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カテゴリ: 落語の話
記念すべき第一回から、欠かさず伺っている落語会 「りらっくご」
しばらく高座から遠ざかっていて、これが私にとっては初笑い。いそいそと会場へ向かいました。

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席亭のことりさん直筆のめくりと共に、あとむちゃんと記念撮影。


今回からはお囃子さんが加わり、CDではなく生の三味線と鳴り物で高座が楽しめるようになりました。着々とパワーアップしていく「りらっくご」です。
今回の出演陣と演目は以下の通り。

 桂そうば 「手水廻し」
 桂 紅雀 「七度狐」
 桂こごろう「壷算」
 -出演陣によるトークコーナー- 


私は紅雀さんのマクラのファンで、この日の「神戸屋パンの話」も、これからパン屋さんに行く度に思い出し笑いしてしまいそうです

落語が終わってから、客席のアンケートを元にしたフリートークが繰り広げられるのが「りらっくご」の楽しい特色なのですが、やっぱり紅雀さんって、ふとした糸口から「面白そうなこと」を拾い上げるのがお上手なんですね。
本題から思わぬ方向へ発展し、場内の爆笑につながっていく視点のユニークさ、今回も堪能しました。
はめものの入る「七度狐」で、生の三味線の音色が味わえたのも、お正月気分の続きみたいな華やかさでうれしかったです。

トリのこごろうさんは、ヘアスタイルを変えられてから、ぐっと貫禄が増したような。
「つぼ算」というのは、実はそろって文系で数字が苦手な、私たち夫婦の大好きな噺。
聴く度に、そろばんを前にお金をごまかされて途方にくれる番頭さんの心情が痛いほどわかって(笑)その錯乱していく過程が気の毒やらおかしいやら。
上方バージョンのオチを聞いたのは今回が初めてで、新鮮でした。

110115riakkugo1.jpg
終演後、 昨年末の長野 以来となることりさんと記念撮影。
「愛しのプルシェンコ様は今頃、東京でアイスショーね…♪」


次回は、トークショーでお囃子の解説もしてくださる予定だそうで、楽しみ!
この日も、上方の噺家さんの出囃子についての豆知識が紹介されて、興味深かったです。
前座さんの出囃子は「石段」という曲に決まっていて、理由はもちろん「石段をあがって出世するように…」という意味なんだとか。






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最終更新日  2011.01.16 18:38:15
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