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サリィ斉藤
ふたり暮らしの日々雑記＆お気に入りのご紹介。お気楽な共稼ぎ生活から一転、夫の転勤で初めての地方暮らし。そんな私の苦闘？日記でもあります。
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2025.04
2008.05.07
テーマ： 落語！＆演芸！(1570)
カテゴリ： お出かけの話
ゴールデンウィークの真ん中、４月３０日に、伊勢神宮のお膝元まで出かけてきました。
でも、この日の目的は参拝ではなく、落語を聴くことでした。
【到着後、五十鈴川を見下ろす“五十鈴茶屋”にてティーブレイク。】
～きれいな紫のきんとんは、穀雨の節気菓子の一つ“藤浪”です～
古い町並みを再現した「おはらい町」は、赤福の本店を含め観光名所として知られています。
その中の、“すし久”という料理屋さんの広間を使って、一月に一度行われる「みそか寄席」を聴きに行ってきました。
【提灯の灯りって風情がありますね。“すし久”の店先で記念写真】
【開演前に、別室の座敷でお菓子をいただくことも出来ます（また食べてる！）】
～こちらで出るお菓子も“五十鈴茶屋”の節気菓子。名前は“神馬”～
「みそか寄席」は二部制の公演で、あらかじめポスター等で、翌月の出し物が告知されます。
この日、私たちは、２１時過ぎから行われる第二部に行きました。
ドラマ“ちりとてちん”で取上げられていた“はてなの茶碗”がかかる予定だったからです。
３名の落語家さんが出演され、前座の桂しん吉さんが「桃太郎」、桂米平さんが「はてなの茶碗」。
トリを務める桂文我さんは、最近ではあまりかからなくなった古い噺です、という前置きで「網船」（あみぶね）という噺をかけられました。
へえ～と思ったのは、噺そのものだけではなく、マクラの部分まで、以前ＮＨＫで見た米朝さんの高座と同じだったこと。
師匠の芸を受け継ぐ、って、こういうことなんですね。あれ？どこかでこんな話聴いたな～、と思いつつ笑ってしまいましたが。
お三方とも、一部がよほど盛り上がったのか、ちょっとお疲れ気味かも？という雰囲気もあったのですが、やっぱり目の前で熱演してくれる落語というのは、伝わってくるものが違いますね。
茶道で「一期一会」という心得をよく耳にしますが、落語家さんと観客の、寄席での出会いもまさに「同じ時は二度とない」ものなのだと思います。
これからも、寄席のライブ感を色々な場所で体験したいと思ったのでした。
･･･さてこの日は、“着物で寄席見物”という、ン年越し？の夢を実現させることが出来ました。
初夏のような陽気で暑かったこともあり、着物の下は身頃がさらしで出来た半襦袢。
半幅帯に足元は下駄、と、カジュアルなコーディネートにしてみました。
帯は、以前のブログで書いた、江戸小紋を購入した同じ時にお店の片隅で見つけた博多織のもの。
在庫セールということで、14,000円の値札が4,980円になっておりました♪博多織の軽やかな締めやすさ、これから重宝しそうです。
座布団に座りっぱなし（休憩なし）の２時間弱、大丈夫かな？と思いましたが、こまめに座り直したせいか、皺がクッキリ･･･ということもありませんでした。（以前はお茶会で、立ち上がった瞬間着物の裾が皺だらけ、ということもあったのです）
でも、この日の目的は参拝ではなく、落語を聴くことでした。
【到着後、五十鈴川を見下ろす“五十鈴茶屋”にてティーブレイク。】
～きれいな紫のきんとんは、穀雨の節気菓子の一つ“藤浪”です～
古い町並みを再現した「おはらい町」は、赤福の本店を含め観光名所として知られています。
その中の、“すし久”という料理屋さんの広間を使って、一月に一度行われる「みそか寄席」を聴きに行ってきました。
【提灯の灯りって風情がありますね。“すし久”の店先で記念写真】
【開演前に、別室の座敷でお菓子をいただくことも出来ます（また食べてる！）】
～こちらで出るお菓子も“五十鈴茶屋”の節気菓子。名前は“神馬”～
「みそか寄席」は二部制の公演で、あらかじめポスター等で、翌月の出し物が告知されます。
