RF-B40/RF-B45/RF-B55/RF-B65 42
RF-1150LB/RF-1130LB/RF-1130LBS 25
RF-690/RF-850シリーズ/RF-858/RF-859 64
RF-080/RF-081/RF-082/RF-088 39
RF-788L/RF-096L/RF-818JB/RF-833L/RF-844 33
R-109/R-505/R-905J/R-1052/R-77 28
R-82/R-140/R-166/R-441B/R-8 11
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ブログにRF-2200のことを書いたのは2012年9月なので、途中で何回かは動かしたとしてもほぼ9年ほど放置プレーだった訳です。これは接触不良にならない方がおかしいと言う事で、凹みました下の画像は楽オクで入手した当時の画像ですね。この機種は古いラジオを弄るきっかけになったものなので、ブログを遡りながら再調整することにしました。見返してみるとスイッチの分解清掃など一切やってなかったんですね。Sメーターのハンダ付けは外しました内蔵電源トランスからの配線も外しましたジャイロアンテナの配線も外しましたバンド切り替えスイッチ周辺や、FMチューナユニットの配線の一部、シールド線も外しました基板を押さえるネジも、見落としの無いよう全て外しました調整後に電源配線を間違えるとシャレにならないので、結線の様子はしっかり撮影しました。基板の部品面も何カ所かハンダ付けやコネクターを外さないと基板を外せないので、これらも記録しました。また今回画像は紹介しませんが(撮影を忘れました)、本体左上の3連スイッチをバラすときに、摺動子を1つ無くしてしまいました これは初体験ですよ〜。探したけど出てこなかったです。なので一番負荷の軽そうな"ライトスイッチ”を、摺動子一つの片肺飛行にしましたそして無事に基板を外し、1つ目のバンド切り替えスイッチをバラして清掃しました。バンド切り替えスイッチ:FM,SW,MWを外した基板と、下は清掃済みのスイッチです。もう1つのバンド切り替えスイッチ:SW1~6も外し、ついでにヘンテコな取り付けをしていた抵抗器などを付け直しました。中には基板の裏側へ付け直した抵抗もあります。そしてスイッチの分解です。くわえの爪を真っ直ぐにして分解スタンバイです。スイッチのカバーを外すとこんな感じで、まあ普通に汚れていました。摺動子は金属容器に入れてケイグ赤でドブ漬けにし、接点はカッターナイフの刃(背中です)とケイグ赤で綺麗にしました この後は摺動子を曲げないように端子に取り付けて位置を合わせ、カバーを固定すれば終了です。マーカー発振回路部分は〇で囲んだケミコンを交換しました。蜜蝋だらけで、必要な箇所以外は触りたくなかった😰これは基板裏側のシールド板を外さないとケミコン交換出来ないので、シールド板を外してついでに磨いておきました。サンエーパールとケイグ赤でピッカピカになりましたね。更についでとして、ダイヤルライトのLEDを電球色 → 白色、メーターとフィルムダイヤルのバックライトLEDを電球色 → オレンジ色LEDへ交換しました。※他にもSメーター指針の塗装が落ち掛かっていたので、カッターナイフの背でソロソロと掻き落とし、車補修用ペイントでなぞりました:結果は大正解。青〇で囲んだように綺麗に塗ることが出来ました。最後は組み上げてからちゃんと動くかどうかが不安でしたけど、無事に動作したので一安心。分解しなかったRFゲインのボリュームの動作がボロボロだったのは、これ又凹みました。もう基板を外したくないので、隙間から何とかする予定※苦労して基板を外したんだから、隅々までチェックしなさいよ!と言うことですね。😳17009 ソフト99 99工房 タッチアップペン 12ml T-9【トヨタ・3E5】(スーパーレッド2) SOFT99
2020.11.17
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表題のラジオがeBayに出品されていて、セカイモン経由でワッチだけしていました。結局、私の予想価格よりも安めで落札されていましたね。珍しい機種だと思いますし美品なので、出品者さんが用意された画像をリサイズして紹介します。国内向けのRF-2200を自分で整備して持っていますが、アナログ式のラジオでここまで精度良く周波数をダイヤル直読できて、しかもそこそこの周波数安定度があるというのは、工芸品の至高の姿ですよ。
2014.08.02
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今日は三連休の初日でほとんどゴロゴロしていましたが、前から調整しようと思っていたRF-2200の再生音域を調整しました。RF-2900やDR-28(RF-2800B)、RF-1405と較べると低音域が強くちょっと不自然な音でしたので、それを修正しました。と言っても音質調整のBASS部分にあるコンデンサの容量を変更しただけです。具体的にはオリジナルが0.22μF×2を、一度0.18μFへ変更していましたが、これを更に0.15μFへ容量を減らしたところだいぶバランスが良くなりました。もう1カ所変更したのはFM/IFのセラミックフィルター交換です。オリジナルは太陽誘電のセラミックフィルターで珍しかったので残しておこうとも考えたのですが、フィルター交換に伴う感度、了解度の向上が顕著だったので交換しました。でも交換できたのは3つの内の2つだけです。今回の部品交換で、購入したばかりの”はんだシュッ太郎”を使いました。普通の鉛入りはんだならば十分な吸引力がありましたので、機会を見てPbフリー半田でも試したいと思います。
2012.09.15
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この間購入したVHF増幅用のMOS型FET:2SK544が非常に良い感じなので、クーガー2200の中波・短波帯の高周波増幅用FET:2SK104と交換し、ついでに今まで手付かずだった高周波回路の抵抗器交換もいっしょにやりました。抵抗器の交換はFMフロントエンド部分も実施しましたが、この機種の高周波回路周辺は部品が立て込んでいるので無理のない範囲で交換しています。気持ちよくパーツ交換するにはバリコンとメイン基板を外すという、完全バラしに近いところまで分解しないとダメなので、恐ろしくて出来ません(^_^;)では中波・短波帯の高周波増幅回路周辺の、部品交換後画像です。青っぽい色が金属皮膜抵抗器で幾つか残っている薄茶色っぽいのがカーボン抵抗器です。次はちょっとアングルを変えて、交換したFET:2SK544がよく見えるように撮影しました。2SK104と2SK544とでは脚の配置が逆になっていますので、交換する方はご注意下さい。次はFMフロントエンド部分です。ここはバリコンごと取り出した上で基板を外さないとすっきりと部品交換出来ないので、手の届く範囲だけ交換しました。交換後の画像がこれです。本当はFM/RF増幅の2SK49も交換したいんですが、ここはバラさないと手が届きません。まあ現状でFMの感度は平均点以上にあると思うので、機会があったら試してみます。最後は外した抵抗器です。本当は150Ωと6.8KΩがもう1本ずつありました。荒療治なのがお分かりでしょうか(^^ゞ先の細いニッパーで脚を切り取り、切り取った跡に新しい抵抗を付けるというやり方で相当変則なので、誰にでもお勧め出来る方法ではありません。撮影は、LEDスタンドライト、カメラはOptio WG-2GPS(1cmマクロ)を使いました。
