングルを楽しめました。シネマ歌舞伎とは、こちらでどうぞ。シネマ歌舞伎 豪華二本立て-------------------------眠駱駝物語 らくだ 作:岡鬼太郎 改訂・演出:榎本滋民傑作古典落語が題材の『らくだ』。2008年8月、勘三郎の久六と三津五郎の半次のコンビで、歌舞伎座を笑いの渦にした舞台が、早くもシネマ歌舞伎に登場!フグに当たって頓死した通称“らくだ”の馬太郎。仲間の半次は、弔いの金を用立てようと、紙屑買いの久六に声を掛けるが、らくだの家には売るものは何も無い――。 困った半次は久六を家主のもとに使いに出し、通夜の酒肴を出さないと、死人を担いでカンカンノウを躍らせるぞと脅す。ところが家主は、らくだが死んだとあれば祝いたいと言い、その上死人のカンカンノウは見たことがないので初物を見たいものだと言いだす始末。これを聞いた半次はらくだの馬太郎の遺体を引き起こし、嫌がる久六に負ぶわせて、ふたりで家主のもとへ向かう……。--------------------------すでに昨年、歌舞伎座にて、その面白さを堪能いたしましたが、大画面で様々なアングルの舞台を観れば、あの時、目をこらして観ていたような場面をクローズアップにしてあったりして、面白いです。家主女房おいくの彌十郎さんがこわもてながら、震え上がって逃げ惑い、紙屑買久六の勘三郎さんの上にころがり落ちる姿は、圧巻でした。「女が降って来たり・・・。」とか、「怖いと恐怖心よりも笑いが出るんですね・・・。」などの久六の台詞って、台本どおりなのでしょうか。観劇の記録は、八月納涼大歌舞伎(その1)第一部 らくだにまとめてあります。続いては、これを観ずして現在の連獅子を語るなかれとも言えるかもしれないもの。-----------------------連獅子 監督:山田洋次河竹黙阿弥作詞による歌舞伎舞踊の人気演目のひとつ。2007年10月に新橋演舞場にて、親獅子を中村勘三郎、子獅子を実の息子である勘太郎、七之助が踊った舞台を、『人情噺文七元結』に続き、日本映画界の名匠・山田洋次監督がシネマ歌舞伎にしました。今作では山田監督の意向により、シネマ歌舞伎史上初となる、舞台上に設置したカメラで舞台稽古を撮影し、客席からでは決して観ることのできない迫力ある映像が誕生しました。親獅子が子獅子を千尋の谷に突き落とし、駆け上がって来た子獅子だけを育てるという故実を、実際の親子が演じることでことさらに感動がかき立てられます。クライマックスの白の毛の親獅子、赤い毛の子獅子による、息の合った豪快、かつ、華麗な毛振りは必見。狂言師後に親獅子の精… 中村 勘三郎 狂言師後に子獅子の精… 中村 勘太郎 狂言師後に子獅子の精… 中村 七之助 僧蓮念… 片岡 亀蔵 僧遍念… 坂東 彌十郎-------------------------思い出します、再度観てしまったあの、連獅子です。さすがに親子三人の息の合った舞踊は、素晴らしいの一言。初めて観る方でも、長唄連中の唄が字幕で出る時間帯を選べば、この舞踊の意味合いがつかめますよ。歌舞伎座が建て替えられてこけら落としの興行でも観られる可能性はありますが、まだ観ていない方は絶対に観ておくことをお勧めします。新橋演舞場で観た記録は、錦秋演舞場祭り 中村勘三郎奮闘十月大歌舞伎と、2007年10月連獅子の楽日です。銀座まで来られなくても、これからMOVIXさいたま、昭島、柏の葉など順次全国上映されるようです。詳しくは、シネマ歌舞伎をご覧ください。
2009年02月12日
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やっと今月初めての観劇日になりました。とは言いましても、歌舞伎座ではなく、新橋演舞場です。『新橋演舞場空前の人気作として、客席を笑いと涙で包み込んできた、あの“浅草パラダイス”が、8年ぶりに帰ってきます!』金子成人原作、久世光彦演出により、幾度も上演されてきたとのことでして、久しぶりの今回、そうです、柄本明、中村勘三郎、藤山直美らの顔合わせによるコメディーであります。昭和初期の浅草を舞台に、活気あふれるこの街には夢と希望を求めて、あらゆる人々が集まって織り成す人生ドラマです。