☆。.:*:・~アンジュ~*:・'゜☆            永遠に咲く魔法の花 

February 9, 2006
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結論から言います。
あなたが大事なお子さんを人から責められて悩んでいるということは、あなたが、誰か感謝すべき人に感謝せずに、その人を責めて生きているからなんです。」

A子「子どもがいじめられるということと、私の個人的なことが、なぜ関係があるんですか?何か宗教じみた話に聞こえます。」
B氏「そう思われるのも、無理もないです。
われわれは学校教育で、目に見えるものを対象にした物質科学ばかりを教えられて育ちましたからね。
今、私が話していることは、心理学ではずいぶん前に発見された法則なんです。
昔から宗教で言われてきたことと同じようなものだと思ってもらったらわかりやすいと思います。
私自身は何の宗教にも入っていませんけどね。」

A子「その心理学の話を教えてください。」

つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと思ってもらうといいと思います。
例えば、鏡を見ることで、『あっ、髪型がくずれている!』とか『あれ?今日は私、顔色が悪いな』って気づくことがありますよね。鏡がないと、自分の姿に気づくことができないですよね。ですから、人生を鏡だと考えてみて下さい。
人生という鏡のおかげで、私たちは自分の姿に気づき、自分を変えるきっかけを得ることができるのです。
人生は、どこまでも自分を成長させていけるようにできているのです。」
A子「私の悩みは、私の何が映し出されているのですか?」
B氏「あなたに起きている結果は、『自分の大切なお子さんが、人から責められて困っている』ということです。
考えられる原因は、あなたが『大切にすべき人を、責めてしまっている』ということです。感謝すべき人、それも身近な人を、あなた自身が責めているのではないですか?一番身近な人といえば、ご主人に対してはどうですか?」
A子「主人には感謝しています。トラックの運転手として働いてくれているおかげで、家族が食べていけてるのですから。」
B氏「それは何よりです。では、ご主人を大切にしておられますか?尊敬しておられますか?」

A子は、「尊敬」という言葉を聞いたときに、ギクッとした。
A子は、日ごろから夫のことを、どこか軽蔑しているところがあったからだ。

たしかに、A子は四年制の大学を卒業しているが、夫は高卒である。また、それだけではなく、夫は言葉ががさつで、本も週刊誌くらいしか読まない。
読書が趣味のA子としては、息子に、「夫のようになってほしくない」という思いがあったのだ。
A子は、そのこともB氏に話した。
B氏「『人間の価値は教養や知識や思慮深さで決まる』と思っておられますか?」
A子「いえ、決してそんなふうには思いません。人それぞれ強みや持ち味があると思います」

A子「うーーーん。私の中に矛盾がありますね。」
B氏「ご主人との関係は、どうなんですか?」
A子「主人の言動には、よく腹が立ちます。喧嘩になることもあります。」
B氏「息子さんの件で、ご主人とはどうですか?」
A子「息子がいじめられていることは、いつもグチっぽく主人に言っています。
ただ、主人の意見やアドバイスは受け入れられないので、主人にちゃんと相談したことはありません。
おそらく、私にとって主人は、一番受け入れられないタイプなんだと思います。」
B氏「なるほど。もう一つ根本的な原因がありそうですね。
ご主人を受け入れるよりも前に、そっちを解決する必要があります。」
A子「根本的な原因ですか?」
B氏「はい、あなたがご主人を受け入れることができない根本的な原因を探る必要があります。
ちょっと伺いますが、ご自分のお父様に感謝しておられますか?」
A子「えっ?父ですか?そりゃもちろん感謝してますが…」
B氏「お父様に対して『許せない』という思いを、心のどこかに持っていませんか?」





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Last updated  February 9, 2006 05:04:02 PM
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みきまま@ Re:ソウルパートナーな関係の恋人(02/20) あぁ、彼が何なのか、私が何なのか、やっ…
さふじいいがこあ@ さふじいいがこあ さふじいいがこあさふじいいがこあさふじ…
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