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カテゴリ: 映画の話
R&Bが好きだし、ミュージカルもバックステージものも好きな私にとって、これは公開されるのを心待ちにしていた作品でした。

ダイアナ・ロスとシュープリームスの実話を下敷きに、今から25年前にヒットを飛ばしたブロードウェイ・ミュージカルの映画化。
あちこちから「良かった!」と高い前評判を耳にしていたのですが、実際観てみたら…
これが実に、素晴らしかったです!!



この映画のTVCMで、最初に耳にしたバラードの一節がとても印象深くて、すでに魅入られていた私。
でも、どういうシチュエーションで、どの登場人物によって歌われる曲なのか、まったく知らなかったのです。オスカー受賞の最有力候補といわれる、ジェニファー・ハドソンなんだろうなぁ・・・ぐらいは見当をつけていたのですが。

実際に、その曲『And I Am Telling You I'm Not Going』が、切々と、延々と歌い上げられるシーン。
もう、涙が自然に、後からあとから頬を伝う、ダダ泣き状態になってしまって・・・

この場面、歌うジェニファー・ハドソン(役名はエフィー)は様々な経緯を経て窮地に立たされ、プライドも何もかなぐりすてて、ほとばしる思いをぶつけていきます。

その対比が、感動をさらに際立たせていたように思います。

10キロのダイエットを自らに課して挑んだビヨンセ。最初に登場したとき、一瞬エキストラの人かと思ってしまいました(!)
いかにも垢抜けない女の子が、蛹が羽化するように美しさを増し、スターのオーラを身につけていく様子は圧巻。
衣裳もメイクもバラエティに富み、綺麗できれいでワクワクしました。
そういえば、この人もちょっと前までは3人組だったんでしたね。

スターの末路を哀愁たっぷりに演じた、エディ・マーフィの巧さにも驚き!
ファースト・ロールのジェイミー・フォックスは、完全に助演陣に食われてますね(笑)

登場人物を、モータウンの実在のミュージシャンと重ね合わせて観るのも感慨深い(あぁ、マイケル・・・!)し、何も考えずに観ても楽しめる。繰り返し観たくなる、聴きたくなる大好きなミュージカル映画が一つ増えました。

それにしても、途中でふと、(キャンディーズも最初はスーちゃんが真ん中で、ランちゃんと入れ替えたら人気が出たんだよね・・・)と連想してしまった、私ってやっぱり昭和の娘・・・(笑)

さて、週明けにいよいよ発表となるアカデミー賞、オスカーの行方がどうなるか楽しみです。





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最終更新日  2007.02.25 01:53:40
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