成長産業である情報の世界では,「何かと何かを効率的につなぐこと」が大きなビジネスとなっている.
グーグルは検索技術で最大のIT企業となったが,「検索」とは,散在する情報と人々を効率的につなぐ技術のことだ.日本でも古くは(今も),リクルートのビジネスモデルは,企業と新卒学生をつなぐ仕事が基本だ.散在する人材募集情報を集めて見やすくして,学生たちに無料で情報提供している.ピアのような情報誌も,これまた映画や劇などの情報を分かり易くまとめた情報誌がスタートだ.
「つながれる情報そのもの」(=コンテンツ)よりも,「つなぐ技術」の方が価値を持つところが面白い.そう言えば,起業2年目にして1600億円でグーグルに買われたユーチューブなんて,誰でも投稿できる動画を提供しているだけでそれだけの価値を生み出している.これなんて,素人と素人をつないでいるだけだ.
よくたとえ話で,ゴールドラッシュの時に大儲けしたのは,金を掘った人々ではなく,それらの人たちに鍬などの道具を売った人たち,さらには大陸横断鉄道を作った企業家だと言われる.ゴールド(=コンテンツ)よりも,ツールを売った人たちが成功したのだ.
片方にコンテンツを持つ多くの人たちがいて,もう片方にやはりそれらを求める多くの消費者がいる場合,それらを効率的に「つなぐ」ことで大きなビジネスチャンスが生まれるようだ.情報が集まる場を提供することが価値を生むということか.
具体的にどうってことはないけど,これって結構ヒントになる.とりあえずあの会社に聞いてみようってことが会社の存在価値としてあるなら,それを目指してがんばっていこうと思う.
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