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2005年06月03日
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カテゴリ: 映画・演劇・読書
鳥肌実

きょう渋谷で鳥肌実主演「 タナカヒロシのすべて 」という映画を観ました。

映画自体は、一言でいえば、
‘平凡な生活を送っている変わり者の日常生活が大きく変動する話’ですが、
それよりこのヒトは一体何モノ?

以下私の鳥肌実との関わり4段階をご紹介。。

1)
鳥肌実の存在を始めて知ったのは、
PS1 という美術館で開催された、
日本の現代美術紹介の企画展でした。

でも展覧会の内容は、日本人にとって馴染みの深いサブカルチャー
(おたく文化など)の紹介で、現代美術という概念の上にのせるのは、
ちょっと納得いかんなー的な違和感がありました。

その中で、鳥肌実は「ポスター」と「映像」の媒体で参加していました。
ポスターは、軍服姿の本人の写真に軍国主義的なスローガン
(「ほしがりません、勝つまでは」等)がのせてあり、
演説集会を告知するもの。

上映されていた映像は、街頭演説カーの上に立ち熱弁をふるっている状況で、
その演説の内容が

とか、すごく自分勝手な内容ばかり叫んでて。。

その時から、この人は一体何モノ!?と強烈な印象を植えつけられました。
現代美術作家?お笑い芸人?

2)
日本に帰ってきてから、一度だけ鳥肌実独演会@九段会館を見に行きました。

それによって作られる一体感や場の空気を体験してみたい!
と純粋に美術的な興味から、展覧会に足を運ぶように。
その時までは参加型のアートという見方をしていたのです。
演説は聴衆あってのものですから。

感想として、その時の演説は期待外れでした。
全国をまわって同じ内容の演説を何度もしている内に、
上手になっていき、演説芸として完成してしまったのでしょう。
ウマさばかりが目立ち、
私の期待した聴衆を巻き込む「熱さ」や一体感は感じられず、
会場内は、喋る人/聴く人々、または、(芸を)見せる人/観る人々という
役割を分担しているような雰囲気が漂っていました。
笑える箇所はたくさんあったんですが、それだけというか。。

うーん、美術家としても、芸人としても、このときはイマ一つ。。

3)
友だちに「市民ホールみたいなところで上映する
変な映画のチケットとったから行こう」と誘われ、
行ったら、鳥肌実出演「 魂のアソコ 」という映画でした。
へんな映画だったよ!

俳優というより、変人キャラが際立ち。。存在感が立派です!

4)
そして、今回の鳥肌実主演「タナカヒロシのすべて」です。

あんまり、この人は何モノかは、限定しないほうがよいのかも。。
美術家か芸人かというスタンスを超えて、存在そのものが作品ですから。

映画というより、鳥肌実(とりはだ みのる)の話しになってしまいました。
ファンでもないのに、それくらい気になる変なヒトなのです。






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Last updated  2005年06月04日 14時16分46秒
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