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Day 64:今回はサミト君の学習はお休みして、先日講義中に出た質問を取り上げます。質問: tell は第4文型を作る場合と第3文型を作る場合があります。どうして secret では第4文型を作ることができ、accident では about をつける第3文型になるのですか? accident も直接目的語になりますか?答:確かに、secret では第4文型を作ることができ、accident では about をつける第3文型になります。He told me the secret. [○]He told me the accident. [×](He told me about the accident. [○])tell 「話す、伝える、知らせる」の意では最も一般的な単語ですよね。良く知っている単語だけど、意外と厄介な単語だと思ったことはありませんか?tell は「(人)に(事)を話す、語る」という意味を成すとき、目的語を2つ取る S+V+IO+DO の第4文型を作ることができます。He told me the secret. (彼は私に秘密を話した)しかし、He told me the accident. [×]とは言いません あまり日本語を仲介するのはよくないかも知れませんが、He told me the accident. を「彼は事故を話した」と日本語に訳してみてもちょっとしっくりきませんよね。やはり、「事故について話した」の方がより自然ですよね。では、なぜ the secret (秘密) はS+V+IO+DO の第4文型を作ることができるのに、the accident (事故) は第4文型を作ることができないのか?そのルールとは?よく辞書や日本の文法書などでは、「a story, a lie, a joke, the truth のように直接目的語の名詞はそれ自体が話す[語る]内容を含んだものになります」というような解説があります。なるほど、「ジョーク」は語る内容を持っていますが、「事故」という名詞は語る内容ではなく、単に「事柄」ですね。しかし、これですんなり理解できる学習者はいいけど、もやもや感が残る学習者の方もいるのではないでしょうか?今回の質問のように第4文型を作ることができたり、作ることができなかったりする理由をきちんと理解するには、第4文型の本質を理解する必要があります。実は、これに関してはすでにこのブログで数回取り上げていますが、今一度この第4文型に関する本質的な意味を解説しましょう。第4文型の本質的な意味とは?第4文型 S+V+IO+DO の二重目的語構文は、行為・動作の結果、「人」(間接目的語)が影響を受け、単に「移動先」「伝達先」という意味ではなく、「物・事」(直接目的語)を「所有」「授受」「学習」「認識」したことを意味します。例えば、次の第4文型の例文で考えてみましょう。I sent Matt the documents.マットが私から送られた書類を「授受」した、つまり、書類がマットの所有に入ったことを意味します。つまり、第4文型の間接目的語(IO)と直接目的語 (DO)の間に have を入れて考えるとわかりやすいでしょう。例文は Matt has the documents. という関係が成り立つのです。次の2文を比較して理解を深めましょう。(a) I sent the documents to Matt. [第3文型](b) I sent Matt the documents. [第4文型]どちらも日本語に訳すと「私はマットに書類を送った」という同じ事実を述べていますが、次の点が異なります。(a) の to Matt は、私が送った書類の「移動先」がマットであることを表し、(b)ではマットが私から送られた書類を「授受」した、つまり、書類がマットの所有に入ったことを意味します。次のような文が後に続くと、さらに違いがよくわかります。(c) I sent the documents to Matt, but he never received them. (○) (d) I sent Matt the documents, but he never received them. (×) (c)の to Matt は単に書類の「移動先」を表し、マットが書類を授受したことまでは言及していないので、マットが書類を受取っていないという文が続くのは自然です。しかし、(d)の二重目的語構文は前述したようにマットが書類を授受し、書類がマットの所有に入ったことを意味します。したがって、マットが書類を受取っていないという文を続けることは不自然になるのです。第4文型の間接目的語と直接目的語の関係を理解すれば、今回の質問の tell も理解しやすくなると思います。tell, read, teach のような第4文型を形成する動詞も同じ発想で考えてみましょう。give, send のように実際の物の「所有」「授受」という意味ではなく、tell, read, teach のような第4文型は、「人」(間接目的語)が、「事」(直接目的語)を「学習」「認識」したことを意味します。He told me the secret. (彼は私に秘密を話した) 彼が話した秘密を「認識」した、つまり、私が秘密を理解したことを意味します。第4文型の間接目的語(IO)と直接目的語 (DO)の間に understand, learn などを入れて考えるとわかりやすいでしょう。例文は I understand the secret. という関係が成り立つのです。「彼は秘密を私に話した⇒(結果)私は秘密を理解(認識)した」という意味です。もう He told me the accident.[×] とは言えない理由はおわかりですね。「私が事故を理解した」とは言い難いですよね。つまり、I understand the accident. という関係は成り立たないのです。だから、He told me about the accident. と about を使った第3文型になるのです。「彼は事故について私に話した⇒(結果)私は事故について知った」という程度の意味です。どうでしょうか、「第4文型」の本質的な意味、スッキリしましたか? 後は「習うより慣れよ」、より多くの英文に触れ、「わかる⇒面白い⇒もっとわかる⇒できる」という循環を作っていきましょうね。応援ポッチがブログを書く元気の素になります⇒人気blogランキング参加中<(^^) ありがとうございます!ではまた、See you next time.この英語学習に関連したメルマガも発行しています。かなりマジな英語学習メルマガです。英語に自信のあるかた、または英語をより深く学習してみたいかたは是非登録して問題を解いてみて下さい。登録はこちら:Yahoo!メルマガ - そこが知りたい、英文法!日本人が繰り返す間違い!TOEICなど他の英語ブログも書いています。是非チェックしてみて下さい。英語学習ブログ 英語克服の秘訣!TOEICブログ TOEIC裏技先生日記ブログ Life in Vancouver発行者 小栗 聡 本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。Copyrights (c) 2007-2010 by Satoshi Oguri All rights reserved.
