萬福貿易商社-も室聡群清的日常-

萬福貿易商社-も室聡群清的日常-

PR

Comments

haru@ お久しぶりです。 しばらくぶりです、「お猿日記」のharuで…
WILD-BERRY @ Re:約1年ぶりの更新(03/31) お久しぶりです。 「猫」の新作もそろそ…
ed hardy@ http://www.edhardy-sale.net/ 上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログ…
coo@ Re:黒田潔ビジュアルストーリーブック『森へ』 お久しぶりです。 遅ればせながら、黒田さ…
masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
ぢもと@ 夏! 私もこれ、行きたいんです! 当たり前だ…
2006.06.20
XML
裏話満載!?!第2弾

第1弾 の続きになります)

映画感染vol.11 (2006.4)】 (イラスト・写真等含む計19ページ)
*『かもめ食堂』特集*インタビュ:主演・小林聡美

インタビュー:フードスタイリスト・飯島奈美

映画感染vol.11とにかく凄いボリュームです!!多分、これまでに特集組まれた雑誌の中で、一番ボリュームあるんじゃないか?!と思われます。しかも・・・月並みの質問からこの雑誌でしか答えてない事まで!凄くオイシイ話満載です☆

*インタビュー:主演/小林聡美*
まず、掲載写真の衣装が、 雑誌『パピルス』(幻冬舎) の時と同じだったので、同日に行われたのかなぁ~と思いました。(さておき・・・)聡美さんへ、色々な質問が投げかけられた中から、私が気に入ったお話だけを厳選させていただきます。

其の一。
取材の人からの「フィンランド語で覚えた中で何か好きな言葉とかってありますか?」という質問に、 聡美さんが「若いスタッフに教えられた苦情的な言葉は全部覚えてて、裏で使ってました(笑)“ウスコマトンタ(信じられない!)”とか、“エンヤクサ(やってらんないわ!)”とか凄い可愛いんですよ。外国人が自分の国の言葉でぼやいてるのを聞いて、(向こうの)スタッフも面白がってました」 という話・・・私がもしフィンランドへ行ってたら、毎日でも「エンヤクサ!」ってぼやいてると思う(笑)。最近、ビックリする出来事も多々あるので、「ウスコマトンタ!」って咄嗟に叫んでしまいそうです。


取材の人からの「印象に残ってるシーンはありますか?」という問い掛けに、聡美さんは「プール」とお答えになり、その理由の説明の仕方が今までの雑誌には(恐らく)出てこなかった話へと発展していっております。 聡美さんは「もう驚きですよ、あのプール。「何で水着になってんのアタシ!?」みたいな(笑)。何の話題にもなってないのが本当に有り難いですよ。」 と最初に仰ってますけど・・・ もたいさんと群さんが『かもめ』の見所を聞かれた時、どこかの舞台挨拶でフザケて「小林さんのサービスショットもあるんですよ(笑)そこがオススメです。」と言ってたんですよね(笑) 。(話逸れましたけど)続きがありまして・・・ 「外国気分だし、プールに水着だから自然と普通に“はい、やります”みたいな。でも帰国してプールシーンのアフレコやった時、自分の水着姿に愕然(笑)」 と仰るほど全くもってヤバくなかったですよねぇ!!(私の言い方、失礼かな?/苦笑)
こんな「全然ダメじゃなかった!」と言ってる私よりも失礼な(面白い!)取材の人からの「ドラマとかでこういうオファー無さそうですよね」というストレートな問い掛けにも 聡美さん「ないですよ、ないない。泳ぎ初めだったのに、死ぬほど泳がされて、最後には溺れました(笑)」 と笑いながらお答えになっており・・・改めて「女優根性だなぁ!」と。でも、その苦労の甲斐あり、私の中では“プールのシーン”って、ちょっとしたアクセント(切り替えし・ターン)になってる、とても良いシーンだよね☆と思ってたりします。

*対談:企画/霞澤花子×監督/荻上直子*
この対談・・・夢のような実現ですね!(贅沢言うなら『出演女優陣VS霞澤花子対談』っていうのも読んでみたかったですけど/苦笑)霞澤花子さんのインタビューは、以前 『ピクトアップ#39』 でありまして、それ以来なのですが・・・もたいさんの方が抽象的な言葉遣いが多い気がしますが、些か似てる感じで抽象的だけど雰囲気を相手にハッキリとイメージしやすく伝えるのがとても上手い言葉を使って“サラリ”とお話されている内容に、実はとてもズッシリとした裏付けや理由があるような・・・多分、監督にも似てる表現方法があって、そういうのが映画にも表れている・・・
霞澤さんも仰ってますけど、「“作り手の意図が勝ちすぎる映画は作りたくないよね”って話してたんです。」 勿論、“イイモノ作ろう”という想いは基本だけには留めておいて、 「(作品に対する)作り手の想いばっかり見えると、何だかつまらない。“なんとなくよかったね~”とか、“ちょっと御飯食べて帰ろうか”みたいな気持ちになってもらえたらいいなと」 。二人とも、見る側に押し付けがましくなく、過剰にフィンランドで撮ったという意識をさせず、サチエのように 「何が何でも日本でやる必要は無いと思ってフィンランドへ来た。ココの人ならなんとなく分かってもらえる気がしたから」 そんな感覚で自然に、見てる人が“『かもめ食堂』にご来店”を果たせる映画を、好きな国で何となくイイ雰囲気で楽しみながら作ってたら結果的に 「出来上がったものもなんだか知らないけど、結構良いかもしれない」