2012.05.13
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耳だけの調整では完結しない事が判ったので、今日はRF-2200を再調整しました。で、再調整して判ったのは、耳だけでもOKなのは455KHzの中間周波数調整だけだと言う事ですね。スイマセン、上の画像はロッドアンテナを交換する前の物で最新の画像ではありません。調整がずれていて何か損していたな~と思ったのは、RF-2900の場合と同じでSWの第一中間局発周波数の合わせ込みでした。第一中間周波数はRF-2900:2.000MHzですが、RF-2200のそれは1.985MHzです。一段目のIFTがすれていましたね~。IFTの調整は実用十分なレベルで合っていましたが、局発の発信周波数がずれていて再調整後はRFゲインを落とした状態でもSメーターが随分振れるようになったので、今までは感度も選択度も損していた事になります。あとはSWの各バンドを調整しました。本機はクリスタルマーカーが付いているので、500KHzマーカーを動作させてサブダイヤルを0位置にしてメインダイヤルの位置を合わせ、4MHzなり8MHzなりの周波数をSSGから出し、合わせたダイヤル位置で所定の信号を正しく最大感度で受信できるようにすればOKです。私はラジオや無線機の調整では、受信機内部で発生するノイズを減らすよう心がけ、そのために金属皮膜抵抗器やオーディオ用のコンデンサなどを使います。なぜ受信機の雑音を減らすのかというと、外部からの弱い信号が受信機の内部雑音でマスクされ聞こえなくなってしまう → 感度が悪くなると言う事になります。従ってきっちりと回路を調整すると同時に受信機の低雑音化を図れば、感度が更に上がるというわけです。私の場合は、機材を買ってきた更の状態よりも性能がちょっと良くなればそれでOKなんですけど、月面反射通信をやる方にとっては受信機、特にLNA(ローノイズアンプ)の調整が重要になります。高感度に受信できるならば送信電力を下げることが可能ですし、色んなメリットが出てきます。
2012.03.18
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つい先日、RF-2200のスピーカーは口径が違うので交換出来ないと書きましたが(私が参照した雑誌には口径8cmと出ていた)、疑問に思いサービスマニュアルを調べたら口径10cm、しかも8Ωと記載されていたので本日12/4に交換、標題の通り麦球も購入したての電球色LEDへ交換し成功しましたので、顛末を簡単にまとめました。まずはスピーカーの話から・・・。まずは交換品(左側)と取り外した純正品(右側)を比べると、マグネットフレームとスピーカー端子の位置が異なっています。現実的にはスピーカー配線の取り回しが変わりますが、これは問題在りません。スピーカーフレームの段付き高さが少し違っていてRF-2900のときのようにそのままOKではなかったため、平座がねとスプリングワッシャーをラジオ筐体側にかませたうえ、スピーカーを固定する4本のビスも、オリジナルより数mm短い物へ交換したところガッチリ取り付ける事が出来ました。下は交換したスピーカーユニットを取り付けた状態です。取り外した純正ユニットと言えば、RF-2900の物同様にコーン紙が変色していました。左:RF-2200、右:RF-2900です。いずれも30年以上は働いているはずです。そろそろお役ご免にしてあげましょう。続いては電球色LEDの交換です。色味を見るために適当な抵抗器を繋いで(最初は220Ω)、比較点灯しました。麦球の方が電球らしい!色ですね(^^ゞご覧のように左手:LEDをしかるべき電極へ接触させながらライト点灯スイッチを押し下げる、右手でカメラを構えて撮影という、結構苦しい体勢でしたね。こう言う体勢で抵抗器をカットアンドトライし、最終的に180ΩをLEDと直列接続する事に決定。麦球はメーターの下とダイヤル照明用の2つ在るので、180Ωの抵抗も2本用意します。なおLEDには無色と白の熱収縮チューブをかぶせました。光を拡散させるのが目的です。なお配線材は麦球から切断した物を流用すればOKでしょう。ここで使ったLEDは直径5mm、熱収縮チューブは無色、白共に細かったので切り開いてかぶせる事にしました。LEDの電極構造は円筒型が一番観察しやすく、上側にある電極が+(アノード)です。切り開いたチューブを下のようにかぶせて使いました。この先は作業に集中したため撮影し忘れましたm(__)m 麦球の交換で注意が必要なのは、ダイヤル照明用です。麦球の入っていたスリット部分へ綺麗に押し込まないと、メインダイヤル板と接触してしまいますよ。ここだけ気を付けて下さい。下が完成した全体像です。普通に白色LEDでも良かったかな(^-^)
2011.12.04
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先日、石川町のシンコー電機で買ってきた1.25m長のロッドアンテナを分解して、RF-2200のロッドアンテナの一部と組み替えました。買ってきた元アンテナはこれ。全取っ替えは元々不可能なので2段目から交換し、全長は相当長くなりました。まあ取り替えたアンテナは元が長い分、こんな風になってしまいましたが。これの前の状態がこんな感じでしたので、アンテナを引き出しやすくなったと(^^ゞ思います。以前の日記で紹介したRF-2200FMフロントエンド回路の調整について補足します。ロッドアンテナを縮めた状態で黄色矢印のコイル(コア)を調整したところ、コアをかなり奥まで押し込んだところで82.5MHzのNHK東京FM放送を良い状態で受信できました。調整される方は参考にして下さい。
2011.10.16
