環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Feb 23, 2006
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カテゴリ: 経営日記
昨日は住宅産業を勉強しようとセミナーに参加してきました.講師の方は元建設省の役人で,(本人いわく)「役所を追い出され」て,現在住宅関連のNPO法人理事長をやっている人だ.この人がまたとても変わった人で,学生運動上がりということもあるのだろうが,「今の住宅産業は詐欺集団で,役所も法律違反の運用ばかり指導している」ってのが持論の様でした.(僕も含めて)お金を払って,「売り上げアップの秘訣」とかを期待して参加されている工務店の方に向かって,なかなか過激で(門外漢の)僕にはとても面白かった.

話の内容は毀誉褒貶があると思うけど,僕にとってはもっともだと思うことも多々あって収穫でした.特に日本の住宅の問題として,(1)新築が高過ぎることと,(2)一旦取得すると価格が上がっていかない(資産形成につながらない)という点が指摘されていました.つまり消費者はその価値もないのに高過ぎる住宅を買わされ,しかも買ったときが一番高くて価格はどんどん下がっていき最後は建物の価値はゼロになってしまう.

考えてみると,「価格が高くて他人には価値のないもの」とは,まさに「道楽」のことである.金持ちなら「家は道楽」で良いだろうが,一般の人もすべて「道楽」であってはいけない.最近,「フラット35など金利が安くて長期間固定のものがあるから,今すぐに家を買うべきだ」って論調がある.でも家が「高くて価格が下がっていくもの」である限り,金利が安いからといって一般の人が借金して「道楽」をするってのはちょっとおかしいと思う.本来は,「払ったお金に相当する価値が本当にあり,しかも資産価値が上がっていく家を買う」のが本当じゃないかなって思う.

家が高過ぎるのは工務店の生産性と価格設定の問題としても,「資産価値の維持・向上」については,実は僕らの業界の人たちが出来ることが沢山ある.資産価値が下がっていくのは,住宅が短寿命で残存価値がないから(日本の住宅平均寿命は25年),そしてこれは一戸建ての長期維持計画(アフターメンテナンス)が充実していないってことが主な原因である.

アフターメンテナンスといえば,当社の主な顧客である白蟻防除業者さんが最短距離にいて,この役割を果たせるかが当業界の課題でありビジネスチャンスであり,住宅が道楽でなくなるキーになってくるのかなって思っている.

なんだか話が大きくなってきそうだけど,だからビジネスって面白い.社会ニーズが実在する中で当社も何か貢献したいなあって思います.





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Last updated  Feb 23, 2006 04:28:20 PM
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