いやぁ~、どことなくドリフの8時だよ全員集合風のコントみたいな場面もあったり、お腹の皮がよじれるくらい笑い転げました。そう言えば久世光彦さんは、ドリフの全員集合の演出も手がけていましたよね。密かに期待はしていたのですが、当時を語る男と浅草見世物小屋の裏で鳥娘として、中村屋最古参(昭和元年生まれ)の小山三さんが登場しましたよ。エンディングでの藤山直美は、赤と黒の太い縦じまでスパンコールの着物でしたぁ~。浅草が大好きだぱら、浅草パラダイス!!笑わせるだけではなくて、浅草で出会い、別れて、泣き、笑いの人間模様でもありました。早く終ったので、シネマ歌舞伎にも寄ってまいりましたが、続きは、また後日にいたします。
2009年02月11日
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3月上旬並みの暖かさだったようで、春の来る日を心待ちにしています。でも、杉の花粉も飛び交うようになり、花粉症の方には辛い季節かもしれませんね。幸い、今のところまで花粉アレルギーは出ていませんので、今年の春も無事に乗り切れるかと思います。帰りの夜空には、煌々と輝くまん丸お月様が出てました。月と言えば竹取物語が有名ですが、いま、月の周りを日本の2番目の月探査機が回っているのだそうです。2007年9月14日に打ち上げた月探査機、「かぐや」は高度約100kmの極・円軌道を周回する主衛星と、より高い楕円軌道を周回する2機の子衛星(「おきな(リレー衛星)」・「おうな(VRAD(ブイラド)衛星))から構成されます。その探査機の名前が、かぐや姫にちなんで「かぐや」だったなんて、初めて知りました。さらに、かぐやの子機が二つあり、「おきな」、「おうな」と言う名前とは、おじいさんとおばあさんが子になってるってことかな?いや、竹取物語の主人公はあくまで、姫だから、それで良いのでしょう。ところで、「おきな」が、12日に月の裏側に落下してしまうとか。-------------------------------月の裏側に12日落下へ=かぐや子機のおきな-宇宙機構2月10日14時55分配信 時事通信 宇宙航空研究開発機構は10日、月探査衛星「かぐや」の2基ある子機のうち、リレー衛星「おきな」が日本時間12日夜に月の裏側に落下するとの見通しを明らかにした。おきなはかぐや打ち上げから約1カ月後の2007年10月に親機から分離され、親機と連携して月の裏側の重力分布を世界で初めて直接観測した。 おきなは八角柱形で、重さ約50キロ。当初は月面から高度100-2400キロの細長い楕円(だえん)軌道を周回していたが、月面に近い方の高度が徐々に低下し、最終的に月面の高地に衝突して壊れる見込みとなった。 宇宙機構によると、かぐや同様に月を周回中の中国の探査衛星「嫦娥」やインドの同「チャンドラヤーン1号」に衝突を観測してもらう予定はない。おきなは小さいため、かぐや親機で落下後の機体を撮影できるかは分からないという。 -------------------------------アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査が無事に成果を上げられますよう祈ります。詳しくは、 月周回衛星「かぐや」で見てください。
2009年02月10日
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「空気読め、それより部下の気持ち読め」とは、昨年の第一位になった川柳ですが、良く有りそうな会社の様子を読んでます。毎年のことですが、ある生命保険会社による第22回サラリーマン川柳のベスト100がそろい、投票が始まりました。昨年来の経済危機の中で、余りにもいろいろなことが身近に起こっていますから、題材は豊富にありそうです。経済情勢や株がらみでは、< 「円下げて! ドル上げないで 株上げて!」 >なぁんてゲーム風に。先立つものが無いのは、< 「今買いだ!」 判ちゃいるけど 金が無い >痛いほど分かるなぁ。円高・ドル安を享受したいのではありますが、< 円高を 実感したいが 円が無い >なぁ~んて嘆きも。それぞれに今の時代の経済情勢が垣間見えます。< 破綻した オレの小遣い 支援なし >< 金融危機 慣れたものです 我家(わがや)では >これらはほんの一部です。もっと見るには、こちら。