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クーガー2200(RF-2200)関連の日記を、自分の整理のためにもインデックスにしてみました。興味のある方は辿ってみて下さい。RF-2200のFM部分を再調整&自宅ワッチ結果クーガー2200のFMフロントエンド調整RF-2200ロッドアンテナ形状RF-2200に使っているICのデータ:追記在りRF-2200の電池ボックス内接触不良RF-2200ロッドアンテナ再交換ロッドアンテナ交換、その後の印象RF-2200のアンテナも一部交換RF-2200画像:コメント追記RF-2200しつこく部品交換:追記あり2200で各バンドワッチRF-2200ノイズフィルター解説整備調整後のCOUGAR-2200内部画像S/N比にこだわる訳COUGAR用のツマミとロッドアンテナCOUGARジャイロアンテナ復活&BFO再調整:一部修正追記ラジオ用のつまみパーツの買い出しシリコンPNP高周波用トランジスタ古いトランジスタの代替品またラジオネタ:COUGAR-2200COUGAR-2200その後COUGAR-2200:再度パーツ交換COUGAR-2200回路図とにらめっこCOUGAR-2200調整実施続報:iPod用FMトランスミッターiPod用FMトランスミッターCOUGAR 2200ちょっぴりメインテナンス実施:本文一部修正COUGAR 2200ゲット!ハンダ付け便利用品トランジスターの電流増幅率ランクハンダ吸い取り器
2011.08.04
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昨日8/1にもう一回FM受信部(今回は中間周波部分の微調整)を耳Sでやりました。要するに自分の耳と目(シグナルメーターを見ながら)で調整した訳です。今日の横浜は比較的爽やかなので、通路へ出てFMバンドを周波数の低い方から受信してみました。確認できたのは以下の通りです。(1)76.1MHz:インターFM(東京都港区)(2)76.5MHz:インターFM(横浜中継局、横浜市鶴見区)(3)77.1MHz:放送大学(東京都港区)(4)78.0MHz:bay fm(船橋)(5)79.5MHz:FMナックファイブ(比企郡ときがわ町)(6)80.0MHz:エフエム東京(東京都港区)(7)80.7MHz:NHK-FM千葉(船橋)(8)81.3MHz:J-WAVE(東京都港区)(9)81.9MHz:NHK-FM横浜(横浜市磯子区)(10)82.5MHz:NHK-FM東京(東京都港区)(11)84.7MHz:FMヨコハマ(横浜市磯子区)(12)85.1MHz:NHK-FMさいたま(さいたま市桜区)調整の結果、ダイヤルから受信周波数がほぼ直読できるようになったのと、局名も確認したので間違いありません。あと83.4 or 83.5MHzでも弱い信号が聞こえました。可能性があるのは”かずさエフエム:木更津市”かも知れません。FMの試験放送が始まったのは私が子供の頃で、試験局のFM東海しかなかった?様な気がします。その頃と比べると沢山のFM局を聞くことが出来るようになりました。
2011.08.02
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7/23土曜日は予報に反して涼しく快適でしたね。そこで窓を開けて天然エアコンとして、クーガー2200のFM-RF回路を調整しました。つい先日にクーガーのジャイロアンテナ倒立機構が故障してしまい、ちょっぴり凹んでいます(^^ゞ実はオークションで入手した直後にFM回路も少し調整したのですが、その時に受信周波数とダイヤルの位置がずれてしまいました。今はiPodのFMトランスミッターも手許にありますので、それも使ってトラッキング調整しました。下の画像がFMフロントエンドの調整箇所です。調整はロッドアンテナを接続したまま実施しました。※調整にはセラミックドライバーか、高周波ドライバーを使って下さい。金属製のドライバーを使うと、部品へ近づけただけで同調がずれますし、最悪部品を壊します。絶対に専用のドライバーを使って下さい。(1)最初に調整するのは赤い矢印のコイル:FMの局発コイルで、バンド内の低い周波数を合わせます。横浜ですとインターFM:76.5MHzがもってこいですね。ダイヤルの位置を76.5MHzに合わせてコイルの中のコアを回し、目的の局が聞こえるようにします。(2)サービスマニュアルの手順に従うと、次に調整するのは黄色い矢印のコイル:高周波回路の同調コイルです。ここではバンドの中心周波数で感度が最大になるよう、中のコアを回して調整します。日本のFM放送には76~90MHzが割り当てられていますから、中心は83MHzです。ここではNHK東京FM:82.5MHzがぴったりです。(1)はクリティカルな調整ですが、(2)の調整は結構ブロードでどこが最良点か判りにくいので、無調整のままでOKかも知れません。(3)次は緑の矢印で示したトリマーコンデンサ:RF発信側のトリマーコンデンサで、バンド内の高い周波数を合わせます。横浜周辺で聞こえる手頃な放送局は無いので、iPodにFMトランスミッターを取り付け89MHzで送信して調整しました。ラジオから5~6m離した方が調整しやすいでしょう。(4)次は白い矢印で示したトリマーコンデンサ:アンテナ回路のトリマーコンデンサで、バンド内の高い周波数の信号が感度良く聞こえるように調整します。(3)の続きで89MHzの信号を聴きながら調整しました。※(3)と(4)で調整するトリマーコンデンサは、バリコンと違いグルグル回すことを前提にしていません。丁寧に扱わないとガタが出て調整できなくなります。気をつけて下さい。後は(1)と(3)を繰り返してちょうど良いところまで追い込めばOKです。私は5回位繰り返してやっとOKになりました。【お取り寄せ】mathey MIPTC-P02W MIPTC-P02W iTranser Plus ホワイト【iPod FMトランスミッター】価格:2,380円(税込、送料別)HOZANコアドライバーセットD-16価格:393円(税込、送料別) HOZANセラミック調整ドライバーセットD-17価格:3,700円(税込、送料別)
2011.07.23
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このところ練習もかねてロッドアンテナのエレメント交換をやってきました。RF-2200のロッドアンテナが満足すべき最終形状になったので、大元からの形状変化を紹介します。長さも変わりましたが、ここでは判りやすく先端の形状だけ紹介します。1.まずは入手した時の形状です。2.1回目の変更。日記で紹介済みですが比較のため再掲載。こうして見ると先端部の直径がギリギリな感じですね(^^ゞ3.最終形状です。ちょっと摘みにくいですが中には陥没しないし、これでOKでしょう!
