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2011年07月19日
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カテゴリ: ワンコ
今、ワンコを火葬して送りだしてきました。

ペットシッターさんのお奨めのペット霊園です。

17日は午後10時半に亡くなって、体を拭いたり柔らかいマットに寝かせたままで死後硬直すると納棺の時にてこずるかもしれないと思って床の絨毯の上にフェザーケットと新しい布を敷いてそちらに寝かせ直したり、気持ちを切り替えるためにこの日記で皆さんにご報告したり…その後で急いで仕事に出掛け、45分の遅刻でガッツリと働きました。

職場の全体の責任者の方は最初は気を使って私の顔を見ないようにしていましたが、元気付けるためかわざと「犬が死んだとや??」と聞いて来て、「聞かんでよ、泣くけん」と返したら重ねて「なんや、犬が死んだとや」って聞いてくるんですよ。

お陰で色々と死ぬ時の状況なんかも話して心が少し落ち着いた。

悲しい時は話す事が大事ですね。

自分の中で抱え込むと本当にイカン。

同じ時間帯で働く社員の人は私が遅刻した状況を聞いていたらしくものすごく気を使ってくれました。

またパートの同僚たちは遅刻ってことだけを知っていて普段通りに接してくれたのでまたそれも要らぬ気を回さずに済んで良かったです。



ま、婆が泣いてもみっともないだけですからね。

そんなこんなで翌、18日の朝、シッターさんにワンコが死んでしまった報告と良いペット霊園を紹介して欲しいと頼んで、警察犬訓練所などの犬も全頭供養しているという霊園に連絡を入れました。

が、昨日の18日は10件の火葬予約が入っていて時間が取れないが、今日だったらいつでも構わないと言うことだったので今日の仕事が終わってゆっくりとお別れをした後に送りだそうと思って今日の午後一番の予約にしました。

昨日は美容師さんにも連絡をして、柴ワンコちゃんにも連絡をして、柴ワンコちゃんが最後のお別れにわざわざ来てくれると言うので少しだけ片付けて散らかったままの部屋でワンコにお別れをしてくれました。

いつもワンコの事を「キレイ、キレイ」と褒めてくれる柴ワンコちゃんなんですが、死んでしまったワンコの事も「全然変わらないでキレイねー」と、この10年間の昔話を沢山しました。

そしてまた昨日の夜は仕事だったのですが、今朝帰宅して玄関を開けると異様な臭いがしていました。

ワンコのいるリビングのドアを開けてびっくりしたのは、ワンコの体が3倍にも4倍にも膨れ上がって、口からも鼻からも目からも血の混ざった体液が出ていて、ワンコの体の下に置いていたクール保冷剤の辺りからも血が出ていて、ガリガリに細かった足もプックリと膨らんで、そりゃぁもうゾッとする様なゾンビィな光景でした。

昨日、霊園に問い合わせた時に「1日長く放置しておいて大丈夫だろうか」と聞き合わせてはいたのですが、「お腹の下と頭の所に氷をしておけば1日くらいなら大丈夫ですよ」ということだったのです。

だから帰宅した時に変わり果てた姿になったワンコを見た時に本当に悲しかったです。

エアコンの温度をもっと下げておけば良かったと思ったし、ワンコが冷たすぎるのもイカンなーとアイス漬けにはしなかったのもいけませんでした。

きっと霊園の人は氷が溶けたら新しい氷に取り替えるだろうと思っていたんでしょうが、私は1人暮らしだから溶けてしまえばもうただの室温の水ですものね。



一晩かけて本当に発酵して膨らんだパン種のようになっていました。

ちょっとどころかかなりショックで洗面所では咳が止まらず吐き気がするほど咳き込んで、本当に最後の最後に可哀想な姿にしてしまってどれほど悔やんだことか知れません。

とりあえず霊園が開く時間を待って電話して、ワンコの体の状態と昼からの予定を朝からに変更できるかと聞くと幸いな事に朝からの予約は入っていなかったのですぐにお迎えに来てくれる事になりました。

