撮り人の個人的な旅 by Sataiya

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アユタヤと云うと、観光地と云う印象しかありませんでした。遺跡などの世界遺産には全く興味が無かったし、観光地は苦手と云う事もあり、アユタヤは長らく避けていました。

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初めてアユタヤに足を踏み入れたのは2001年でした。食わず嫌いも良くないと思い、立ち寄ってみました。

列車に乗り、アユタヤ駅で下車すると、沢山の外国人観光客がいたので、一寸苦手だなァと思ったのですが、町を歩いてみると庶民的な田舎町と云う感じがして然程嫌ではなくなりました。

ゲストハウスで出会った日本人旅行者に誘われ、遺跡巡りをする事になりました。
オンボロの貸し自転車で町を走りました。

遺跡を巡ってみると、各所にアユタヤ王朝時代のビルマ軍との戦いの跡が見られました。

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アユタヤの旅を切っ掛けに、意識的にお寺や仏像の写真を撮るようになりました。遺跡にも興味を持つようになり、其の後、スコータイやカンボジアのアンコールワットにも足を運びました。

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アユタヤの歴史にも興味を持ち、色々と調べてみましたが、書物によって諸説紛々で、特に年号など数字にばらつきがあって、理解するのに困窮しました。

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 ▲ ワット・ローカヤスターラーム 《Wat Lokayasutharam》
   ビルマ軍の攻撃で破壊された涅槃仏像。1956年に復元されたそうです。




 ▼ ワット・プラ・マハタート 《Wat Phra Mahathat》 
   建国後直ぐに建てられたアユタヤ王朝時代の中心的な寺院。
   ビルマ軍による破壊と略奪に遭いました。


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   ▲ ワット・プーカオ・トーン 《Wat Phu Khao Thong》
   高さ約80mの仏塔。天辺が少し傾いていました。(写真では解り難いですが)
   ビルマの王によって建立された後、タイ様式に建て直されたと云われています。



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    ▲ ワット・ヤイ・チャイ・モンコン 《Wat Yai Chai Mongkon》
  14世紀に創建された寺院。仏塔はビルマ軍との戦いに勝利し、独立した記念に建てられました。



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■ ビルマから独立した後、アユタヤ王朝はヨーロッパ諸国との交易が盛んになり、交易国家としての全盛期を迎え、外国人居住区が次々と作られました。其の中に日本人町があり、多くの日本人が居住していたと言われています。(書物によっては日本人居住者は800人と記されているものがあったり1500人以上と記されていたりして正式な人数は不確かです)
当時、日本は江戸時代。朱印船により交易が盛んに行われていました。其の後、日本人町は消滅してしまい、現在は「日本人町跡」として石碑が残されています。


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■ アユタヤ王朝時代は1350年~1767年の417年間続きました。
度重なるビルマ軍の攻撃により多くの建造物が破壊され、1767年に没落。アユタヤは歴史の幕を閉じました。
現在、其の歴史が遺跡と共に語り継がれています。

■ 「アユタヤ」の名は、インドの古代叙事詩ラーマーヤナに出て来るインドの無敵の城の名から来たと云われています。



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5、6年前の旅では未だフィルムで撮影していました。フィルムを大量に持って行くので、荷物の大半をフィルムが占めていました。
其の後、デジカメを買い、フィルムで写真を撮る回数がめっきりめり減りました。デジカメは楽で好いです。荷物は軽くなるし。フィルムだと失敗作がネガに残ってしまうし、何よりもデジカメだとフィルム代がかからないので経済的です。

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2枚の写真は同じ仏像を撮影したものです。同じ被写体でも、モノクロとカラーでは印象が違います。元々モノクロ写真を撮りたくてカメラを買って撮り始めたのですが、アジアを旅する中、色取り取りのものが多く目に付く所為か、カラーでも撮りたいと云う気持ちが強くなりました。
フィルムで撮っていた頃は、カメラ2台で一方にモノクロフィルム、もう一方にカラーフィルムを装填していました。でも、今ではデジカメが主流なので全てカラー撮影。後でモノクロ変換出来るのでとても便利です。


アユタヤの町自体はとても庶民的な場所でした。市場は完全に庶民のものと云った感じで、観光客対応の土産物屋などは一切無く、屋台が並び、食材や生活用品などを売る店がズラリと並んでいました。

チャオプローム市場には食堂が4、5軒ほど並び、昼時はどの店も満席状態。人々で賑わっていました。市場の食堂は1人前20バーツ前後とお手頃でした。安くて美味いのでお気に入りの場所です。

全く期待していなかったアユタヤの旅は思いの外、楽しいものでした。其の後、何度も足を運びました。今では思い出深い町の一つになっています。











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最終更新日  2007.10.22 20:36:13
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