2011.04.30
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RF-2200には2つのICが使われています。1.μPC1018:AM周波数変換,中間周波数増幅/FM中間周波増幅2.HA1329:オーディオ出力アンプ数ヶ月前に探した時には全く見つからなかったデータシートをWebで見つける事が出来ました。1.は中国語、2.は英語でしたが。HA1329についてコメントすると以下のような感じです。HA1329はピンコンパチ品は存在しないとの事。商品在庫は深?辺りの商社に在庫があるようですが、読み下せないので断言出来ません。で、その最大定格や推奨動作条件の一部を見ると・最大電源電圧:9V(推奨:6V)→電源トランスを電流容量の大きい物へ交換しようかと思っていたのですが、電圧安定化しないと最悪ICを壊しそうなので止めとこうっと。・無信号電流:27.8mA(typ)、55mA(max)→電池の消耗が早いと思ったのは、これも原因の一つのようですね。・出力電力は10KHz辺りから徐々に低下する。ICの電圧ゲイン自体は100KHzまで十分平坦に伸びている。→このICをラジオのパワーアンプに使う時は、ICをアンテナから最大限離して配置するよう注意書きがあります。・出力トランスの外付けが必要な、2.5WオーディオアンプIC→出力部は、ダーリントン接続ではないが2段直結プッシュプル構成で、端子1は出力トランジスタのエミッタ抵抗ですを繋ぎます。絶対に0.47Ωよりも低くするなと注意されています。・出力トランスのインピーダンス:1次側-17Ω、2次側-8Ω→サンスイの小型トランスだとST-65B/ST-67Bが近い特性ですが、物理的にサイズが合わないような気が・・・。結局は、オーディオアンプ周辺に触るところは無さそうですね(^^ゞ
2011.04.30
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度重なる修理調整をやっているRF-2200、その都度”どうかな~”と思いつつ受信しながら様子を観察するのですが、以前から再生音量を少し上げて(例えばボリューム位置12時あたり)メーターランプを点灯すると、ランプの明るさがかなり変動する事に気がついていました。対策として電源ラインのハンダ付けをやり直したり、整流用のケミコンを一個増設して2200+1000μFにしたりと自分なりの対応をしたのですが、ほとんど改善されませんでした。現実的な支障はないので”何でだろうな~”と思いながら、最近やっているロッドアンテナの分解組み込みで裏蓋を付けたり外したりした時に、内蔵電池で動作しなくなる事が何回か発生!これは大いに支障があるし、ACでは全く発生しないのです。これはどこかの接触不良であると要因を断定出来るので、電池蓋を外して調べました。すると1.電池をぐるぐる回すと、聞こえたり聞こえなくなったりする。2.電池のマイナス極を抑えているスプリングを縮めると、聞こえたり聞こえなくなったりする。と言う現象が判明しました。こうなると怪しい箇所はマイナス電極付近しか考えられませんから、電池を外して観察しました。そうしたらスプリング電極の先端部分へスリーブを差し込み圧着しているらしい事が判りました。接触不良の原因箇所は、スプリング金具とスリーブとの圧着部分であると断定し、その接合部分をハンダで埋める事にしました。以下の2枚がその画像です。上の画像よりも下の方がハンダは良く濡れていますよね(余分なハンダが流れているのはご愛敬です)。接触不良だったのは下の画像の方なので、これで良しとしました。電池を入れてランプの明るさを確認したら、明るさの変動は相当改善されました。うーん、こんなところに落とし穴があったとは・・・。EVOLTAの単1を使っている割に電池の消耗が早いと思っていたんですが、ここでロスしていた訳だ。RF-2200を電池で使う時に、聞こえたり聞こえなかったりする不具合のある方は、この辺を調べてみては如何でしょう。追記・スプリング金具の先端が少し茶色く見えるのは、純金分散体を少量塗布してあるためです。・画像の撮影は、いつも撮りOptio W90の1cmマクロモードを利用しました。
2011.04.29
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RF-2200(COUGAR-2200)のロッドアンテナを組み立て直し、最終的にICF-5600とほぼ同じ長さにまでなりました。自分の段取りミスでインシュロックを使って抑える羽目になった部分を、別アンテナをバラして繋ぎ直すという作業で以下はその手順です。1.入手したアンテナの根本をバラします(壊すとも言います)。2.壊した根本から中を見るとこんな感じで、段違いの入れ子状態です。3.交換先であるRF-2200のアンテナを外します。インシュロック止めの部分を外して分解し、一段ずつ外します。根本にくっついているのは銅製の抜け止め金具です。4.順番に外して行くとこのように分解出来ます。ここで、新たに取り付けるアンテナは全部分解する必要はありません。交換する段まで分解すればOKです。でロッドアンテナ各段の直径は、古くても新しくても必ず合致するモンなんですね。抜け止め金具を外した新しいアンテナを古いアンテナへ差し込み、根本へ抜け止め金具を取り付けて引き込みます。これを繰り返して行けば交換作業は完了です。
2011.04.29
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RF-2200ロッドアンテナの修理にチャレンジしてみました。先端部分の何段かを取り替えて折れていた頭の部分を交換したのですが、短いエレメントをつなぎ替えたので途中のはめ込みに苦労(^^ゞ 下の画像のようになってしまいましたが、先端は復活しました。やってみれば何とかなると言う事が判ったので、再チャレンジするかも。1.加工前の状態です。2.加工後はこんな風になりました。3.拡大画像です。変則な繋ぎをしたのでこんな風になってしまいましたが、ちゃんと伸ばせますし抜けませんよ。
2011.04.17
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画像未紹介の部分を含め、何点かRF-2200の画像を載せます。1.まずは外部アンテナ端子オリジナルのネジは錆錆でしたのでCuメッキ品へ交換しました。ISOピッチでしたね。2.電源レギュレーター部です。2SC945 → 2SC2001へ交換した型番が見えるように撮影しました。3.SSB-AFアンプ部です。この一角は、パーツ全取っ替えの様相ですね。4.FM中間周波増幅部分です。白い矢印が交換した2SA1161の一つです。脚の配列が違うので、トランジスタの取り付けがいびつになっていますが、FM中間周波数の10.7MHzと低い周波数であれば、問題ないでしょう。5.AM-RFアンプ部です。黄色の矢印がAM-RFアンプ用FETの2SK104で、赤い矢印は交換済みの抵抗:1MΩです。6.AFアンプ部です。この画像もトランジスタ再々交換後の型番2240が見えるように撮影しています。2SC2240のデータシートを見るとこの回路の動作点はS/N比最良点ではありませんが、フォノアンプを作る訳ではないのでこれも問題なしです。撮影はいつも通りOptio W90の1cmマクロモードです。
