衆議院の解散があるかも知れない状況で,「小泉チルドレン」とされた議員たちが,俺たちは使い捨てかと言っているらしい.せっかく反郵政民営化議員の対立候補として当選したのに,その役目が終わったからと言って次回選挙に優遇をもらえない,もしくは再選の見込みももらえないことに憤っているらしい.
これは大きな勘違いで,政治家というのは職業上,「使い捨て」なものだと思う.国民のため働くために選ばれた人々で,別にその人の生活のために選ばれた既得権益ではない.役目が終われば自ら降りるのが当たり前だし,立場が惜しくて出来る仕事でもないだろうと思う.
経営者もまったく同じで,自分の生活にためにはじめたことでも,一旦事業を始めてしまい社員を一人でも雇ったら,仕事の目的は第一に社員のため,第二に顧客のため,第三に社会貢献という大義名分のため,ということになる.自分の生活は四番目か五番目の話で,そんなことを最初に考えていたら,周りの人が不幸になる.「自由になるお金が多いのに自由にしててはいけない因果な立場が経営者だ」というのは,稲盛さんの教えでもある.
「あなたは必要でない」と言われたら潔く降りる,逆に無私の決心で捨て身の決断が出来るのが政治家,自分のことを差し置いて,社員や社会のことを考えるのが経営者だと思う.
小泉チルドレンもまだまだだなああと思うけれど,我が身を振り返って反省もしていきたいと思っています.
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