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May 16, 2005

日本茶に含まれるさまざまな成分

テーマ：健康によい食べ物(17)

カテゴリ：健康

　日本茶には、カテキンやビタミンC、Eなどのさまざまな成分が含まれています。

　お茶と聞いて、まず、思い浮かべるのは、日本茶、紅茶、ウーロン茶ですよね。

　これら3つのお茶は、ほぼ同じ品種からつくられていることを知っていましたか。

　違いは、製法にあります。

　紅茶は発酵茶と呼ばれ、酵素で酸化させます。
　半発酵茶のウーロン茶は成分の一部を酸化させるにとどめます。
　不発酵茶の日本茶は、熱によって酵素の働きを奪い、全く酸化させずにつくります。

　また、日本茶には、玉露、抹茶、煎茶、番茶、ほうじ茶、玄米茶などいろいろな種類

　全く発酵させない日本茶の特徴は、紅茶などと比較すると、ビタミン類などが多いと
　いう点です。

　それでは日本茶には主にどのような成分が含まれているのでしょうか。

　お茶の渋みのもととなっているのがタンニンの一種であるカテキンです。
　カテキンには、高血圧や糖尿病、さらには、がん予防の働きがあるのではと期待されます。

　次にうま味のもとになるアミノ酸の一種であるテアニンとグルタミン酸です。
　テアニンには神経安定作用のある神経伝達物質のドーパミンを増やす働きがあるとされています。

　また、苦みの成分はカフェインですね。
　カフェインは胃腸を刺激して消化液の分泌を促進します。

　そのほかにも、ビタミンCやビタミンAの前駆体であるカロチン、ビタミンE、
　カリウム、ヨード、γ-アミノ酪酸（ギャバ）、フラボノイド、フッ素、多糖類など、

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