2011.04.03
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しつこくどこを交換したのかというと、今日は中間周波回路の一部を交換しました。1.AM中間周波回路・本機のIF(中間周波回路)はICで賄っていますが、AMのIF部にはTr:2SC829を使った増幅段が一つありこのTrを2SC1730へ交換、周辺の抵抗器3本もカーボンを金属皮膜へ交換しました。これは一発で成功し、S/N比と感度が上昇しました。・このTrと抵抗3本は、半田面側の配線をちょっとどけてやれば全部半田ごてが届く位置にあります。2.FM中間周波回路:ICの前段部分・2/21と2/26の日記で紹介したPNP高周波用Tr:2SA1030を純正の2SA838と交換しましたが、これはTrの選択ミスでしたね~。増幅度が下がってしまいビックリしました(^_^; と言いつつも通路へ出て確認したら、Sメーターがほとんど振れない局から振り切れる局まで様々あり、参考になりました。でも明らかに感度が下がってしまったのでそのまま放置とはいかず、二つとも2SA1161へ再交換!・これは大成功(^_^) 感度も復活してS/N比も少し良くなったような感じでした。ただ2SA838(1030)と2SA1161とでは脚の配置が違うので、注意が必要です。交換完了後にあらためて通路へ出て各バンドをワッチしてみました。・中波帯では、了解度と信号強度が今一だったTBS:954KHzが気持ちよく受信可能に! 更に1665KHzの東京湾海上交通センターもすごく了解度が改善しました。・SW帯では、今日も7MHzのアマチュア局が良く入ってましたね~。とにかくAM受信はSSBも含めて背景ノイズが低くなり、どの局と言わず了解度が上がったので、受信改造としてお勧めできます。・FMでは弱い局でも十分に復調できるようになり、受信状態は改善しました。ただしSメーターは振り切れ放しで信号強度が識別できません。・最後の仕上げとして、電池室カバーの裏側へセーム革のクッションを貼り付けました。手頃な厚みのスポンジが手元になかったのですが、電池のガタつきが無くなったので良しとしました。※本日のまとめ(1)AM中間周波回路部分・部品交換、改造した方がよい。(2)FM中間周波回路部分・部品交換せず、そのままでもよい。・2SA1030は高周波用のTrではない。以上です。
2011.03.27
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節電対策でTVを見ずにもっぱらラジオを聞いています。今は窓際にICF-5600を置いてINTER-FM:76.5MHzを聴取中で、良い機会なのでRF-2200も並べて聴き比べしました。現状の単純比較ではICF-5600の方が綺麗に復調、受信可能です。まあICF-5600はFMのフロントエンドFETを交換してありますから、当然と言えば当然の結果ですね。RF-2200はFM受信用同調回路の中心周波数を調整できるので、ここを再調整すれば受信状態は改善するでしょう。更に玄関前の通路へ出てみたらINTER-FMもばっちり受信でき、多数のFM局を聞くことが出来ました。SW帯を聴き始めたら7MHzバンドでSSBのモガモガ音が聞こえてきたのでBFOを入れてちゃんと同調したら、完璧に復調できました。良好に入っていたのは4エリア(中国地方)の方でしたね。前にも書きましたけどLC同調で発信しているBFOなのに、良く安定して復調できるな~。今日初めてSSBを受信して、このラジオの実力に感じ入りました。BFO回りやSSBアンプの一部を部品交換で調整したのが、十分な音量で再生するのに多少は効果を与えたかも。ちなみにICF-5600にはBFO回路はないので、SSBやCWの復調は出来ません。
2011.03.19
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3/12の日記で紹介したノイズフィルター内蔵ですが、抜群の効果を発揮しましたので回路図で場所を解説します。・該当部分しか出していませんが、T11は音声出力トランスでその端子4,5はスピーカーへ接続されています。・フィルター用のコイルは、C182:10V2200μFとT11の端子2の間に付けます。基盤のパターンは切断してください。・C182と並列に0.01μFのセラミックコンデンサを付けます。・フィルター&電圧安定化のためT11の端子2とアースの間にもう一つコンデンサを追加しました。16V330μFです。注1.実際はC182:25V2200μFへ交換済みです。注2.C179,C180は両方とも25V100μF(Nichicon MUSE/FG)へ交換済みです。続いて、AFアンプとトーンコントロール回路部の部品をしつこく再交換したので(^-^)、それも解説します。・TR21を2SC1815L-GRへ交換済みでしたが、更に2SC2240-GRへ交換。・R39:470Ωを430Ωへ交換。・C157:回路図上は0.088μF(実際は0.0068μF)を、メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ0.0047μFへ交換。・TR21交換後のエミッター電圧が高く、換算するとエミッタ電流:0.53~0.54mA位だったので、NFBの掛かりすぎを防ぐ目的で430Ωへ交換しました。390ΩでもOKだったかな。・C157はTREBLE側の調整音域を変える部品で、容量を少し減らして低音域が強い音調を修正しました。
2011.03.13
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COUGAR-2200はAC電源回路を内蔵していて、要するに外付けの電源装置が不要なので便利に使えます。内蔵の電源回路は、ラジオ受信回路にはツェナーダイオードで簡易的に安定化された電圧を供給しますが、その他の部分(AFアンプICしかないですが)には整流されただけの成り行きが供給されます。ACと電池とを切り替えると、電池ではほとんど雑音なしに対し、ACではビービーザーザーと極端に雑音が増加して聞き苦しい状態になることがあるので、対策することにしました。で、標題の電源ノイズフィルターを取り付けました。と言っても大げさなフィルターではなく、以前に分解回収したシェーバーから取り外してあったコア付きコイルと、手持ちのセラミックコンデンサを上で紹介した”成り行き”の電源ラインへ追加しただけで、実際に聴いた感じでは効果があるようです。シェーバーから外したコイルは、巻き線が太いので今回の用途にはもってこいでした。本当は宅内のノイズ発生源:空気清浄機へ対策するのが正しいのですが、ラジオ自体に対策する事にも意味はあると判断しました。パターンの切断と部品の半田付けが必要な作業です。画像は改めて紹介します。