その間に私はシャワーを浴びてお化粧をし直して、髪も洗ってさっぱりして少し落ち着いてきました。

ワンコの生前の写真が「用意するモノ」の中にあったので私と一緒に写っている写真と、ワンコが私の枕に顎を載せて私を見つめている写真と、ワンコが階段をのぼりながら振り向いて私を待っている写真の3枚を選びましたが、それをカラーでプリントしようとするとインクが切れたのか汚い写真になったのでブラックインクだけの印刷にしましたが、遺影としてはグレー調の写真が本当にピッタリでした。



首輪にいつも付けていた迷子札は私の車のキーホルダーと一緒にずっと持っておく事にしました。

それから忘れてはいけないのが夏の大施餓鬼の時に撒かれる天女が印刷された散華と色紙。

昔、この散華を皆が集めて持って帰るのは何の意味があるのですかと聞いたら、お棺に入れてあげるとお浄土のハスの花びらに変わるんだよと言われたので大施餓鬼の度に少しずつでも集めてワンコちゃんたちが亡くなるたびにお棺に入れてもらっていたのです。

今度は自分のワンコの為に、集め持っていた散華を全部霊園に持って行きました。

昨日お棺に入れようと買っておいた花も柴ワンコちゃんが持って来てくれた花束も枕元にお線香と水とともに供えていた菊の花も全部持って行きました。

霊園が用意してくれた白い段ボール箱にはワンコは到底入らない大きさだっので私が寝かせていたフェザーケットごと霊園のワゴン車の荷台に移して、後ろを付いて行きました。

到着した霊園は何ともいえずみすぼらしい霊園だったのですが、スタッフの若い男性2人は膨らんで臭くて飼い主の私でもゾッとするワンコを抱え上げてくれて恐縮しました。

仕事とは言っても本当に生きているモノと死んでしまったモノと死んで変形したモノとはモノが全然違います。

あげてくれたお経は聞いた事が無い宗派の聞いた事が無いお経でしたが、動物の供養に使われるお経だと言うことで…そりゃ聞いた事が無い筈です。

その後お別れの時間を取ってくれて最後の時間をゆっくり過ごしてくださいと言われたので、昨日の夜ワンコの枕元で私のお寺の聖典であげた枕経代わりのものとほぼ同じものをまた改めてあげて来ました。

そしてワンコはまたスタッフの2人に抱えてもらって焼き台の上に横たえられ、その周りに用意していたお花とか首輪とか写真などを供えて、体の周りを散華で取り巻いて、体の上にも撒きました。

それで全ての準備が終わり、時間が来てゲートが閉まり、ボイラーの点火スイッチを私が押してワンコは永遠に手が届かないところに行きました。

焼き終わって拾骨できるようになるまで3時間ほど掛ると言うので一反外に出る事にして、柴ワンコちゃんに連絡を取って拾骨に来てもらいました。

近くの駅まで電車で来てもらい、柴ワンコちゃんの霊園が必要になった時の為に見学を兼ねて拾骨して貰いました。

色々とお喋りをして、本当に気持ちが楽になった。

それにワンコの綺麗だった姿を見ていた時はワンコが戻ってこないと判っていてもまだ未練があったのですが、ワンコの変わり果てた姿と臭いを嗅いでやっとワンコがもう別世界の住人になって戻ることはないんだとビジュアルで実感した。

綺麗なままのワンコを送りだしていたらまだまだ未練が残り続けたでしょう。

でも本当に腐乱死体となったワンコを見て、ワンコの魂ももうこの肉体に戻りたいとは思わないよなと納得した。

柴ワンコちゃんは元々が看護師の人なので腐ると言うより体液が細胞から出てきてしまうからどんなに管理を良くしておいてもいずれはプクプクに膨らんで体液を垂らしながら亡くなるのよと言ってくれたので、氷をもっと沢山置いていたからって綺麗なままで維持し続ける事はできないと判って慰められました。