2009年02月09日
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遅ればせながら、6日に放送された必殺仕事人2009 第4話「薬物地獄」ですが、あれれれって思って見ていると、何だか芝居小屋では義経千本桜の『すしや』が掛かっておりまして、お里は澤瀉屋だなぁんて、ゲストをよいしょしてましたね。歌舞伎で鍛えている亀ちゃん一人だけが本格的時代劇でしっかりと引き絞めておりましたが、他はいつもながらのお気楽娯楽時代劇。なのに亀ちゃん、殺されちゃいましたねえ~。次は、歌舞伎からどなたがゲスト出演するか、楽しみでもあります。(つまり、その時しか見ないってことになるか)
2009年02月08日
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やっとこさっとこ一週間が終わりました。さすがに週一日のお休みって言うのは、日曜日が待ち遠しいものです。土曜は早めにパソコンでメールを調べられますから、未確認メールを確認して整理。歌舞伎美人のメールもしっかり確認しました。3月の新橋演舞場で上演される演目は、東京では13年ぶりだったなんて、知りませんでしたぁ~。その演目とは、『猿之助十八番の内 獨道中五十三驛(ひとりたびごじゅうさんつぎ)』です。十五役の早替りやら宙乗り、本水による大滝だとか、派手派手なようでして、待ちきれません。そこで、一足お先に、歌舞伎美人のサイトで、出演者によるインタビューが出ています。-------------------------------------3月新橋演舞場『猿之助十八番の内 獨道中五十三驛』出演者が意気込みこの作品は江戸時代、鶴屋南北によって書かれた作品ですが、久しく上演が途絶えていたものを、市川猿之助が1981年に復活し、以来再演を重ねるごとに洗練され、猿之助十八番の中でも、上演回数の多い人気演目になっています。序幕「岡崎無量寺の場」での“化け猫の宙乗り”、二幕目「箱根大滝の場」の“本水の大滝”、大詰の“十二役早替り”など、スペクタクル満載の演出が随所にちりばめられた『獨道中五十三驛』、東京では実に13年ぶりの上演となります。------------------------------------猿之助さんからのコメントが「スピーディーなストーリー展開、宙乗り、早替り、そして、本水の立廻りと猿之助ワールド満載・・」とのこと。楽しそうです!さらに、笑也さんは、「マイナスイオン一杯の舞台・・」、猿弥さんも、「新橋演舞場一杯に広がるマイナスイオンを、我々と一緒に浴びにいらしてください(笑)。」と、本水を使ったお芝居の醍醐味をアッピールしてました。記者会見の様子は、こちら本日の東京新聞にも。<歌舞伎>3月新橋演舞場 『獨道中五十三驛』 市川右近 裏方8人がかり 15役の早替わりと言うことで、こちらからどうぞ。歌舞伎を初めて観たい方にもお勧めいたします。
2009年02月07日
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春爛漫の日までは、まだお時間がありますが、早々と歌舞伎美人サイトで、新橋演舞場五月大歌舞伎の演目と出演者が発表されました。毎年五月と言えば歌舞伎座では團菊祭ですが、一方の新橋演舞場は播磨屋さんを座頭とする顔合わせです。今年の五月の吉右衛門さんは、昼の部は、金閣寺で国崩しの松永大膳、らくだで紙屑買久六を。そして夜の部は、ご存知、鬼平犯科帳ですね。三種類のお顔が楽しめるってこと。何と、夜の部には、成駒屋福助さんが、お染の七役ですか。こりゃぁ~、七変化を見逃すわけに参りません。