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カテゴリ: お出かけの話
ゴールデンウィークの真ん中、4月30日に、伊勢神宮のお膝元まで出かけてきました。

でも、この日の目的は参拝ではなく、落語を聴くことでした。

【到着後、五十鈴川を見下ろす“五十鈴茶屋”にてティーブレイク。】

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~きれいな紫のきんとんは、穀雨の節気菓子の一つ“藤浪”です~


古い町並みを再現した「おはらい町」は、赤福の本店を含め観光名所として知られています。
その中の、“すし久”という料理屋さんの広間を使って、一月に一度行われる「みそか寄席」を聴きに行ってきました。


【提灯の灯りって風情がありますね。“すし久”の店先で記念写真】

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【開演前に、別室の座敷でお菓子をいただくことも出来ます(また食べてる!)】

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~こちらで出るお菓子も“五十鈴茶屋”の節気菓子。名前は“神馬”~


「みそか寄席」は二部制の公演で、あらかじめポスター等で、翌月の出し物が告知されます。
この日、私たちは、21時過ぎから行われる第二部に行きました。
ドラマ“ちりとてちん”で取上げられていた“はてなの茶碗”がかかる予定だったからです。

3名の落語家さんが出演され、前座の桂しん吉さんが「桃太郎」、桂米平さんが「はてなの茶碗」。
トリを務める桂文我さんは、最近ではあまりかからなくなった古い噺です、という前置きで「網船」(あみぶね)という噺をかけられました。


へえ~と思ったのは、噺そのものだけではなく、マクラの部分まで、以前NHKで見た米朝さんの高座と同じだったこと。
師匠の芸を受け継ぐ、って、こういうことなんですね。あれ?どこかでこんな話聴いたな~、と思いつつ笑ってしまいましたが。

お三方とも、一部がよほど盛り上がったのか、ちょっとお疲れ気味かも?という雰囲気もあったのですが、やっぱり目の前で熱演してくれる落語というのは、伝わってくるものが違いますね。

茶道で「一期一会」という心得をよく耳にしますが、落語家さんと観客の、寄席での出会いもまさに「同じ時は二度とない」ものなのだと思います。
これからも、寄席のライブ感を色々な場所で体験したいと思ったのでした。

・・・さてこの日は、“着物で寄席見物”という、ン年越し?の夢を実現させることが出来ました。


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初夏のような陽気で暑かったこともあり、着物の下は身頃がさらしで出来た半襦袢。
半幅帯に足元は下駄、と、カジュアルなコーディネートにしてみました。

帯は、以前のブログで書いた、江戸小紋を購入した同じ時にお店の片隅で見つけた博多織のもの。
在庫セールということで、14,000円の値札が4,980円になっておりました♪博多織の軽やかな締めやすさ、これから重宝しそうです。

座布団に座りっぱなし(休憩なし)の2時間弱、大丈夫かな?と思いましたが、こまめに座り直したせいか、皺がクッキリ・・・ということもありませんでした。(以前はお茶会で、立ち上がった瞬間着物の裾が皺だらけ、ということもあったのです)





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最終更新日  2008.05.07 18:53:58
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