発酵しているとか腐乱死体って言うよりも細胞の中の水分が肉体という風船の内側に溜まっている状態なのだそうだ。

そうなる前の綺麗な時にお棺に入れてしまって要所要所をドライアイスで冷やし続ければ綺麗なままで1日伸ばす事はできるけれど、どの道みんな同じ状態にはなってしまうのだと聞いて慰められたよ。

お棺じゃなくて布の上に置いていただけだものね。氷を少し置いてちょっと冷やしただけだったんだものね。

でも自殺したいなんて思っている人はあの姿を一度見ておいた方が良い。

本当に自分の綺麗なままの姿で発見されて綺麗なままで火葬して貰えると期待しているなら、タイミングが悪くプヨプヨの水風船になったらどんな肌でどんな表情でどんな風に体液を垂れ流しているのかを一度自分の目で確認するといいなーと思う。

きっと考え方が変わるだろう。

ああ、今振り返ってベッドで寝ているはずのワンコの姿を探してしまった。

こんな事が続きながらも少しずつ少しずつ段々と心の痛みも癒えて行くだろうと思います。

ワンコが居なくなった部屋は本当に怖いくらい広いです。

今までは悲しみが一杯で、昨日の休憩時間にワンコの写真を携帯で眺めると涙が出てしまって「まだ写真を眺めるのは早い」と思ってしまいましたが、これからは悲しみよりも寂しさとの戦いだな。

10年間添い寝をし続けてくれた愛しいワンコですからね。

涼しい季節になると私と同じベッドで腕枕で寝ていたワンコ。

ひとつの枕を分け合って親子や姉妹のように寝ていたワンコ。

悲しい時や体が痛い時に抱き締めると不思議に痛みを忘れる事ができたワンコ。

私がパソコン画面ばかり見てワンコを無視し続けるのでしたから睨むような眼で見ていたワンコ。

本当にありがとう。

まだまだ全然平気じゃないけれど、こうやってワンコの事を書いて行くと本当に素晴らしいワンコと出会っていたんだなぁと感謝です。

だってお付き合いした人で10年間ピッタリと私に寄り添ってくれた人なんていないよ。

我がまま言っても癇癪を出しても怒鳴っても蹴散らしてもずっと変わらずに私を愛し続けくれたワンコ。

最後の日は私の体の上に顎を乗せて私を枕代わりにして寝ていたワンコ。

死ぬ間際まで私と一緒に居てくれたワンコ。

最後の最後まで私の腕の中にいてくれたワンコ。

ただ一つ心配しているのは、私が一緒じゃないと絶対にお散歩に行かなかったワンコが、私じゃなくて御仏様のお迎えにちゃんと付いて行ってくれるのかどうか…本当に心配です。

私もどうせすぐにワンコに会いに行くんだろうけれど、まずはワンコの供養をしてからね。

来年の母の25回忌ができれば有難いなぁと思っている。

ちゃんと御仏様のところに1人でも行くんだよ。

母ちゃんはちゃんと御仏様にお願いしているんだから。

さて、今日は全く寝ていないんだけれど…今夜も仕事です。

食事は今さっきやっとパンを食べました。

また今後しばらくはこんなワンコとの思い出の事ばかり書くだろうからスルーしておいてください。

この広い部屋で一人ぽっちで寝るのは辛いなぁと思うのでできるだけ早くパート先に着いて車の中で仮眠しよう。

1時間か2時間くらいは寝れるだろうし、寝ないと今夜の仕事が出来ないよ。

今日行くはずだった歯医者さんには事情を話して明日にして貰いました。

また歯医者さんで口を開けたまま寝ちゃうんだろうな…。

明日の夜は仕事が無いので本当に辛い夜になるでしょう。

本業のほったらかしの作品をやる時がいよいよ来たって事ですね。

運気は悪いんですが…引っ越しもしなくちゃな。

この部屋は辛すぎます。

できるだけ早くお引っ越しを…その前に夏の供養でお金を使い果たすのでお引っ越し費用も貯めなくちゃなりませんが。

さて、準備してきますね。





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最終更新日  2011年07月19日 19時12分18秒
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