昨日も書いたけど,これからの経営は,「如何に顧客と共同して事業を育てることができるか」にかかっていると思う.
雑誌を読んでいたら,プロミスドランドという携帯オンラインゲームのことが書いてあった.ユーザーがゲーム内で稼いだポイントを,飲食店のクーポン券に交換できるというもので,規模はまだまだ小さいが,急成長しているらしい.この会社の経営者は,飲食店コンサルティングをやっていた人なのだが,もちろん,オンラインゲームなんて経験も実績もないところから始める.
この社長のインタビューで,「プロミスドランドはゲームの企画書の書き方から学び,アイデアはネットから広く募集して,ユーザーとともに育ててきたゲーム」と言っていた.
まさしくそうなんだよなあ.「ユーザーと共に育ててきた」というのは,昔なら「素人のユーザーに何が分かる」ってもんで,プロを自認する作り手は軽視してきた考えだと思う.職人しか分からない世界とか言って,結局は提供する側が一方的にユーザーにモノやサービスを押し付けてきたのではなかったか.
一方で,「ユーザーと共同して育てる」というのは,口で言うほど簡単ではないのも事実だ.聞けば教えてくれるっていうものではないし,忙しい中,他社の商品開発にかかわっている暇も義理も本来はないはずだから.
それでも「共同してやる」というには,それなりの仕組みや共通した利益,それに理念も共有していかなければならない.ユーザーとの距離を縮め,本当にお互いの利益になるように信じあえる基盤を築くため,これからも頑張っていきたいと思っています.
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