この日、私たちは、２１時過ぎから行われる第二部に行きました。
ドラマ“ちりとてちん”で取上げられていた“はてなの茶碗”がかかる予定だったからです。
３名の落語家さんが出演され、前座の桂しん吉さんが「桃太郎」、桂米平さんが「はてなの茶碗」。
トリを務める桂文我さんは、最近ではあまりかからなくなった古い噺です、という前置きで「網船」（あみぶね）という噺をかけられました。
へえ～と思ったのは、噺そのものだけではなく、マクラの部分まで、以前ＮＨＫで見た米朝さんの高座と同じだったこと。
師匠の芸を受け継ぐ、って、こういうことなんですね。あれ？どこかでこんな話聴いたな～、と思いつつ笑ってしまいましたが。
お三方とも、一部がよほど盛り上がったのか、ちょっとお疲れ気味かも？という雰囲気もあったのですが、やっぱり目の前で熱演してくれる落語というのは、伝わってくるものが違いますね。
茶道で「一期一会」という心得をよく耳にしますが、落語家さんと観客の、寄席での出会いもまさに「同じ時は二度とない」ものなのだと思います。
これからも、寄席のライブ感を色々な場所で体験したいと思ったのでした。
･･･さてこの日は、“着物で寄席見物”という、ン年越し？の夢を実現させることが出来ました。
初夏のような陽気で暑かったこともあり、着物の下は身頃がさらしで出来た半襦袢。
半幅帯に足元は下駄、と、カジュアルなコーディネートにしてみました。
帯は、以前のブログで書いた、江戸小紋を購入した同じ時にお店の片隅で見つけた博多織のもの。
在庫セールということで、14,000円の値札が4,980円になっておりました♪博多織の軽やかな締めやすさ、これから重宝しそうです。
座布団に座りっぱなし（休憩なし）の２時間弱、大丈夫かな？と思いましたが、こまめに座り直したせいか、皺がクッキリ･･･ということもありませんでした。（以前はお茶会で、立ち上がった瞬間着物の裾が皺だらけ、ということもあったのです）
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Ｒｅ：「みそか寄席」を聴きに （０５／０７）
モルモット２３４３
さん
落語の不思議
まろ0301
さん
落語って不思議だなと思います。好きな噺だと何十回も聞いていて、ほとんど暗記しているのですが、何回聞いても毎度同じように笑ってしまいます。
なぜかわかりません。
始まりも、展開も結末もすべて予想がついていてなおかつおかしい・・・「寅さん」も一緒ですね。
身近なところで落語が楽しめる、どんどんそうなっていってほしいなと願っています。 (2008.05.07 23:30:23)
なぜかわかりません。
始まりも、展開も結末もすべて予想がついていてなおかつおかしい・・・「寅さん」も一緒ですね。
身近なところで落語が楽しめる、どんどんそうなっていってほしいなと願っています。 (2008.05.07 23:30:23)
聴いてみたいです
嫌好法師
さん
文我師匠の網船ですか。どんな話なんだろ。師匠は珍品をたくさん持ちネタにされてますので、聴いたことのない噺まだまだあります。
(2008.05.08 01:52:49)
素敵！
935うさちゃん
さん
古い町並みの情緒と和菓子を楽しみ、料理屋さんの企画する寄席に行き、着物で落語を聞く。和の香りいっぱいの休日、最高じゃありませんか！
お着物は縞ですか？落語にふさわしく、カジュアルで肩の力が抜けた感じで素敵ですね。帯も上手にお買物されて。髪型、以前は長い髪を結っていらしたと思うのですが、切られましたか？ (2008.05.08 06:21:47)
お着物は縞ですか？落語にふさわしく、カジュアルで肩の力が抜けた感じで素敵ですね。帯も上手にお買物されて。髪型、以前は長い髪を結っていらしたと思うのですが、切られましたか？ (2008.05.08 06:21:47)
「和」三昧ですね
1go1ex さん
着物でお出かけ、抹茶とお菓子をいただいて寄席を楽しむなんて、「和」三昧ですね。
お菓子が2種類とも、とても美味しそうです。
博多織の半幅帯、良いものを手に入れられましたね。江戸小紋をgetした日に、重宝な帯も手頃なお値段で入手されたんですね。
