戦国ジジイ・りりのブログ

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2012年01月18日
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カテゴリ: 旅日記(中国)
ふくの像の奥の砂場には、亀がいる。

亀山八幡宮7

他にも、地面に亀がごろごろしだしたので、
「あ、もしかして・・・」と思って周りを見回すと、あった。
「お亀明神」が。

亀山八幡宮・お亀明神

 【お亀さん頌徳の記

  境内は島であった。今を去る5百年の昔、馬関(下関の古称)開発のため

  功労者であった。

  時の人はお亀さんの功績を称え記念に銀杏の木を植えた。
  木は年齢を重ねて名木となりお亀銀杏と称えられた。
  木は昭和の戦禍にかかったが、お亀さんの遺志を継承するかのように、
  焼跡から新芽を出し年々生長して母の木の面影をしのばせている。
  実はお亀ぎんなんといい、不思議にも無数の斑点があり、
  お亀さんの顔のあばたが現れたものといい伝えられている。

  お亀さんの功績により開作された広い埋め立て地を八丁浜といい、
  毎年五月一日から三日間、五穀祭に八丁浜(ハッチャハマ)エラヤッチャとはやし
  「ぼんち可愛いや寝んねしな」と唄い、シャギリ・山車を出し、

  八丁浜エラヤッチャはお亀さん頌徳の賦である。

  平成元年氏子崇敬者の篤い御奉賛により、亀山八幡宮御鎮座
  千百三十年記念事業として境内を整備し、お亀明神社を再建し
  池を整え玉垣をめぐらす。
  ここに亀山八幡宮亀笑会創立三十周年にあたり、頌徳の記を更新し



元々島だったこのあたりを、毛利が埋め立てようと工事を始めた。
ところが急な流れは多大な工費と人の命を犠牲にするのみで、
なかなか進まなかった。
そこで遊女であったお亀さんが人柱に立ち、以後は順調に工事が進んだというお話。

明治期に天然痘が流行した折には、お亀ぎんなんが疫病除けのお守りとして
多くの人に求められたそうな。
ちなみに、このぎんなん、拝殿の横で売ってた。

亀山八幡宮・お亀イチョウの実

とにかくこーゆーものに興味津々なので、
ひとまず買おうと思ったが、写真の通り一つのサイズしかないので、
残っているこのサイズのが(小)なのか(大)なのかわからない。

すぐ近くに聞けるような人もいなかったし。
たぶん、余程アバタやできものにお困りの方でない限り、
200円と500円のものが並んでたら、200円のを買う人のが多いとは思うけどね~。
普通に考えて。

まあ、500円入れておけば間違いはないんだけど、
なんかそれもしっくり来ないしな~
(↑お賽銭はケチらないけど、こーゆーとこはシビア)
てことで、今回はぎんなんは買いませんでした(笑)。


五穀祭の事も解説版に書いてあるけど、「エラヤッチャ」とは
お亀さんは偉い奴だという意味だそうです。

江戸時代には、藩は派手な歌舞音曲や酒宴などは禁じていたけど、
八丁浜の期間中だけは各所に「賑わい勝手」の高札が立てられ、
どんなに騒いでも咎められることはなかったんだって。


実際に人柱が行われたかどうかはわからないけど、
400年を経てなお、こうして語り継がれるってすごい事だな~と思って、
解説版の全文を引用したわけです。
上の解説版が更新されたのなんて、平成に入ってからだしね。

この平成の世で、何百年も前の一人の女性のことを
まるでつい昨日のことのように称えてるって何なんだ・・・
って、解説を読みながら、時空を超えるような不思議な感覚に襲われてしまいました。

まあ、ベースになる話はあったんでしょうけどね。
お亀さんの、それもおそらくは悲劇が。


それではお亀様にお参りをば。

お亀明神の手前にある手水場はこんなの。
亀の口から水が出てるのは、初めて見たね~(笑)

お亀イチョウの手水場

鳥居をくぐり、お亀明神の祠の前にあるのが「亀の池」。

 【亀山八幡宮の境内地は江戸時代初めまで島でした。
  島は丸く、陸や海から眺めると亀の形に見え、夏になり日照りが続くと
  境内は亀甲模様の亀裂があらわれました。
  そういうこともあって亀山島と称していました。

  亀は水中でも陸上でも生きることが出来ることから、
  あの世(神の世)とこの世(現世)を行き来できる動物として神聖視され、
  神社には古くから亀が大切に飼われており、戦前には大変大きな池で鶴もいました。】
  (亀山八幡宮HPより)

あの世とこの世ねえ~。
それは初めて聞いたな・・・

関係ないけど、うちは一時期亀がいたことがあってね。
だから、親近感があるんだよね。
こちらは生きてる亀です。

亀山八幡宮・亀の池

お亀様を祀っているのはこちら。

亀山八幡宮・お亀明神2

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最終更新日  2012年06月09日 16時21分10秒
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