演目と主な配役新橋演舞場五月大歌舞伎平成21年5月2日(土)~26日(火)昼の部一、祇園祭礼信仰記 金閣寺(きんかくじ)松永大膳 吉右衛門此下東吉後に真柴久吉 染五郎狩野之介直信 福 助慶寿院尼 吉之丞松永鬼藤太 錦之助十河軍平実は佐藤正清 歌 六雪姫 芝 雀二、上 心猿(しんえん) 下 近江のお兼(おうみのおかね)心猿/近江のお兼 福 助三、眠駱駝物語 らくだ紙屑買久六 吉右衛門手斧目半次 歌 昇馬吉 由次郎家主佐兵衛 歌 六家主女房おいく 芝 雀夜の部一、鬼平犯科帳(おにへいはんかちょう) 狐火長谷川平蔵 吉右衛門密偵おまさ 芝 雀狐火伜又太郎 錦之助同弟文吉 染五郎河合伝内 由次郎小房の粂八 歌 昇瀬戸川の源七 歌 六相模の彦十 段四郎二、於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり) お染の七役 柳島妙見の場より 向島道行の場まで油屋娘お染/丁稚久松/許嫁お光/後家貞昌奥女中竹川/芸者小糸/土手のお六 福 助鬼門の喜兵衛 染五郎女猿曳きお作 高麗蔵油屋多三郎 桂 三船頭長吉 錦之助山家屋清兵衛 歌 昇百姓久作 段四郎
2009年02月06日
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立春過ぎると厳しい寒さも一段落したかのようで、朝晩が楽々です。帰りがけに本屋さんによりまして、「オール読物」2月号の特集記事、「歌舞伎新時代、花の五人衆」を立ち読みしてきました。染五郎、亀治郎、菊之助、海老蔵、そして、勘太郎の子供時代のエピソードやら最近の活躍ぶりまで、楽しいお話もありました。でもって、お目当ては本日発売の演劇界3月号です。お正月の歌舞伎劇評や写真があるので、観に行けなかったものを真っ先にぱらりと見てから購入。大阪松竹座で上演された、霊験亀山鉾は、仁左衛門さんに東京でもやってもらいたいなあと思いましたぁ~。表紙は、昨年12月の歌舞伎座での八ツ橋ですが、昨年の暮れは残念ながら観に行けなかったのであります。 表紙■中村福助『籠釣瓶花街酔醒』八ツ橋撮影■篠山紀信表紙題字■伏木壽亭本文の内容は、次の通りです。◎小道具ものがたり――湯川弘明 『助六由縁江戸桜』 助六の尺八 ◎巻頭大特集 色悪の魅力 色悪の系譜 古井戸秀夫 演じる心――悪の色気を語る 片岡仁左衛門 坂東玉三郎 心ひかれる色悪たち 伊右衛門はドブの匂い 橋本 治 与右衛門の驕り 宇江佐真理 小気味よいせりふ 林 えり子 ◎戦後歌舞伎の名優たち――その芸と人 十七代目中村勘三郎 天性の歌舞伎役者――織田紘二 ◎ロングインタビュー 小松成美の「今、この人に聞きたい」 坂東彌十郎 ◎睦月 この役 『象引』 箕田源二猛 市川團十郎 『平家女護島』 俊寛 松本幸四郎 ◎名舞台にこの人あり 中村芝喜松 ◎初春の舞台 ○歌舞伎座 ○国立劇場 ○新橋演舞場 ○浅草公会堂 ○大阪松竹座 ○国立文楽劇場 ◎劇評 歌舞伎座 水落 潔 国立劇場 小玉祥子 浅草公会堂 児玉竜一 新橋演舞場 上村以和於 大阪松竹座 宮辻政夫 国立文楽劇場 亀岡典子 ◎報告 歌舞伎座さよなら公演 古式顔寄せ手打式 横溝幸子 ◎連載 歌舞伎に溺れる 無意識の中の美 絵・文=金子國義 戦後歌舞伎クロニクル――吉田千秋の視線 1982年――猿之助歌舞伎、初の代役騒動 文=伊達なつめ お気に入り この一品 中村松江さん 口福のひとくち 市村家橘さん 子供歌舞伎を訪ねて 東美濃中津川子供歌舞伎(岐阜県中津川市) かぶき曼陀羅――アメリカの岡盆 文・絵=河竹登志夫 ことばの華―心に届くセリフ ――『寿曾我対面』五郎時致 竹田真砂子 おででこめがね 仲居万野 意地悪の理由 文=高橋睦郎 歌舞伎、のようなもの――大胆不敵な演出術 文・絵=中野 翠 梨園薫華艶 しばいのそのはなのいろどり 中村東蔵の操 絵・文=榎 その ◎情報 今月の歌舞伎 見どころ 演劇界情報 話の小筥 家で楽しむ歌舞伎 私のこの一冊 ――大岩精二 テレビ・ラジオ放送ガイド はがき通信 見物席 資料 上演記録 1月 INFORMATION 3 バックナンバーのお知らせ
2009年02月05日
