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教育同人社主催の教員向け試写会に参加してきた。
この映画は2006年にフジテレビのドキュメンタリーとして放送された番組を映画化したもの。一人の来日した中国人の父親が、中国に残した一人娘の進学の夢を叶えるのために、必死に働く姿を10年間にわたって追いかけた秀作。親が子を思う心、子が親を思う心、希望を持って生きること。映画を見ながら様々なことを考えた。
中学生だけでなく、保護者にも見て欲しいと感じた。
映画化には慶応大学4年生の中村俊喜さんが深く関わっている点も興味深い。
中村さんのブログ から
引用開始---------------------------------------
僕は普通の大学生だ
普通に勉強をして、バイトをして、サークル活動をして。
気が付いたら就職活動の時期を向かえていた。
「僕もみんなと同じにサラリーマンに入って、凡々とこれからも生き続けるのかな?」
そんな漠然とした不安が日々強くなって行く。
映画がしたい
そんな想いが自分の中にくすぶっている事に気づいた。
人の感動でメシが食いたい。
一度きりの人生なのだから好きな様に生きたい。至って当たり前の事なのだが・・・
不況が、プライドが邪魔をして見えていなかった。
そんな時に沢山の出会いがあった。
僕の世界が一気に変わった。
本当に暖かい大人達に囲まれながら必死にジタバタしていたら、
気が付いたら「映画を世の中に出す」のガチンコ最前列に立っていた。
僕にとってこれから起こる事は全くの未知だ。
引用終了---------------------------------------
試写会終了後に中村さんと、彼と共に活動する学生グループを交えたシンポジウムがあった。思いを思いのまま終わらせないためには、一歩踏み出すこと(行動すること)が必要。その時に、状況を動かすのは人のつながり。
場所を変えて懇親会。中村さんともゆっくり話をすることができた。年明け、3学期に中学生に話ををしてもらうことを約束。楽しみ。
同日、私が企画にちょこっと関わった教育同人社発行のフリーマガジン「ウータン」冬号が配布された。

北川達夫さんの対談記事是非読んでください。私はギャラリーとして参加しました。 教育同人社のHP から入手可能。