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連れが図書館で借りてきた本に挟まっていた航空宇宙博物館のリーフレット。
モーションシュミレーションとかフライトシュミレーションなんかもあると書いてあったので乗り物好きの下の子ときょう小雪の舞う中行って見ました。

京義線の花田(ファジョン)駅前にある韓国航空大学校の構内にあります。京義線の線路と平行して小規模な滑走路があるのですがその向こう側が韓国航空大。ちなみにこの滑走路、軍部隊も利用することから軍事施設のため撮影禁止の掲示が出ていますのでご注意を。

花田駅の改札を出て地下道を通って2番出口へ。
こちらが入口。写真右側が滑走路や花田駅側になります。きょうは土曜日で航空大のセスナ機の発着もなく静かでした。(平日は結構飛んでいて、南側から飛んできたセスナ機が着陸態勢に入るためちょうどDMCの西側のソウル日本人学校上空辺りで西向きに旋回し、京義線と並行する滑走路に着陸するところをみることができます)

まっすぐ進んでいくと左側に航空宇宙センターと書いてある建物があるのでここが韓国航空大学校航空宇宙博物館。博物館が1階と2階(といっても中2階のようなところ)で、その上はセミナー室などが入っている程度で航空管制をやっているとかそういうところではないようです。

京畿道高陽市指定航空宇宙博物館と書いてあります。パンフレットによるとボーイング社からも支援を受けていたとのことなんですが展示はいかに…
入場料は大人が2,500ウォン、小学生以上高校生までが2,000ウォン。保護者同伴の未就学児は大人1人につき未就学児1人まで無料だそうです。
こちらがパンフレットと入場券。入場券は現金でしか購入できません。お姉さんが受付のテーブルにいるだけなので入場時には入口横のテーブルの人に声をかけてチケット購入します。
この博物館のメインは航空機・ロケットの模型やプロペラ・エンジン・旅客機の座席現物の展示など展示品がメイン。

正直目新しいものはほとんどなく、韓国の博物館にありがちな故障物、寂れたものがちょっと目に付きます。
韓国の航空会社の変遷。大韓航空公社KNA時代の航空機の写真には日本からリースで貸し出されたYS-11の写真も。(そのYS-11、1969年12月北のハイジャック犯に乗っ取られ北へ。機体の行方は未だに行方不明)
プリンターで適当に印刷してテープで貼っただけのあまりにお粗末な大韓航空の模型
ボロボロになってしまった昔のビジネスクラス
年期を感じさせる?!昔のファーストクラスの座席
うむ、イマイチ古すぎます。
そして目玉となるべきボーイングの看板がかかったモーションシュミレーションは・・・


担当者がいなくて乗れない…またいつからはじまるのかも何も表示なし![]()
フライトシュミレーションは…


マイクロソフトのフライトシュミレーターのソフトウエアをパソコンにぶち込んでジョイスティックを置いているだけ。おまけに英語版なので操作方法もよく分からず子どもたちもよくわからないまま操作している状態… ![]()
宇宙関連の展示もなんだか簡単な模型やらアバウトな作りのスペースシャトルのモックアップ、中国から寄贈されたロケットの模型などイマイチな内容。


野外展示もこんな感じで数機の過去の戦闘機などが置いてあるだけで、龍山の戦争記念館の野外展示と比べても雲泥の差。

正直、2,500ウォン払う意味がるかどうか。これを航空宇宙博物館というのにはちょいとねえといった感じ。久々に博物館に行って、「残念」って感じでした。はい。
どうも韓国では乗り物系博物館の人気はイマイチのようで、整備がなかなか進んでいません。現大統領が理系出身の大統領だからもう少しこういう子どもたちの夢を与えるところにも予算を使ってほしいものです。いかがでしょう、大統領。
名称:韓国航空大学校航空宇宙博物館
場所:京畿道高陽市徳陽区花田洞ン航空大キル100
最寄駅:京義線花田駅下車徒歩約10分
開館日:火曜~日曜 10:00~17;00(入場は16:00まで)
休館日:月曜・法定公休日および航空大開校記念日(6月16日)
ホームページ: http://www.aerospacemuseum.or.kr/
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