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節分の豆撒きの翌日は、立春。冬至と春分の間の2月4日頃のことで、春の初日でもあるとか。この日から雨水(2月19日頃)までの期間を立春と呼ぶこともあり、立春は冬と春の分かれる節目の日である「節分」の翌日で「寒さがあけて春に入る日」いわば春の初日です> 日本文化いろは事典より季節の変わり目のことなど、子供にも日本の文化、風習、伝統をきちんと伝えてゆきたいものですね。さて、春の初日に、桜(ソメイヨシノ)の開花予想が発表されまして、平年並みか早めだそうです。---------------------------------桜の開花、平年並みか早め=日本気象協会が予想 日本気象協会は4日、今年の桜(ソメイヨシノ)の開花予想日を発表した。全国的に平年並みか平年より早くなる見込みとしている。 同協会によると、開花予想日が最も早いのは長崎、宮崎両県で3月19-22日で平年より3-6日早くなる。東京都心は平年並みで3月26-30日。最も遅い北海道(札幌)は5月3-7日と予想している。 ---------------------------------今年もお花見に出かけることがあるでしょうけれど、開花予想どおりになりますかどうか・・・。
2009年02月04日
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鬼は外、福は内~!大きな声で節分の豆撒きをすると、ストレス発散になりました。さて、何やら、史上最強のインテリ芸能人軍団に市川亀治郎さんが選出されたとかでして、昨夜のテレビ放送は見られませんでしたけれど、漢字バトルは、どうなったんでしょうか。その、亀治郎さん、「必殺仕事人2009」の第4話にゲスト出演するとのことです。---------------------------「必殺仕事人2009」 2月6日(金)21時~21時54分、テレ朝系市川亀治郎がゲストで出演2009/01/24 『必殺仕事人2009』第4話にゲスト出演!(2009年2月6日)朝日放送製作の大人気時代劇『必殺仕事人』シリーズに亀治郎が参戦。亀治郎が出演するのは新シリーズ『必殺仕事人2009』の第4話。同心の安川新吾を演じます。どうぞご期待下さい。●放送予定日:2009年2月6日(金)よる9時 テレビ朝日系列必殺仕事人公式サイトは、こちらへ。----------------------------------ストーリーを見れば、かなり重要な役どころのようで、同心姿の写真もありました。亀治郎さんは、歌舞伎のほうでは大阪松竹座に出演しているのですが、大阪までは遠征出来ませんけれども、テレビなら観られるのでしっかり拝見いたしましょう。
2009年02月03日
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歌舞伎ファンの中には、特定の俳優さんのファンと言う方も多いようです。自分自身の場合は、観劇歴も浅いので、特別に贔屓にしている方がいるわけではなく、どの方のどのような舞台も観ておきたいと言うレベルです。自分たちも毎年1歳ずつ年をとるように、俳優さんだって同じこと。いつまでも若い時代のようなわけには参りません。1月の歌舞伎座では、玉三郎さんの「鷺娘」を初めて観られたのですが、どうやらこれが自分にとりまして、最初で最後になりそうです。と言うのは、玉三郎さんがご自身のHPで、今月のコメントを書いていまして、現在の歌舞伎座で「鷺娘」を上演するのは、この度が最後だと思っていること、体力を精一杯使いましても「鷺娘」としてはこれ以上踊れない、娘物の舞踊として年齢と肉体を考え今回の公演で線を引かせて頂く、とのことです。完璧に演じようとすれば、ピークの時期ってあるのかも知れませんが、何とももったいないような気がします。こちらの今月のコメントをクリック観られるときに観ておくべきだと思うのは、私だけではなさそうです。わざわざ、ご案内文を入れているのは・・・・、二、ご贔屓のお望みにより 夕霧 伊左衛門 廓文章(くるわぶんしょう)吉田屋藤屋伊左衛門 仁左衛門扇屋夕霧 玉三郎歌舞伎座さよなら公演 四月大歌舞伎歌舞伎座さよなら公演を完全制覇しておかないと、新しい歌舞伎座のこけら落としでは、もう観られないものが出てきそうです。まだ一度も歌舞伎座で歌舞伎をご覧になったことの無い方は、ぜひ一度、お運びになっておかないと文化的損失になるかも知れませんね。