『かもめ食堂』を作り過程で、幾度となく対立もあったそうで、(ココで) 監督「お酒が入んないと罵れないんですけどね(笑)」 と問題発言?!それを受けた 霞澤さん曰く・・・「(監督は)お酒が入ると“うざい!”とか“いちいち言う事が正しいから腹が立つんですよぉ~”とか言われたりして(笑)凄かったな」 ですって!いつも温厚そうな監督が変貌?!取材の人が「監督はお酒が入ると変わるタイプなんですね」と言うと、 監督「変わるっていうか、お酒を飲まないと本音が言えない(笑)」 と“本音を暴露”・・・面白すぎます!!
でも、真剣にそれぞれの何かを抱いて面白い同じモノを一緒に作ろうとしていれば、何かしか“対立”は生まれるのは、本気でやってる証拠。 「現場でホントに“監督が帰るか私が帰るかどっちなんだ!”みたいなところまで行きました」と振り返る霞沢さんも、「作ってる時から作ってること自体は面白くて、ほんとに自分で再発見を色々したんですけど、大変でしたね」

監督は、今回のフィンランド撮影で、フィンランド人スタッフの進行リズムに些か苦戦して、テンパってしまったそうなのですが、そういった“お国柄、色々勝手はあるさ”みたいな事を、今回学ばれて、次回はまた他の違うコトをやらかして欲しいと・・・私個人的には思ってます(エラそうですいません)。

*インタビュー:フードスタイリスト/飯島奈美*
普段は数々の御馴染みCMで大活躍しており、今回、映画のフードコーディネートは『かもめ食堂』が初めてだった飯島さん。それでも、その“フィンランドのお国柄”特性をいち早くキャッチして、それに合わせた食材選び、献立考案を見事にこなし、私達ファンが映画館でお腹を「グーグー」と鳴らすという、天然“効果音”を生み出させました。このインタビューの中でも、ココでは言い切れないぐらいの、調理やメニュー、使用した食材に関する秘話を語ってくださいました。

以前、 『誰でもピカソ』 でも、“見た目も匂いも味も美味しそうに見せる技”が特集で披露されてましたけど・・・今回のインタビューでもフードスタイリストの熱意を語ってくださっております。
「(料理を)見せる仕事なので、“撮影用だからおいしくなくなってるんでしょ”と言われることもありますが、私は味もおいしいものをおいしく見せることを心掛けてます。」 実際、飯島さんが作った撮影用のお料理、本当に美味しいそうです。そして、今回の『かもめ』に携わった感想として、 「この映画は、キャッチコピーの“ハラゴシラエしてあるくのだ”という言葉、まさにそのものだと思います。おいしいものを食べて、おなかに力を入れて頑張る。さりげないけど元気になれる。そんな作品のかなり重要な、料理を担当させてもらえて、幸せでした。」 と仰る飯島さんの、本当に感激なご様子が目に浮かぶようです。


えーっと・・・各自、第1弾&第2弾に渡りご紹介させていただきましたが・・・本当に!ココには書ききれないオイシイ内容がまだまだたくさんありました。私はコレを読んで、もう一度『かもめ食堂』をスクリーンで見たい!と思ったし、『バーバー吉野』を改めて(DVDですが)見返したい!と思いました。
貴重なお話を本当に有難うございました。


※入手方法※
取扱ショップリスト
⇒通販リスト: ジュンク堂書店 ( 池袋本店 調べ。通販購入の際には会員登録要。)・ saigon webmagazine ( メールオーダー制 。vol.11取寄可能かは不明)・ Amazon (現在vol.11在庫切れ。vol.9在庫あり)・ セブンアンドワイ (出版社在庫確認後取寄せ発送。出版社在庫が無い場合は不可)・ 楽天ブック (vol.11品切。 vol.9 在庫あり)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.06.20 19:26:46
コメント(4) | コメントを書く
[無口なぺぺちゃんの戯言(~07/8/31〆)] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: