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================================ ◆ 紅茶のロットナンバーの解説 DJ-1など ◆================================茶園限定、季節限定のダージリン紅茶には、DJ-1や、DJ-20などのロットナンバーと呼ばれるものがついています。例えば、今年ダージリンのタムソン茶園、同じファーストフラッシュでも、DJ-1もあるしDJ-20もあります。このことで、あるお客様から質問いただきましたので、ここで回答を公開しますね。^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 同じ茶園、同じ季節で摘まれた紅茶でも、今日と明日摘まれた 紅茶では微妙に違って、まったく同じ紅茶ではありません。 それを区別するために、DJ-1、DJ-4というロットナンバーが ついております。 同じ茶園でも、場所により栽培されている茶葉が、 中国種のみだったり、中国種とアッサム種の交配種 だったりします。この場合、同じ茶園でもかなり 味が違ってきます。このときは、紅茶の質により 仕入れ値で同じ茶園なのに2倍以上することが多々 あります。 プッタボン茶園を例にとりますと、今年の場合、 ファーストフラッシュ(春摘み)はDJ-1からDJ-30 ぐらいまでのロットナンバーがついています。 プッタボン茶園の2000年ファーストフラッシュは FTGFOP1の等級だけで30種類あることになります。^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^当店のプッタボン茶園でも、他店のプッタボン茶園で同じ季節のものが販売されていても、全く同じ紅茶というわけではありません。こうなると、紅茶を選ぶ場合、なにを基準にすればいいのかわかりずらくなると思いますが、要は、自分がそのお店の紅茶のセンスに合っているかどうかだと思います。 次号の紅茶コラム、お楽しみに~~!(^o^)/
November 23, 2004
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紅茶専門店セレクトショップ 中野光崇です。http://www.verygoodtea.com/最近、地球が温暖化しているというニュースが連日報じられていますが、日本だけでなくその影響は紅茶の産地であるダージリンなどにも及んでいます。ダージリン紅茶の原産地であるインドのダージリン地方は、標高の高い場所にあるため、南国にありますが、日本と同じように四季がはっきりしています。冬はきちんと寒くなり春になって気温が上がってきて(日本とほぼ同じ気温の推移)その春の気温の上昇でお茶の木から新芽が芽吹き、それが春の新茶になります。ただし、日本と同様にインドのダージリンも温暖化の影響で昔とは違った気温、天候になる年が増えています。そのことでダージリン紅茶の品質に必ず影響を与えています。2005年ごろまでは、気候がそれほど温暖化していなかったため、ものすごく品質の高い紅茶がたくさんとれていました。香りが高く、素晴らしく、その紅茶を試飲して仕入れて販売するのですが、商品とは思っていませんでした。「芸術品」と思って仕入れて販売していました。そのような「芸術品」と思えるほどのダージリン紅茶はいまはなかなかとれることが珍しくなってしまいました。地球温暖化は、ダージリン紅茶の命ともいえる「マスカテルフレーバー」を弱め、年ごとの味のばらつきを大きくしています。気候の変化は一見ゆるやかですが、繊細な高地紅茶にとっては致命的な影響となり得ます。生産者はすでに適応策を取り入れていますが、今後は産地全体での持続可能な農業の取り組みと、消費者側の理解・支援も不可欠です。
August 14, 2025
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