2011.03.12
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またCOUGAR-2200ネタですが、内蔵マーカーの発振周波数を確認するために裏蓋を開けたので、ついでに現在の状態をデジカメ撮影しました。そんな画像を紹介します。1.125KHzマーカーの発振周波数手持ちの周波数カウンターを接続してみたら、ご覧の通り十分な精度で発振していました。ここでは末尾の数字が2ですが、1だったり2だったりと少し変動していましたけど125.00KHzと言って差し支えないでしょう。2.周波数カウンターの、みの虫クリップを当てた部分の拡大画像です。クリップの横にあるマーカー用の分周回路は、RF-2200の製品バージョンによってだいぶ違いがあるようですね。3.ジャイロアンテナ根元部分先日起立調整したジャイロアンテナの根元にあるEリングです。このリングを外すとジャイロアンテナを抜くことが出来ます。アンテナの配線は繋がっているので、注意が必要ですよ。4.裏蓋を開けた本体右下部分AC電源部、検波部、スピーカーとAFアンプの一部が写って居ます。・電源部のケミコン1つと、整流用ダイオードを新たに交換しました。・抵抗器も相当数を金皮へ交換しました。以前の画像と比べて下さい。・画面右上はAFアンプ部分の一部で、セラミックコンデンサをポリエステルフィルムコンデンサ、メタライズドポリエステルフィルムコンデンサへ交換しました。容量は変えていません。5.SSB-AFアンプ部とトーンコントロール回路部分です。・画面中央左がSSB-AFアンプ回路です。金属箔抵抗器の手持ちをビシバシ使いました。150KΩは100K+51Kの直列で代用しています。・トーンコントロール回路のフィルムコンデンサ(元々はケミコン使用)は、オリジナル通りの容量:0.22μFへ再交換しました。今までは手持ちの0.18μFを使っていました。6.プロダクト検波の変更部分・別記事で紹介したコンデンサの容量変更部を拡大しました。画面中央に見える茶色の部品が、容量変更で取り付けた15pFのディップドマイカコンデンサです。・画面右下に、太陽誘電製のFM中間周波セラミックフィルターが見えます。太陽誘電はこんなに前からセラミックフィルターを手がけていたんですね~。いくつか未交換のケミコンが残っていますので、手の届くところだけボチボチと交換する予定です。撮影はいつものようにOptio W90を使いました。
2011.03.05
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先日トランジスタや抵抗などと併せて買ってきた各種ツマミとロッドアンテナは、COUGAR-2200にマッチしませんでした。ツマミは1種類だけ嵌るものがあったんですけどデザイン的なマッチングが今一でしたね~。特にローレット軸のツマミは、溝の位置でツマミとしてのセッティングが微妙にずれるので、カスタムメイドするしかないのだそうです。これは気長に探すことにします。ロッドアンテナは管洸精器株式会社さんという処で何とかしてもらえるかもしれません。まあオリジナルの状態を知らないし、特に問題なく受信できていますから無理にがんばらなくても良いと、自分に言い聞かせています。徹底して色々やり出すときりが無いですから(^_^;)
2011.03.01
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BFOの調整は昨晩から策を練り上げて対応、ジャイロアンテナは今日裏蓋を開けた時にとりあえずチャレンジして、何とかうまく行きました。1.ジャイロアンテナの復活から解説します。本機はジャイロアンテナが起立したままで、倒して収納不可能。回転は当初から全く問題なしという症状でした。対応は・ジャイロアンテナ根元のEリングを、アンテナ線を切らないよう注意しながら外す。・ジャイロアンテナをゆっくりとラジオ本体から抜く。配線を切らないよう注意。・回転部には結構埃が溜まっていたので、まずは清掃。・アンテナ側の底部に押さえ金具がネジ止めされているので、ネジを外す。押さえ金具の下にはスプリングと小さな鉄球があるので、紛失しないよう注意。・金具、スプリングと鉄球に付いたグリスを綺麗に拭き取り、新しいグリスを塗って組み上げる。・ジャイロアンテナをラジオ本体へ組み込み、元通りにEリングで固定する。こんな段取りで作業し、無事に復活しました。証拠写真です。下が収納後。うまくいってヨカッター\(^O^)/2.次はBFO周りの調整です。結論から言うと(BFO部の)トランジスタは交換せずに済み、AMモード受信時と変わらない音量でSSB再生できるようになりました。・回路図の一部を引用します。・今回いちばん調整したのはSSB AF AMP回路です。(1)TR28は2SC945 → 2SC1815L-GRへ交換。(2)R114は最初から150KΩ。これを金皮抵抗へ交換。(3)R115は最初680KΩ → 560KΩ金皮へ交換。(4)R117は3.3KΩ → 2.8KΩ(5.6KΩ金属箔×2本並列)へ交換。(5)C197は0.01μF → 0.047μFへ交換。(6)C198は0.01μF → 0.1μFへ交換。(7)C195は10pF → 15pFディップドマイカコンデンサへ交換。(8)R118は6.8KΩ → 4.7KΩ金皮へ交換。(1)、(2)はローノイズ対策。(3)はローノイズとゲインアップ対策。(4)はローノイズとひずみ防止対策。2.7KΩでOKだと思います。(5)、(6)と(8)はSSBと言うかBFO動作時の音声出力レベルアップ対策。(7)が一番説明の難しい部分ですが、プロダクト検波への入力レベルアップ対策で合っていると思います。(1)~(4)はすでに実施済みでしたから、(5)以降の対策でBFO動作時の音声出力レベルが上がったことになります。BFOを入れたときの同調はもの凄くクリティカルなので、チューニングダイヤルはSLOWにして根気よく同調して下さい。きちんと同調してゼロインすると、普通の音で聞こえます。うーん、LC発振のBFOでここまで安定して聞くことができるのは凄いなーと、単純に感激しています\(◎o◎)/! 苦労した甲斐がありましたが、いやー疲れました。部品交換は、2月13日の日記で紹介した変則法を使っています。上記(5)~(8)の対策を一括実施してしまいそれぞれの効果は確認しませんでしたが、(7)はやらなくても十分に効果が出たかもしれません。回路図が手元にあり、回路図と実際の部品を照合して回路図の誤りや実装上の修正箇所を特定できないと、ここまでできません。私も本当はダイヤルユニットを外して清掃、プリント基板を取り出して部品交換したいのですが、今はそこまで出来ません。改造修理にチャレンジされる方は、熟慮の上自己責任でご対応願います。本機COUGAR-2200(RF-2200)は、無茶苦茶をやって壊すには、惜しいラジオです。最後に、このところのCOUGAR関係の画像は全てOptio W90で撮影しています。
