エデンの南

エデンの南

September 5, 2006
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カテゴリ: 映画・TV
『竜馬暗殺』の終盤のシーン、台本は「坂本竜馬と中岡慎太郎が昔話を語る」みたいないいかげんなものだったらしく、撮影時、原田はしばらーーーく黙っていたそうです。(ほとんど嫌がらせ、と自分でおっしゃってました(爆)) そして黒木監督はじ~っと待つんです。
そして斬新な障子をバシッと破るシーンが出来たとゆー訳で。(後藤助監督は、これでOK出なかったら、障子どーすんだ?とひやひやだったそうです。)
この撮影、夕方6時~夜中の0時までかかったそうですぜ。
『竜馬暗殺』の撮影全体が、オールセッション大会のようだったって ! これまた素敵な事おっしゃるじゃありませんかっっ。
『竜馬暗殺』の感想 こちら にUPしてます。

竜馬暗殺

そして、黒木監督と言えば「戦争三部作」がある訳ですが、まずはキリシマ。これがなきゃ始まらないみたいな感じだったそうです。監督の自伝映画のようなものですからね。
(『美しい夏キリシマ』の感想 こちら にUPしてます。)


『父と暮せば』の出演依頼は、夜10時頃にピンポーンって来たそうです。
んで「『父と暮せば』やるから、出てください」って。「はい、台本コレ」って置いていって・・・。
「承諾してくれないなら、この後小田急線に飛び込むから」ってニッコリ笑って監督は言い、「じゃあぼく、背中押します」って原田が言ったとか。(笑)
(『父と暮せば』の感想 こちら こちら にUPしてます。)

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原田氏は、黒木監督のプロデューサー的感覚がすごいとおっしゃってました。
そして、キャスティングがほんっっとに見事ですよね。
監督、スタッフ、俳優と、長年の信頼感がとても強く、でも馴れ合いにはならずに、常に新しい緊張感があったと、助監督を努めていた後藤監督がおっしゃってました。
まだまだつくりたかった映画が沢山おありだったのではないでしょうか。訃報は実に残念な事でした。

30分という短い時間が恨めしい、何時間でも、終電がなくなろうと、聞いていたかったトークショーでした。

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Last updated  September 5, 2006 10:57:04 PM
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Re:原田芳雄トークショー@8/25新文芸坐 その2(09/05)  
サリィ斉藤  さん
先日放映されたNHK教育の黒木監督特集で、原田芳雄さんは「父と暮せば」について、「舞台をそのまま映画にしちゃおうっていうんだから乱暴だよねぇ」というようなことをおっしゃっていました。確かに同感ですが、それが不思議と画面に観る側を引き込んでくれる効果になっていますよね。

「キリシマ」は当初、上映の機会になかなか恵まれなかったようですが、信じられないような話です。あの映画の石田えりがすごく印象的でした。
遺作の「紙屋悦子の青春」もぜひ観てみたいです。 (September 6, 2006 12:08:18 AM)

Re[1]:原田芳雄トークショー@8/25新文芸坐 その2(09/05)  
SEAL OF CAIN  さん
サリィ斉藤さん
>先日放映されたNHK教育の黒木監督特集で、原田芳雄さんは「父と暮せば」について、「舞台をそのまま映画にしちゃおうっていうんだから乱暴だよねぇ」というようなことをおっしゃっていました。

黒木監督はやっぱ凡人じゃないなーと思います。こういう所も。発想が素晴しいし、あのように仕上げてしまう才能はスゴイっすよね。

>「キリシマ」は当初、上映の機会になかなか恵まれなかったようですが、信じられないような話です。あの映画の石田えりがすごく印象的でした。

確かに。私も石田えり、印象的でした。

>遺作の「紙屋悦子の青春」もぜひ観てみたいです。

同じくです~。

最後に原田芳雄さんは、「監督はあちらの世界に行ってしまいましたが、映画は残っています。皆さんが何かの機会に黒木監督の作品を目にされるのは、実に素晴しい事です」みたいな事をおっしゃってました。 (September 6, 2006 11:41:28 PM)

Re:原田芳雄トークショー@8/25新文芸坐 その2(09/05)  
哲0701  さん
>黒木監督のプロデューサー的感覚がすごいと
>おっしゃってました。

俳優の起用の仕方がすごいと思います。
ドキュメンタリー出身の監督とは思えないです。
どこの会社にも属さないフリーの作家だから
こそ、このような発想が出来るのだと思いますが、
それにしても亡くなられたのが惜しい! (September 6, 2006 11:57:19 PM)

Re[1]:原田芳雄トークショー@8/25新文芸坐 その2(09/05)  
SEAL OF CAIN  さん
哲0701さん
>俳優の起用の仕方がすごいと思います。
>ドキュメンタリー出身の監督とは思えないです。

明日UP予定の「浪人街」レビューにも書きましたが、全く同感です。

>どこの会社にも属さないフリーの作家だから
>こそ、このような発想が出来るのだと思いますが、

にゃるほど !

>それにしても亡くなられたのが惜しい!

語れば語るほどに、ああ、ほんとに…と思いますね。 (September 7, 2006 12:33:23 AM)

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