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サイド自由欄

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トールも製作に関わったオラクルカードです♪
2010年04月08日
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去年の11月末、同じタイトルで記事を書きました。


そして先日・・・今度は、父方の祖母が亡くなりました。
永遠に元気でいてくれることはないと知ってはいても、こんなに詰めてこなくてもいいでしょうにね。。

奈良から帰った日に危篤を聞きまして、次の朝に子供を連れてお見舞いにゆき、その翌日のことでした。
母方祖母のときは亡くなり方が急で、葬儀までちょっと間が開いたのですが
今回は入院していたのでもしかしてという心構えのようなものはあったとはいえ、お通夜と葬儀がバタバタしているうちに終わってしまったなあという印象です。
焼き場が朝一番しか空いていなかったりで、葬儀が朝7時半からとかでしたから…
そんなでしたので、ほんとに身内だけの、ささやかな式になりました。


意識はもうなかったのですが、暖かい手とちびの手を握手させることができましたし。

父方祖母は昔すぐ近所にいましたので、私と弟は小さい頃よく面倒を見てもらいました。
おにぎりや漬物が絶品で、おばあちゃんの丸いおにぎりの味は、いまだに真似できません。
おいしかったな~…


亡くなる前日に会ったとき、実はもう長くないかもってちらっと思ったのです。
なぜかというと、祖母が、私たち血族の重いもの、三次元ではなかなか解消できないようなものを、いろいろと背負っていってくれようとしていると感じたからでした。
でも認めたくない気持ちのほうが大きかったのですが、訃報をきいたのはその翌日でした。。

お通夜の席でも、引き潮のようになにかが祖母の棺に吸い寄せられてゆくのです。
幼い頃の印象に比べると、ずっと小さくなってしまった祖母が
持てるだけのものをすべて背負ってくれようとしている気がして、申し訳なくてたまりませんでした。

もっと、おばあちゃんだけのために歩いていいのに。


それでも逡巡していたら、こう言われました。

「さつきのひかりさんだってさ。
ちびちゃんが結婚して子どもが出来て …ていう時間の流れの中で
帰天するときがきて、じゃ~イロイロ持って行きましょーかね、ってなって、
子や孫に「おばあちゃん、重くないですか?」



・・・うん、多分笑い飛ばして終わりです。
子孫たちにとって本当にためになると思ったら、持てるだけ持っていこうと思うでしょう。
たとえ孫に嫌がられてもやりそうです。 ←

心底そう思ってしまったので、それ以上心配するのをやめました 笑
重くない?って心配するよりも、ありがとうって言ってもらった方が、もし自分ならば嬉しいだろうなって思ったので。

思えば、式が本当に近しい身内だけだったのも、そのためだったのかもしれないですね。。。
生前は介護のあれこれなどもあって、やっぱり大変な部分もあったのですけれども
そういった部分も、祖母の死は大きな浄化のように引っ張り出して、そして持って行ってくれようとしているのかもしれません。
バトンを託されたあとは、生きている私たちの問題でしょうけれども。


引き潮はお通夜の席までで、翌朝の葬儀では上に向かう光の流れが見えました。
母方祖母のときと同じく、私の上の人達も総出で膝を折ってお供しているようでした。

母方と父方では仏教でも宗派が違うので、お坊様のやり方なんかも違うわけですが
表面に出ている言葉や作法が違うだけで、亡くなった人の冥福を祈ったり、残された人の気持ちを宥めたりする目的にはなんの違いもないし
それはきっとキリスト教とか神道とか他の宗教でも何も変わりがないのでしょうね。
根底の気持ちは一緒で、きっと出方が違うだけなのではないかなあ。

また、お坊様や葬儀社の方たちは、死と見送りという儀式に立ち会うものだからか
ふとした立ち居振る舞いや言葉遣いの美しさがそのまま遺族の気持ちに反映されてしまう、大変な職業だなあ・・・と感じました。

葬儀をいかに大々的にやるかとか、そういうこととはまったく関係がないのですよね。
そうではなくて、ほんのちょっとした気持ちと動きの積み重ねで
遺族の悲しみは癒されたり、逆にささくれ立ってしまったり、するものなんですね。。

そしてそれは、葬儀という特殊な場面で強調されて見えましたけれども
実際私たちが毎日生きていく中でも、おそらくは同じように繰り返されているのでしょう。
揺れながら揺れながらでも、なるべく美しいものを積み重ねてゆけたらいいね、そう祖母に言われているような気がしました。


とても慌しい流れのなかで、いいお見送りができたかどうかちっとも自信がないのですが
道々に満開の桜が咲く中、せいいっぱいに感謝は伝えられたかな。
これで4人の祖父母を全員送りましたが、不思議なことにいつでもお通夜は冷たい雨で、葬儀の日は青空で。
それぞれのときに、そのときの精一杯ができていただろうかと考えてしまいますが
・・・でも、きっと、最善のことが起きていたんですよね。
そう信じることにします。


おかげさまで葬儀は終わりましたが、今週いっぱいはお休みをいただけたらと思います。
週末のREF伝授をお待ちの方がいらしたら、本当に申し訳ありません。
銀月物語も、ふと気づいたら前回の更新からもう8日も経ってしまっているのでどうしようかな…
折しもアルディアスの血族に関するお話なので、もしかしたら出すかもしれませんが
基本的にはメール等をふくめて、週明けからの始動をお許しいただけたら幸いです。

前回と同じく、来週火曜日の一斉ヒーリングに変更はありません。
むしろ受けていただくと大きなエネルギーが流れて私が癒されますのでw、
その点はご心配なく、どうぞご遠慮なさらずにいらしてくださいね^^
http://plaza.rakuten.co.jp/satukinohikari/diary/201004070000/



帰天した祖母は、先に行っていた祖父や母方祖母達に会ったでしょうか。

小さな身体にたくさんのものを背負って行ってくれて、大きな存在に
「よく生きたね、よく背負ってきたね」と褒めてもらっているでしょうか・・・。

昔のおにぎりの味も、亡くなる前の手の暖かさも、ずっと忘れません。

おばあちゃんに命を繋いでもらったから、たくさんの大切な人たちに会うことができました。
結婚して子供を生んだり友達と旅行に行ったりヒーリングをしたり物語を書いたり、
色々な楽しい経験に飛び込むことができているのも、今、ここに生きているからこそ。


たくさんたくさん、どうもありがとう、おばあちゃん。

お疲れさまでした。
どうぞゆっくり休んでね。









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最終更新日  2010年04月09日 00時24分24秒
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