2009/04/03
テーマ： 猫のいる生活(139291)
カテゴリ： ミルの日々(ミル闘病記)
*** ミルへ ***
とっても濃くて、とっても長く感じられた時間を、ありがとう。
ミルは、まだまだ食べる気持ちが沢山あったのに、
ママが、命を縮めちゃってごめんね。
時間がもどせるなら、あの日のお昼ぐらいにもどしたい。
そうすれば、きっと、
ミルは、まだ
ママのそばでご飯を食べてられるように出来たと思う。
ほんとにごめんね。
食いしんぼで、パンパンに太っていたミル。
痩せちゃってからも、何度も何度も、
一生懸命食べることで、回復して見せてくれたミル。
途中、ママの方が挫折しそうになったけど、
ミルはホントに頑張ったよね。
頭がいいミル、気遣い出来るミル、やさしいミル。
チンチラレディーとは思えない性格のいい子。
初めて会った時、ママは本当にびっくりしたよ。
こんな性格のいいチンチラにゃんこがいるのかって。
5年半で、ミルに引っかかれたのは2回だけだよね。
最初のころ、抱っこ嫌いなミルを無理に抱っこして、
体をねじったミルの後ろ足で、
ざっくり鼻を切られた時はびっくりしたけど、
ママを傷つけてしまったことに深く傷ついてるミルに
もっとびっくりしたよ。
あの後は、もう一度も爪を出さなかったよね。
チンチラレディーを飼ってる人で、
5年間一度もひっかき傷のない人なんて、きっといないと思うよ。
ほんとにいい子。優しい子。
こんなひどい病気になっちゃったのは、
このお家に引っ越してきたのがいけなかったのかな?
前のお家のままでいれば、こんな病気にならなかったのかな。
東大病院通いもしなくて済んだのかな?
東大でも、結局何にもわからなくて、
かえって、腎臓を傷める結果になってしまって、ごめんね。
今飲んでるお薬と、もっと早く出会えていれば、
ミルは、もっと長生きできたのにね。
ほんとにも～、ママのやることは、全部ダメダメだね。
でも、最後まで、いい子で頑張ってくれてありがとう。
今度生まれ変わる時は、
病気知らずの元気なにゃんこになっておいで。
また会おうね。バイバイ、ミル。
*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆:*:・°★:*:・°☆
ミルへの沢山の応援ボチッ、そして、
沢山のコメント、ありがとうございました。
この3日間で、2000もの方から、
ミルへ、お別れのポチッをいただきました。
きっと、ミルも喜んでいると思います。
それから、ご自分のブログで、
ミルの事を書いてくださった方達もありがとうございました。
そのコメントなども読ませていただき、
情けなくも、泣きじゃくってしまいました。
本当にありがとうございます。
・・・・・
ミルが旅立ってからの3日間は、
ミルのよくいた場所はもちろん、
ミルのトイレを見ても、フードを買っていたお店に行っても、
涙が出てくるは、心臓がキリキリ痛むはと、
なんとも情けない状態です。
また、2時間おきに起きて給仕していたものですから、
いまだ、連続して眠ることができません。
平常心に戻るのには、もう少し時間がかかりそうです。
なお、いただいたコメントの最後の日の分は、
何とかお返事をしたいと思っています。
いつ、平常心に戻れるか…
ちょっと心配ですが、いつか必ずお返事しますので、
もうしばらく待っててくださいね。
昌華さん から頂いたお花
みぃさん から頂いたお花
素敵なお花を、ありがとうございました。
あまりに豪華なお花だったので、
急遽、ミル用の祭壇を作りました。
ミルも、お花は大好き（食べるのが?）だったから、
きっと喜んでいると思います。
ほんとに、ありがとうございました。
・・・・・・
31日、夜、火葬車に来てもらいました。
ミルのお骨は、驚くほど細く、
頭の骨は、腫瘍がどれだけ悪さをしていたか、
思い知らされるように、大きく茶色に変色していました。
そして、葬儀社の方に、
「体重の割には、お骨が少ないですね」と言われました…。
体重は、闘病中も、全く減っていなかったと思います。
それなのに、
ミルより一回り小さかった《先代バタ》より、
下手をすれば細いかもって言うぐらい細く少なかった…。
でも、葬儀社の方に
「窮屈ではかわいそうだから」と
一回り大きな骨壷を薦められたので、
そちらに入れてもらいました。
《先代バタ》のも確かそのぐらいだと思ったので。
でも、連れて帰って比べてみたら、《先代バタ》のは小さかった。
でもいいよね、ミルはデブチンだったからね。
皆さんに応援していただいたランキングは、
卒業させていただきました。
ただ、ランキングのページは
削除せず残しておくことにしました。
「組織球肉腫」というわけのわからない病気になり、
医者に完全に見放されて、2ヶ月半。
それでも、
ステロイドでは効果がないと言われた「組織球肉腫」なのに、
ステロイドの増量で安定期を作ることができました。
また、
IBDだと思われた慢性下痢は、
アモキシシリンという抗生物質でほぼ治まり、
しかも、週に2回近くあった嘔吐が、全くなくなりました。
他にも、今後他の猫ちゃんのために、
何かヒントになることが入っているかもしれません。
そのためにも、削除はしないことにしました。
ミルが生きてきた証です。
・・・・・
≪2009年4月現在≫より未来に、
このブログをお読みになった方へ、お願い。
どうか、一つページをさかのぼって、
ランキングのボタンを押してみてください。
そうすれば、今後また、
「病気の猫ちゃん」のランキングページをご覧になった方に
このミルの記録が、目にとまる事があると思います。
そうして、ミルや、他の猫ちゃんのデータを蓄積して、
いつかこの憎らしい病気の治療法が見つかることを、
心から願っています。
ありがとうございました。
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みるみるsanae
組織球肉腫という難しい病気で亡くなったミルの闘病記です。 残念ながら旅立ってしまいましたが、病気で苦しんでいる猫さんの少しでもお役にたてれば。
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