半幅帯を締めて下駄を履いて寄席に出かける…なんて粋なんでしょう！ (2008.05.08 20:17:57)
お菓子が2種類とも、とても美味しそうです。
博多織の半幅帯、良いものを手に入れられましたね。江戸小紋をgetした日に、重宝な帯も手頃なお値段で入手されたんですね。
半幅帯を締めて下駄を履いて寄席に出かける…なんて粋なんでしょう！ (2008.05.08 20:17:57)
Re:「みそか寄席」を聴きに(05/07)
st mayao
さん
「みそか寄席」の日記は以前も書かれていたいましたよね？
あの日記を拝読してからというもの、とても興味を持っております。
お着物で参加されたなんて素敵～！
落語家さんも 他の観客の皆さんも、
客席の中にわざわざお着物姿で聞きにきてくれている方が居ると思うと、
気分が盛り上がってモチベーションもあがるでしょうね。
ちりとてちん情報、ありがとうございました。
５、６日とも無事に録画できました。ゆっくり楽しみたいと思っております！
(2008.05.09 01:47:56)
あの日記を拝読してからというもの、とても興味を持っております。
お着物で参加されたなんて素敵～！
落語家さんも 他の観客の皆さんも、
客席の中にわざわざお着物姿で聞きにきてくれている方が居ると思うと、
気分が盛り上がってモチベーションもあがるでしょうね。
ちりとてちん情報、ありがとうございました。
５、６日とも無事に録画できました。ゆっくり楽しみたいと思っております！
(2008.05.09 01:47:56)
根津神社といえば
サリィ斉藤
さん
モルモット２３４３さん
ご訪問＆コメントありがとうございます。
根津神社で野点なんて、素敵ですね。もう何年も前のことですが、ゴールデンウィークにつつじ祭りを見に行きました。谷中も近くて、ぶらり散歩するのもいいところですよね。 (2008.05.09 23:40:50)
ご訪問＆コメントありがとうございます。
根津神社で野点なんて、素敵ですね。もう何年も前のことですが、ゴールデンウィークにつつじ祭りを見に行きました。谷中も近くて、ぶらり散歩するのもいいところですよね。 (2008.05.09 23:40:50)
Re:落語の不思議(05/07)
サリィ斉藤
さん
まろ0301さん
＞ 落語って不思議だなと思います。好きな噺だと何十回も聞いていて、ほとんど暗記しているのですが、何回聞いても毎度同じように笑ってしまいます。
私より何倍も落語キャリアの長いまろさんも、そうなんですね。歌舞伎などでも、同じ演目を何度みても、名場面では「来るぞ、来るぞ、キタ！」と感激してしまいますし、これって本当に不思議なことです。でも、そうじゃなければ長い間受け継がれることもないでしょうね。
落語に関しては、初心者の私は、今は一つひとつの噺のサゲに「ほう、そう来るか」と新鮮さを感じています（笑）これは今だけ、の楽しみ方ですね。 (2008.05.09 23:44:19)
＞ 落語って不思議だなと思います。好きな噺だと何十回も聞いていて、ほとんど暗記しているのですが、何回聞いても毎度同じように笑ってしまいます。
私より何倍も落語キャリアの長いまろさんも、そうなんですね。歌舞伎などでも、同じ演目を何度みても、名場面では「来るぞ、来るぞ、キタ！」と感激してしまいますし、これって本当に不思議なことです。でも、そうじゃなければ長い間受け継がれることもないでしょうね。
落語に関しては、初心者の私は、今は一つひとつの噺のサゲに「ほう、そう来るか」と新鮮さを感じています（笑）これは今だけ、の楽しみ方ですね。 (2008.05.09 23:44:19)
Re:聴いてみたいです(05/07)
サリィ斉藤
さん
嫌好法師さん
＞文我師匠の網船ですか。
遊びが過ぎて謹慎を申しつけられている若旦那が、父親の目を盗んで船遊びをしたくて、それにたいこもちが手を貸すことになるのですが、この算段の行方がトンデモナイことに…と、こんな感じのお話でした。とってもスリリングな面白さでしたよ！みそか寄席では文我さんはいつも、発掘された珍しいネタをされるみたいですね。 (2008.05.09 23:47:10)
＞文我師匠の網船ですか。
