プレー中のアクシデントによる スポーツ外傷
(ぶつかる・捻るなど)に関しては、自分で気をつけていても、仕方がないことが多々あります。その時の不運によることも多いので、怪我をしてしまったら、適切な処置をして早く治す事に全力を注ぎましょう。
問題は スポーツ障害 です。スポーツ活動を通じて、ぶつけたわけでもなく、捻ったわけでもなく、気が付いたら痛みが出てしまった。そんな経験ありませんか?ほとんどが使いすぎによる事で、関節にまたは筋肉に負荷が生じて痛みを引き起こします。え~使いすぎって練習をやっているのだから使いすぎるのは当然のことだよ~って思いませんか?痛みを引き起こす原因は正確に表現をすると 「身体をうまく使えなかった事による使いすぎ」 によるものです。また、成長期の子ども達は技術も未熟なうえに、中学~高校生などは、1年間に10cmも20cmも身長が伸びる子もどもいます。野球のピッチャーであれば、投球フォームが崩れても仕方ありません。勝負へこだわりすぎる事で、肘・肩の障害を引き起こしてしまうことが多くあります。
それでは、どうしたら良いか?成長段階の子どもたちであれば、当然のことですが、身体の使い方、基本動作をしっかり練習する事です。それが出来たうえでトレーニングを行いましょう。そして、一番大事なのは 身体のケア です。うまくなるために・強くなる為に・時には根性を付けるために過酷なトレーニングは必要です。しかし、トレーニングをやりっぱなしでは、身体を壊します。練習前の準備体操はだいたい行うようですが、練習後の体操はほとんどやっていないようです。チームとして 整理体操(ストレッチ) を必ず行いましょう。それが、不可能であれば、家に帰ってから、お風呂からでた後、寝る前に ストレッチ を必ず行いましょう。うまくなるために・強くなる為には身体の柔軟性は大変重要です。ストレッチも練習の一部だと考えて行う事で、スポーツ障害を防ぎましょう。