2011.02.27
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COUGAR-2200の話題です。短波帯のバンド切り替えスイッチ接触不良は完全復旧していませんが、放送を好感度、低ノイズで受信するという機能はほぼ完全に復活しました。フロントパネルやツマミのアルミ部分が少し腐食しているので、外観イメージを損なわない範囲でツマミを交換しても良いなあと思い、色々と探しています。でもこれはホントに見つかりませんね~。外観はオリジナルに近い状態を維持したいという気持ちと、少ーしドレスアップしても良いかなと言う気持ちのせめぎ合いです(^^ゞ先端がとれてしまったロッドアンテナは代替できるかもしれないものを見つけましたが、20mmほど長いので購入後の現物合わせが必要かもしれません。たぶん何かの措置をしないと、FM受信回路を傷めてしまいそうです。
2011.02.24
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一週間くらい前に予告?をしたCOUGAR-2200のパーツ交換を、しつこく実施しました(^_^;)1.電源整流用ダイオードをショットキーバリヤー型へ交換:1N5822×22.AF回路周りのセラミックコンデンサを、極力フィルムコンデンサへ交換3.AF/RFを問わず、炭素皮膜抵抗を極力金属皮膜抵抗へ交換4.SSB-AFアンプ段のTr:2SC945 → 2SC1815L-GRへ交換・同部分のバイアス抵抗:680KΩ → 560KΩ金皮へ交換・同部分のコレクタ負荷抵抗:3.3KΩ → 2.8KΩ(5.6KΩの2本並列)金属箔抵抗へ交換3.の抵抗交換はもちろん手の届く範囲内だけですが、だいぶ静粛感が増してきました。4.を実施して、BFOをONしたときの音量は増しました。短波帯を聞いていたらCW(モールス)を打っている業務局?が居たので、BFOを入れたところ十分な音量で受信できました。 更に中波帯強力局のSSBモード(BFOをONする)受信もOKでした。また拙宅では1665KHzの東京湾海上交通センターの送信波を微弱、かつ定常的に受信できるのですが(これはある意味で理想的な受信調整環境です)、SSBモードにしたところ普通のAM受信時よりも了解度が上がりました。 これなら十分な改善効果があったと言えます。なお主要パーツはマルツ電波から購入しました。
2011.02.20
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2月13日に二度目のパーツ交換をしたCOUGAR-2200(RF-2200)は非常に快調です。とにかく中波と短波のAM放送受信時のS/N比が良くなりました。パーツ交換はいったん完了と言いましたが、ここまで効果が出るともう少し試したくなるのはやむを得ないかと。いま考えているのはSSBのアンプ周りです。Trが2SC945なのでこれをローノイズ品へ交換、自己バイアスの抵抗も680KΩと高い抵抗値ですから、これも金皮へ交換すればS/N比が良くなるでしょう。WEBを見るとBFOの発振が弱いという指摘があるようなので、ゲインupやSSB検波用ダイオードの交換なども想定しています。あとはAF回路周辺のセラミックコンデンサをフィルムコンデンサへ交換するとかかな~。ICF-5600同様に本来はBCLラジオですから、短波帯で5KHzステップで並んでいる各局の放送波を選択する性能があるわけです。従ってAM放送を受信する場合に色々と調整を追い込むと通過帯域が狭くなり、再生音は高音域が減衰した感じになってFM放送受信時との音質差が際立ってきます。これが本来の性能でしょうし、たまにFMを聞くと”FMってこんなに音が良かったんだ”という事を再認識できます。ちなみに日本の中波AM放送は9KHzステップで、各局の周波数は9の倍数です。計算すればわかりますよ。
2011.02.16
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COUGAR-2200のパーツ交換一回目と本日実施した二回目の様子を掲載します。1.まず最初はAC電源部分と電圧レギュレーターです。・真ん中の大きなケミコン:25V2200μF、中央右よりの赤いのが16V270μF(元は6.3V470μF)で、交換済み。・レギュレーターはTR24と書かれたもので2SC2001(元は2SC945)です。型番見えませんが、交換済み。・画面の左寄りに金色のケミコンが3つ見えます。電源回路ではありませんがMUSE-FineGoldへ交換済み。2.続いてトーンコントロール回路部、AFプリアンプ部です。・まずは一回目のパーツ交換時の画像で、いくつかのケミコンをフィルムコンデンサーへ交換し、TR21:下段真ん中辺のトランジスタを2SC1815L-GRへ交換済み。3.今日改めてパーツ交換した部分を二分割で紹介します。・ここはトーンコントロール回路の一部で、抵抗3本とC143を交換しました。C143は上の画像で一度はフィルムコンデンサへ交換したパーツです。・画面中央部の抵抗は、半田面から半田ごてを当てることができない部分です。仕方がないので部品面から足の一部を残して抵抗を切り取り、残った足へ金皮抵抗を半田付けしました。変則的なやり方です。・C143はディップタンタルへ交換しました。これは裏側からこてが当てられます。・そして二分割の二枚目。AFプリアンプ段です。・TR21のすぐ左側にある抵抗2本と、画面右下の抵抗1本を、金属箔抵抗、金皮抵抗へ交換。4.AF出力アンプ周辺です。・金色の3個がMUSE-FineGold、緑色がMUSE-BPです。特にBi-Polarを使う必然性はないのですが、手持ちの関係で使いました。5.AM-RFアンプ部(中波および短波帯)です。・どの部品を替えたのかというと、中央部上寄りに見える高周波増幅用FETの左、シールド線の下にある抵抗です。これはFETのゲートを接地している1MΩの抵抗です。炭素皮膜(茶黒緑金)を金皮(茶黒黒黄茶)へ交換しました。・ダイヤルアセンブリーを外さないと半田ごてが全く届かない部分ですので、3.で紹介したように元々の抵抗器の足を一部残して切断し、そこへ新しい部品を半田付けしました。・なぜこんな狭いところにある部品を苦労して交換したのか? その理由はS/N比の改善です。抵抗値の大きい炭素皮膜抵抗を金属皮膜抵抗へ交換すると、劇的にS/N比が良くなります。特にこの抵抗は高周波増幅の初段に付いていますので、S/N比改善の効果は絶大でした。・ちなみに高周波増幅のFETは回路図では2SK37ですが、実際は2SK104が搭載されていました。COUGAR-2200のパーツ交換は、これでいったん完了です。こんな事もできると言うことで紹介致しましたが、今回交換したパーツは、完全に信号経路上にある部品です。付属回路ではありません。失敗すると音が聞こえなくなる、故障して復旧不能になる可能性があります。同じような改造にチャレンジする方は、自己責任でお願いします。故障しても当方ではその責任を負えません。・今回の画像は全てOptio W90で撮影しました。
