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May 23, 2005

米離れが止まらない。

テーマ：今日のニュース(1291)

カテゴリ：ＮＥＷＳ

　農水省が１９日発表した０４年度のコメ年間消費量は、１人当たり５９．０キロで、

　調査開始以来初めて１俵（６０キロ）を割り込んだ０３年度よりさらに１％減ったようです。

　なんとサラリーマンなど消費世帯だけではなく、農家の消費量も減っているようだ。

　この調査では毎月、コメの生産世帯１６９０戸と一般の消費世帯６６５０戸を対象に

　家庭や外食で食べたコメの量を聞き取っている。

　消費量が最も多かったのは調査を始めた６５年度で、現在の２倍近い１１２．２キロのコメを、１人が１年間に食べていたのに。　

　今では、半分の以下になり、米大好きな私としては、残念なニュースです。

　農水省は、コメ離れが止まらない理由として、

「女性の社会進出が進み、炊飯に比べて手間がかからないパン食を選ぶ家庭が増えた」

　本当にそれだけなんですかね。　　

　コンビニに行けば、今でもおにぎりは、人気商品なのにね。

　たぶん、米の良さを知らない人が増えたのも原因のような気がしますが・・・。

ここは、もう一度、米飯のよさを再確認しましょう。

　その前に現在の日本人のエネルギー摂取方法から見直しましょう。

　滋賀医大教授（福祉保健医学）の上島弘嗣さんによると、

　２５年前の日本人はエネルギーの６３％をご飯を中心とした炭水化物から取っていた。

　現在は、５７％に低下しその反面、脂肪からの摂取が２２％から２７％に増え、適正量（２５％）を超えたようです。

　特に若者の脂肪摂取は、３０％を超え、３０歳代以下のコレステロール値は、アメリカ人（肥満大国と言われている）とほとんど変わらなくなってきているようです。

　特に若い男性は、食事にむとんちゃくなため、改めないと、将来、生活習慣病になる危険性が高いです。

　特に要注意な人は、朝食を抜き、夜は酒と脂っこい食事をしている人。

お米
の良い点は、

　▼血糖値が上がりにくい、粒のまま食べることから、パンに比べ消化が遅く、
　　余分なエネルギーを脂肪に変えて蓄えるインスリンの分泌が少ない。

　▼腹持ちが良い。よくかむ必要があり、少量で満腹感を得られやすい。

　▼便通が良くなる。繊維質やそれと同様の働きをする難消化性でんぷんを含むため、

　　しかも、白米茶わん１杯（１５０グラム）の熱量は約２２０キロ・カロリー（ラーメン１杯の半分以下）

　最近は、とがずに食べられる無洗米や、栄養価の高い玄米やヒエ、アワなどの雑穀
入りの米が人気のようです。

　我が家でも普通の米に玄米や雑穀を混ぜて炊いています。

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