2010年01月17日
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Day 63:おめでとうございます!今年も不定期にボチボチいきますので、よろしくお願いします (^-^)v さっそく今回のサミト君の英語学習を覗いてみましょう。問題:次の文に続く文として適切なのはどちら?Don’t bother them now---A) --- they are watching the evening news.B) --- they’ll be watching the evening news.サミト君は now があるので、現在進行形を用いたA)が適切な文だと思ったようですが、実はどちらも Don’t bother them now. に続く適切な文です ただし、意味は異なります。さって、あなたの答はどうでしたか?B)が適切でないと思ったあなたはまだ「will = 未来形」という方程式が頭から離れていないようですね このブログを通じてもう何度も触れましたが、「will = 未来形」という絶対方程式はありません。will は未来時制ではなく「予測」「意志」を表す法助動詞で、「予測」「意志」は結果的に未来の事柄について述べることが多いと説明したことを覚えていますか?これは言い方を変えれば、will は必ずしも未来とは限らないということです。前回のDay 62で、will be …ing (未来進行形)には次の2つの重要な基本用法があると説明しました。1) 未来のある時点で進行中の動作を表わす2) 予定された未来の出来事を表わす今回の will be …ing は前回の未来進行形のどちらの意味にもあてはまりません。なぜならば、問題文は now つまり、現在の事柄を述べているからです。ズバリ、今回の will be …ing は「現在」の意味will には発話時に関する予測、つまり、「現在の推量」を表わす用法があるのです。次の例はどちらも現在の推量です。例1:A: There is someone at the door.B: That will be John.A: 戸口に誰かいますよ。B: それはジョンでしょう。Bは、話し手の未来の予測ではなく、発話時、つまり現在についての推量。例2:You’ll be starving now after your long walk. 「長い間歩いたのでもう腹ペコでしょう」という話し手の現在の推量。今回の問題文B)も、この現在の推量にあたります。Don’t bother them now---「今、彼らの邪魔をするな…」B) they’ll be watching the evening news.「彼らは今、夕方のニュースを見ているだろう」からという話し手の現在の推量A) they are watching the evening news.もちろんA)も可能です。しかし、意味は「今、彼らは夕方のニュースを見ている」と推量ではなく、現在進行形の意味ですね。つまり、話し手は彼らがニュース番組を見ていることを知っていることになりますね。もう will be …ing には、未来のある時点で進行中の動作を表わす「未来進行」の意味もあれば、誰の意志も表わさない「予定された未来の出来事」を表わす意味にもなれば、今回のように「現在の推量」を表わす意味もあることがわかりましたね。もちろん、どの用法なのかは文脈から判断ですが、will be …ing が現在の推量にもなることがわかれば、今回のような問題文をみても迷うことはなくなりますね 後は「習うより慣れよ」、より多くの英文に触れ、この「わかる⇒面白い⇒もっとわかる⇒できる」という循環を作っていきましょうね。応援ポッチがブログを書く元気の素になります⇒人気blogランキング参加中<(^^) ありがとうございます!ではまた、See you next time.この英語学習に関連したメルマガも発行しています。かなりマジな英語学習メルマガです。英語に自信のあるかた、または英語をより深く学習してみたいかたは是非登録して問題を解いてみて下さい。登録はこちら:Yahoo!メルマガ - そこが知りたい、英文法!日本人が繰り返す間違い!TOEICなど他の英語ブログも書いています。是非チェックしてみて下さい。英語学習ブログ 英語克服の秘訣!TOEICブログ TOEIC裏技先生日記ブログ Life in Vancouver発行者 小栗 聡 本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。Copyrights (c) 2007-2010 by Satoshi Oguri All rights reserved.
2010年01月06日
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