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May 11, 2006
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カテゴリ: 選択理論心理学
こんばんわ。
今日は上の子の初めての調理実習でした。
とても楽しかったのか、夕食の後、まだ食べ足りないと見えて「作る!」といって昼間作ったばかりの温野菜サラダと野菜スープを披露してくれました。
ちょっとドレッシングを失敗してしまったけど、3人でおいしく頂きました。
調理は彼の上質世界にしっかりと入ったみたいです。

父としてはお風呂も入れてほしいんですけど...(^_^;
調理に時間がかかったせいで今日もお風呂に入らずに寝てしまいました。
まあ私も小学生の頃はカラスの行水だったんでお風呂が好きになれない気持ちはわかりますが、毎日汗をかいているので少しはからだのことも考えてほしいなあと思う今日この頃です。

さて、そろそろ選択理論心理学の4つの柱の3つ目となる全行動の話に移りたいと思いますが、その前に、行動のシステムの話をします。


人は常に五感を通して現実世界の情報を入手しています。
このとき、得られた情報が全て脳に送られるのではなく、その人の興味・関心のあることだけが脳に送られ、知覚されます。
情報は常に整理され選別されているのです。

脳に入った情報は、その人の上質世界にあるイメージと比較されます。
そして、現実が自分自身の基本的欲求を満たすかどうかを瞬時に判断します。

基本的欲求が満たされていればいいのですが、そうでなければ脳はフラストレーションシグナルを発します。
このままでは駄目だぞ、何とかしろ、とささやく訳です。

何か行動を起こさざるを得ない、そんな衝動に駆られます。

そこで、過去の経験から、最も効果のありそうな行動を選び出します。
それは自分のしたことか、見聞きしたことの中から選ばれます。
過去の経験に良さそうなのがない場合は、脳はそれまでの経験から新しい行動を創造します。



人間は記憶の中に行動のストックを持っていて、そこから瞬時に最適と思われるものを選び出す、あるいは組み合わせて新しいものを創造する力を持っています。
これが行動のシステムと呼ばれるものです。

ところが、残念なことに、最適と思っているのは本人だけで、実際には効果的でない行動というのは幾つもあります。
例えば何回か取り上げた外的コントロールに基づく行動などがそうです。
人間はそれまで脳に入れた情報以上のものを引き出すことは出来ないんです。



上質世界が張り変わるときもこれと同じです。

良質な情報との出会いとそれに伴う自己評価でしか人は変わりません。
ということは、もし自分自身で「何だかうまく行かないなあ」と感じていることがあるとしたら、それは新しいより良質な情報を手に入れなさいというサインだと捉えることが出来ます。

また、人に行動を変えてほしければ、強制したり罰したり脅したりするのではなく、もっといい方法があるよと教えてあげる方が、遠回りに見えて実は効果的なのです。
ただし、せっかく情報提供したとしても、相手がそれを受け取るかどうかは相手の選択にかかっています。
そこはコントロールすることが出来ません。
自分でコントロール出来ることと出来ないこととの線引きはしっかり認識しておいて下さい。
それが人間関係でストレスを溜めない秘訣です。

この行動のシステムを知っていると、他人の行動がどんなに突拍子もないものに見えたとしても、それはその人にとっては最善の行動なのだ、という見方が出来ます。

人は常に欲求充足にとって最善の行動を常に選択している、との立場に立てたのなら、他人の行動に振り回されることは少なくなるでしょう。
何故なら人間関係でのストレスは、相手の行動の中に自分を攻撃したり貶めたりする意図を見ることから生じることが多いからです。
相手の行動の中に何らかの自分に対する意図を見ているのは他ならぬ自分自身です。
それは自分の上質世界というフィルタを通して見ているから見えるのであって、その人自身がそう思っているかどうかとは全く関係がありません。
このような立場を取る限り、誤解の上にコミュニケーションが成り立ってしまいます。

そうではなく、相手は相手に取っての最善を尽くしているのだと理解出来れば、そこに自分を攻撃する意図を見ることはなくなるでしょう。
仮に相手が自分を攻撃してきたとしても、「可哀想に、この人は効果的な方法を知らないのだ」と冷静な観察者の眼を持ちながら対応することが出来るようになります。

人間関係において、誤解は必然、理解は偶然です。

相手の上質世界を理解し、行動の真意を理解することで、より良好な人間関係を築くことがしやすくなります。
それは自分自身の幸福となって返ってきます。

知識を上手に活用したいですね。

それでは。





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最終更新日  May 12, 2006 12:51:21 AM
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