2009年02月02日
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寒さの厳しい朝は、表に駐車してある車が霜で真っ白になることは珍しくありません。今朝は、霜ではなくて、黄砂でも杉花粉でもなく、白っぽいほこりみたいなものがうっすら・・・。我が家は車庫の中なので影響はありませんから、お隣さんの車をお借りして写真をぱちり。よくよく見れば、テレビニュースでもやっていたけど、浅間山の火山灰だ。都心でも観測されたそうです。では、本日も頑張りましょう。
2009年02月02日
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何だかせわしなく過ごしているうちに、二月になっちゃいました。景気後退のご時世で、明るい話題が少ないこともせわしなさに拍車をかけているかもしれませんね。さあて、今日から二月の歌舞伎座と大阪松竹座が初日を迎えました。大阪は出かけられませんが、歌舞伎座はいつもながらの席を確保してあります。なにしろ播磨屋の弁慶ですし、京鹿子娘二人道成寺(玉三郎・菊之助)、人情噺文七元結(菊五郎)、おお立回りが見せ場の蘭平物狂、三人吉三巴白浪でお嬢吉三・玉三郎の名台詞など見応えたっぷり~!歌舞伎座さよなら公演 二月大歌舞伎は、こちら。そうそう、もう一つ、忘れちゃいけないのが、新橋演舞場です。恒例の“笑いと涙の人情喜劇シリーズ”。今年は「浅草パラダイス」が8年ぶりに帰ってきて、お題もそのまま、「帰ってきた 浅草パラダイス」です。藤山直美と勘三郎、柄本明などの顔合わせで、笑ってくることにしましょう。初日を前にした、記者発表は、こちら。勘三郎『帰ってきた浅草パラダイス』で意気込みついでに間もなく正式発表になりそうな雰囲気のお話も・・・・。-----------------------------------中村勘三郎が前田愛の家族に会った 日刊スポーツ(01月31日21時10分) 「帰ってきた 浅草パラダイス」(東京・新橋演舞場、1~25日)の舞台げいこが31日に行われ、主演の中村勘三郎(53)が会見した。8年ぶりの再演で、演出を手掛け、06年3月に亡くなった久世光彦さんの4回忌追悼も兼ねる。「8年ぶりなんて気がしない。タンゴは忘れていたんだけど、2回目にやったら思い出した」と懐かしそう。長男勘太郎(27)と今秋結婚予定の女優前田愛(25)の家族に会ったことも明らかにした。ほか藤山直美(50)柄本明(60)らが出席。http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/nsp_090131_4333711455.html---------------------------------中村勘三郎、勘太郎と前田家にあいさつ サンケイスポーツ(02月01日08時00分) 歌舞伎俳優の中村勘三郎(53)が31日、東京・新橋演舞場で主演舞台「帰ってきた 浅草パラダイス」(ラサール石井演出)の公開舞台けいこを行い、長男で歌舞伎俳優、中村勘太郎(27)と今秋結婚予定の女優、前田愛(25)の実家にあいさつへ行ったことを明かした。 勘三郎は「先方の家族にお会いしてきました」と上機嫌で告白。いい話ができた?には「まだ発表はできないんです。結納がまだなんで」としながらも、結婚へ向け、順調に話が進んでいることをほのめかした。舞台は1日から25日まで同所http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/ssp_090201_6680502437.html-----------------------------------間もなく春ですよね~。
2009年02月01日
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