2011.02.13
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ダウンロードしたCOUGAR-2200サービスマニュアルの、ブロックダイヤグラムと回路図をにらめっこしています。先日交換したパーツ以外で何カ所か交換したいところがあるんですが、明らかに手が届かないんですよね~。プリント基板を外すにはダイヤルアセンブリーを取らないといけないので、手を出そうという気になりません。ホントのジャンク:不動品でも入手すればばらしてお勉強材料にする可能性もありますが・・・。手の届きそうな範囲で取り替えたいのは、AFプリアンプ段のバイアス抵抗および負荷抵抗、未交換のAFアンプ回路カップリングコンデンサです。いい音で良く聞こえているし問題ないんですけど、せっかくローノイズTr:2SC1815L-GRやフィルムコンデンサへ交換済みなので、もうひと頑張りしたいと皮算用しているところです。あと使い勝手ですが、各所で紹介されているとおり”触っていて楽しいラジオ”ですね。ちょっと再調整してからは感度と選択度が上がったし、チューニングスピードの切り替えがあると短波受信が快適になります。もちろん受信能力(混信排除や妨害除去能力)はアマチュア無線機の方が遙かに上ですが、受信で100Wの電力消費ですので電気代がもったいない(^^ゞ結局、説明書や本体を見て楽しい、触って聞いてもっと楽しいというラジオ好き、メカ好きにはたまらない一台です。
2011.02.12
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今日は午前中にちょこっとだけ出勤し、帰宅後にCOUGAR-2200の調整とパーツ交換を済ませました。と言っても交換は手の届く部分だけですが・・・。最優先で交換したのはAC電源回路のケミコンとレギュレーター用トランジスターです。1.10V/2200μF → 25V/2200μF2.2SC945 → 2SC2001他には3.AFアンプIC周りのケミコンを新品のオーディオグレード品へ交換4.AFプリアンプ段2SC945 → 2SC1815L-GRへ交換5.トーンコントロール回路の小容量ケミコン → ポリエステルフィルムコンデンサへ交換・1.のケミコンは製造から年月が経っていますので、安全のため交換が必須だと考えています。・2.のレギュレーター用トランジスターは2SC945で大丈夫だから採用されたんでしょうが、あまりにも普通なので少し定格の大きい2SC2001へ交換したわけです。・3.と5.はケミコン劣化の回避と高音質化のため交換。・4.はローノイズ化のため交換。調整はSW帯の第1IF:1.985MHzの同調コイル3ヶを再同調しました。裏ぶたを開けて調整中に、つくづく調整がやりやすいと感じました。COUGAR-2200だと裏蓋を開ければ各部の調整箇所がすべて見えて、電池からの電源配線、スピーカーコード、ロッドアンテナのケーブルは全てコネクター式で簡単に外せます。一方、拙宅にあるもう1台のBCLラジオ:ICF-5600だとそうは行きません。フロントパネルを外してメイン基板一式を取り出さないと調整箇所が見えませんし、スピーカーケーブル、ロッドアンテナのケーブルはパターンへ半田付けされています。COUGAR-2200(RF-2200)のオリジナル状態内部画像はあちらこちらで公開されていますから、今度開けた時にパーツ交換後の画像を撮影し、日記で紹介します。
2011.02.06
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これは昨日からスタートしたのですが、内部清掃、中波帯トラッキングとFM帯トラッキング調整をやりました。中波はJOAK(NHK東京第1放送)とJORF(ラジオ日本)を目安に調整実施。455KHzのIFTが5つもあるんですね。IFTを調整してからトラッキング開始、594KHzと1422KHzを3回ほど行ったり来たりして調整完了。これでナローとワイドのずれがほぼ解消し、感度も良くなりました。FMはバンドの上の方に目安となる局がないのでちょっと大変でしたが、何とか終了してほぼ周波数直読に近い感じで受信できるようになりました。短波帯のトラッキングはジェネレーターが無いと困難だと判断し、とりあえずは手つかずで行きます。AFアンプのプリアンプ段に2SC945が使われていて、これは2SC1815へ交換したらS/Nが良くなるなーとか思ったんですが、まあ止めておきました。一番何とかしたいのは短波帯のバンド切り替えスイッチです。根本的な修理は基盤を外してスイッチを分解しないとできないので、これも手を付けていません。スイッチ自体はばらせそうな構造でした。カチカチと切り替えている内に接触はわずかながら改善してきたし、RFゲインのボリュームも、何度も動かしている内にゲインの変化がスムーズになったので、どちらもしばらく様子を見ます。内部のほこりも取りましたし、フロントパネルを外したついでにメインダイヤル周辺のアルミ部分も磨いて、ちょっと輝きが出ました(^_^) しばらくは眺めて操作して楽しむことにしたいと思います。
2011.01.30
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つい先日、楽オクでCOUGAR 2200(RF-2200)をゲットできました。船乗りだった親父が以前持っていた機種で、ちょっと触ったときに欲しいと思うより先に”凄いラジオだなぁ”と感じたのを、今でも良く覚えています。基本動作は全く問題なし、ただ古いものですので経年変化に伴う調整ずれや、SWバンド切り替えスイッチの接触不良がありますので、徐々に整備して行くつもりです。こんなに大きかったのか~。今でもいい音でなりますし、感激しています(^◇^) 残念ながらACケーブルは付属しなかったのですが、思うところあって以前使っていたBRAUNシェーバーの電源線を試したら、バッチリ使えました。ラッキー!些細なものでも捨てずにとっておくと、役に立つもんです。あと、英文ですがサービスマニュアルをダウンロードできたので、FM帯も日本仕様に周波数を読み替えれば調整できると思います。SW帯はマーカーと放送波を手がかりに調整する感じですね。
2011.01.29
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