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July 21, 2006
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カテゴリ: 選択理論心理学
こんばんわ。

今週末は藤沢勉強会があります。
何人かから参加表明を頂いているのでどんな出会いがあるのか楽しみです。

さて、久しぶりに選択理論の話をしましょう。

以前に「行動のシステム」の話をしたことを覚えていますか?
人間の行動は「全行動」と言って「行為(すること)」「思考(考えること)」「感情(感じること)」「生理反応(身体の反応)」が同時に起こっていること、そしてそれは生きている限り続くこと、その目的は基本的欲求を満たすことで常にフィードバックが働いて次の行動を選択していること、等をお話しました。

今日はその応用で、感情を選ぶことに触れたいと思います。

選択理論心理学では(別に選択理論心理学に限ったことではなく、他の心理学、例えばビジョン心理学等も同じ立場を取りますが)「感情は自分で選んでいる」という見方をします。
心理学を勉強したことのない人には意味不明かもしれませんが....


感情を感じるきっかけは何らかの身体の反応です。
肉体的な苦痛を感じれば嫌な思いをしたり怒ったりします。
しかし、この時の感情は一時的なもので、すぐに引いてしまいます。

この時に感じる感情は「基本的欲求」が満足されているか否かを教えてくれるシグナルです。

人間は本能的に「基本的欲求」を常に満たそうとしますから、長い間感情が残ってしまうと困る訳です。
瞬間的な反応でないと、満たされているのか、満たされいないのか、分からないですからね。

ドリス・ワイルド・ヘルマリング著の 「みんなに好かれる人避けられる人」 でも感情のピークはすぐに過ぎてしまうと紹介されています。この本は理解しやすいので興味があればご一読下さい。

でも、同じ感情がずっと残ることがあります。
それは楽しい感情であることもありますが、怒りや苦痛の感情がいつまでも残るのは嫌な物ですね。

何故残ってしまうのか?


「思考」の力を借りて「感情」は心の中で燃え続けます。

例えば何か嫌な出来事があってそれがずっと尾を引いているとしましょう。
冷静に頭の中を覗いてみると、自分自身に対してこんな言葉掛けをしていないでしょうか?
「あの人がこんなことをしたから...」
「私はなんて運が悪いんだろう...」


こうした思考が感情を燃え続けさせる薪の役目をしていつまでも炎が消えない原因となっています。

まず、そのことに気付いて下さい。
気付けたら、感情は自分で選んでいる、という言葉の意味が今よりも掴めるでしょう。

感情を完全に制御することは出来ないと私は思います。
瞬間的に周囲の状況に反応して出て来る感情は、生きている証でもありますから。

でも、感情を自分の望む方向に持って行くことは可能です。

それには、自分の「思考」を望む方向に持って行くことです。

「思考」とは、出来事をどう解釈するか、ということでもあります。

出来事そのものは何ら意味を持ちません。

出来事に意味を与えているのはあなた自身です。

意味付けが肯定的であれば肯定的な感情が、否定的であれば否定的な感情が生じるのです。

そしてその意味付けは、自分で選ぶことが出来ます。

例えば、いつも「楽しさ」や「わくわくした感じ」を感じていたいと思ったとしましょう。

でも生活していれば、楽しくもなければわくわくもしない出来事に頻繁に遭遇します。

その時に「どうしたらこの状況を楽しめるだろうか?」「どうしたらこの状況でもわくわく出来るだろうか?」と問い掛けてみましょう。

最初は何も出て来ないでしょう。
「そんなの無理だよ!」という反応が普通でしょう。

でもそこで負けないで、根気よく続けて欲しいんです。
きっと、今までとは違った視点で出来事を捉えられるアイデアが一つや二つは出て来るものです。

そうしたらしめたもの!
自分の中でその考えをどんどん膨らませて行きましょう。

最初は誰だって失敗します。
だってこれは、自分自身の価値観や感じ方のクセを書き替えて行く作業に他なりませんから。

いつの間にか否定的な思考が頭の中を支配してしまったりします。

でもそんなときこそ、改めて選び直してもらいたいんですね。
自分が、その否定的な考えを持ち続けたいのか、それとも肯定的な考え方に改めたいのかを。

選択の力は、神が人間に与えた最大の力だという人さえいる位、強力な物です。

感情を直接コントロールすることは出来ませんが、思考をコントロールすることは出来ます。

是非、思考をコントロールする術を身につけて下さい。

最初は自分の内言語、つまり頭の中や心の中でどんな会話をしているか、に気付くことからです。

次に、自分の望む感情に持って行くには、どういう考え方に変えればいいのかを自分で探ることです。
自分一人で出来なければ、誰かの力を借りることに躊躇しないで下さい。
人の話を聞いたり、本を読んだりしてヒントを得ましょう。
得たら実践してみましょう。

これだけで随分と変わります。

やってみて下さい。

最初は小さな一歩です。
しばらく続けても、何も変わらない気がします。

でも、そこでやめない選択をしてもらいたいんです。

選択理論的な考え方を身に付けるには、意識して続けても2年は掛かると言われています。

それ位の大事業なんです。

しかし、一度身に付けてしまったら、一生見返りが得られます。
投資するに値するチャレンジだと思いませんか?

それでは、皆さんの幸せを願いつつ、今夜はこの辺で。

参考文献:
みんなに好かれる人避けられる人
ちょっと字が小さくて見た目より読み応えがありますが、良い本です。





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最終更新日  July 22, 2006 01:04:25 AM
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