遊びが過ぎて謹慎を申しつけられている若旦那が、父親の目を盗んで船遊びをしたくて、それにたいこもちが手を貸すことになるのですが、この算段の行方がトンデモナイことに…と、こんな感じのお話でした。とってもスリリングな面白さでしたよ！みそか寄席では文我さんはいつも、発掘された珍しいネタをされるみたいですね。 (2008.05.09 23:47:10)
Re:素敵！(05/07)
サリィ斉藤
さん
935うさちゃんさん
＞古い町並みの情緒と和菓子を楽しみ、料理屋さんの企画する寄席に行き、着物で落語を聞く。和の香りいっぱいの休日、最高じゃありませんか！
本当に最高でした。でも、単衣をまだ持っていないので、浴衣が着られる時期まで着物でお出かけするのはお休みかも…
この日着たのは、以前にもブログに載せている紬です。髪はクリップでルーズに上げたら、たまたま耳隠しのような感じになったんですよ（笑） (2008.05.09 23:50:10)
＞古い町並みの情緒と和菓子を楽しみ、料理屋さんの企画する寄席に行き、着物で落語を聞く。和の香りいっぱいの休日、最高じゃありませんか！
本当に最高でした。でも、単衣をまだ持っていないので、浴衣が着られる時期まで着物でお出かけするのはお休みかも…
この日着たのは、以前にもブログに載せている紬です。髪はクリップでルーズに上げたら、たまたま耳隠しのような感じになったんですよ（笑） (2008.05.09 23:50:10)
Re:「和」三昧ですね(05/07)
サリィ斉藤
さん
1go1exさん
＞お菓子が2種類とも、とても美味しそうです。
五十鈴茶屋もすし久も、今回巡ったお店は皆、調べてみたら赤福のグループ企業？が運営されているところでした。お菓子のあっさりとした上品な甘さは、赤福のさらし餡にも通じるものがあって美味しかったですよ。
＞半幅帯を締めて下駄を履いて寄席に出かける…なんて粋なんでしょう！
そんな風に言っていただけると、自分に酔ってしまいそうです…自制しなきゃ（笑） (2008.05.09 23:52:21)
＞お菓子が2種類とも、とても美味しそうです。
五十鈴茶屋もすし久も、今回巡ったお店は皆、調べてみたら赤福のグループ企業？が運営されているところでした。お菓子のあっさりとした上品な甘さは、赤福のさらし餡にも通じるものがあって美味しかったですよ。
＞半幅帯を締めて下駄を履いて寄席に出かける…なんて粋なんでしょう！
そんな風に言っていただけると、自分に酔ってしまいそうです…自制しなきゃ（笑） (2008.05.09 23:52:21)
ちりとてちん
サリィ斉藤
さん
st mayaoさん
伊勢神宮も、遷宮の準備が着々と進んでいるようですね。まだ赤福の「朔日餅」は復活してないみたいんなんですが、機会があればみそか寄席と共に、体験してみていただきたいイベントです。
＞ちりとてちん情報、ありがとうございました。
＞５、６日とも無事に録画できました。ゆっくり楽しみたいと思っております！
私も楽しみに観まして、何度も見たはずのシーンでやっぱり号泣してしまいました。正直、スパッと省略されたサイドストーリーもすごく多かったので（当たり前ですが）こんなに縮めちゃうの、と残念な気も…でも、大好きなシーンがたくさん入っていたので、楽しんでいただけたら嬉しいです。 (2008.05.09 23:57:42)
伊勢神宮も、遷宮の準備が着々と進んでいるようですね。まだ赤福の「朔日餅」は復活してないみたいんなんですが、機会があればみそか寄席と共に、体験してみていただきたいイベントです。
＞ちりとてちん情報、ありがとうございました。
＞５、６日とも無事に録画できました。ゆっくり楽しみたいと思っております！
私も楽しみに観まして、何度も見たはずのシーンでやっぱり号泣してしまいました。正直、スパッと省略されたサイドストーリーもすごく多かったので（当たり前ですが）こんなに縮めちゃうの、と残念な気も…でも、大好きなシーンがたくさん入っていたので、楽しんでいただけたら嬉しいです。 (2008.05.09 23:57:42)
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