環境機器株式会社の社長フィロソフィー日記

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Juni1965

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Jun 18, 2007
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カテゴリ: 経営日記
最近世間を騒がしている年金問題だが,ちょっと違うなあと感じることもある.

そもそも年金制度は民間の積み立てではなくて,「賦課方式」と呼ばれる方式を取っている.この賦課方式とは,今のお年寄りの年金を,現役世代が負担するという仕組みのことだ.つまり私たちが毎月せっせと支払っている年金は,自分たちの将来に積み立てられているのではなくて,今現実に支払われている年金にそのまま充てられているといことだ.

だから問題の社保庁にしても,確かにずさんな仕事振りだとは思うが,基本的には現役世代から年金世代へ「右から左に」お金を渡しているのに過ぎない.つまり「誰に負担してもらったか」を正確に記帳するのを忘れただけで,別に使い込みをしてしまってお金がなくなったとかいう問題ではない.まあ多少の「渡し忘れ」はあるかも知れないけれど.

しかも少子化などの影響で,「年金を貰う権利」も政府の裁量でいくらでも変えられる.要するに「援助世代の縮小」で,年金支給時期が60歳から65歳に「勝手に」延期されたのも最近のことだ.いくら年金を払い込んでも,親世代に対する援助が本質だから,自分の番に子供世代に援助してもらえるとは限らないという訳だ.

会社経営で言うと,年金は「リターンの確定しない投資案件」に近い.まあ一種の法人税のようなもので,経営が苦しくなったり赤字になった時に過去に支払った法人税を返してくれる訳ではない.沢山法人税を払っているからといって,優先的に道路を使わせてくれたり,公共サービスがよくなる訳でもない.

まあ当てにならないものを当てにするのはやめて,純粋に「お世話になったお年寄り助け」と思った方が気持ちいいですね.





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Last updated  Jun 18, 2007 09:41:56 PM
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