ヴィクトリア3世代プラス・・・ワン!
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またまた永らく更新できませんでした言い訳です9月6日午前1時 アスベストによる中皮腫で3年1ヶ月苦しんだ父が永眠しました闘病の後半は咳と痰と発熱に悩まされ 何日眠れなかったか5分と眠れない日が何日続いたか亡くなる前1ヶ月は父も、家族も地獄でした在宅でがんばりましたが、痰が絡み、咳が止まらず、どんどん衰弱しモルヒネで幻覚の毎日あんな父の姿は見たくなかったそれでも闘っている父と手をつないで眠った幻覚で暴れている中、私に謝った私が謝ることがあっても父から謝ってもらうことなんて何もない病院のベッドで深夜、一緒に泣いた悔しい 情けない父の口から何度か「しんどい、もういやや 殺してくれ」父の声は今も耳から離れません家族の為に暑くても寒くても風邪をひいてても働き続けその結果が「中皮腫」私は許せません 納得できません父と二人で過ごした最後の夜幻覚で目を大きく、目玉が飛び出しそうなくらい大きく見開き壁に虫がいっぱい、ベッドにも虫がいると一生懸命手で払いながら「ごめんな、ごめんな、さみしいな」の連続あまりの姿に父に抱きつき、「もういいから、もう休もう、十分頑張ったから、もう頑張らなくていいから後は私らが弁護士の先生とがんばるから もういいよ ありがとう」というと一瞬幻覚から覚めたのか「ありがとう、頼むわな」と泣きながら言ってくれました私が父から聞いた最後のはっきりした言葉でした。個室でしたが看護婦さんが心配して来てくれるくらい大きな声で一緒に泣きました次の日昏睡状態のなり、そして次の日最後まで強く動き続けた心臓でしたが、小さくゴクンとして止まりました。最後の最後は一瞬でした昭和16年戦争が始まってすぐに生まれ戦後、高度成長期、働き続け、戦い続けた68年お疲れ様でした ありがとうございました次は私たち遺族が戦います
2010年09月14日
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