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最近、政府系金融機関の方の講演を聴く機会がありましたとです。
経済情勢的にはリーマンショック以降、実感はないだろうが上向いているちゅう話だったとです。
確かに、全く実感はなかとです。
景気が良くなったらなったで、新築が建って、金利も上がって又大家業は厳しくなるでしょうし、ファンド等が入って来ようものならひとたまりもなかとです。
昨年からの傾向で、家賃が安い物件で今まで安くしても需要がなくて入らなかった物件が今は満室になっている、その1ランク~2ランクの上の物件が苦戦しているという傾向が明白とですが、同様に土地も下がってきておりますとです。
探し方、見方もあるとですが個人的には地元の近隣商業地域や商業地域の土地の下がり方がここ最近激しいように思いますとです。
別の金融機関の方とも話していて、
「設備投資についても設備投資額が増えてきている。今、数年前におとなしくしていた企業が動き始めてきている。そのような企業は得てして優良企業が多い。」
とおっしゃってましたとです。そして、
「左門さんも不動産下がってきているので興味があるのではないですか?」と言われましたので、
「確かに下がってきているという実感が出て来ているのでよかなぁ~ては思っておりますとです。」
と伝えますと、「土地が下がっているのは需要がないから下がっているのだからこれから人口も減り、ますます需要がなくなるのは明白なのだから需要がなくならない地域を吟味して探さないと難しくなりますね。まぁ、借金しないのが一番ですが、それじゃ先の展望も計れないですもんね。」
と鋭いお言葉ばいただきましたとです。
左門満室もこれだけ下がってくれば、立地の良い都心に人は集まって行くでしょうし、国、都道府県、市町村の方針によって人が集まる地域、集まりやすい地域ちゅうとは定まって行くとです。
地方ではなかなか華やかな人口流入は見込めず、流出を見ながらしかも平均よりも早く迎えるであろう高齢者社会にも適応していける活力を持った土地も必ずあり、そういった土地も相場として下がってきているとです。
そのような活力ある土地を見出して行ければ、長期的な投資としてうまく運用し続けていくことは可能ではなかろうか?て考えよります今日この頃とです。