若かりし日の旅行記などの日記

若かりし日の旅行記などの日記

2006.01.29
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テーマ: 海外生活(7808)
カテゴリ: 中国風來記
二〇〇二年十一月二十六日





とにかく都市部の空気がカラカラで臭いも油っこくてマズイ!
みんな基本的に声がでかくて我が強い
仲の良い女性の二人組がとても多い
アジアなだけあって自分好みの女の子も多い
やっぱりチャリが多い


しかし、小心者?のこのオレがまったくもってよくもまぁ異国の地でこんだけのらりくらりと一人旅ができたものだと自分ながらに感心してしまう。
でも考えてみれば昔からオレは遠足だの修学旅行だの卒業旅行だの旅行という旅行ほとんどの企画ものは中心になってプランニングしてきた。そんな企画好き?の俺に結婚式の2次会の幹事を頼んでくれる友達もいた。
そんな自分がパッケージツアーが好きじゃなくて、個人旅行やフリープランが好きなのはあらためてうなずける。

もし自分で自分のことが分からなくなることがあったら一人旅に出かけることもひとつの手段かもしれないな。


ここまで色々と感じたことをつらつらと書いてきたが、こういったことを感じることこそが今回の旅の本当の意味だったのかもしれないと思う。
ここで感じたようなことは普段のベルトコンベアに流されているようなあわただしい生活の中ではなかなか感じられない。
また、言葉がほとんど通じない始めてきた異国の土地といったある意味で困難な状況の中でもたんたんと過ごしていけている自分を見て人間そのものが持つ力強さ、タフさみたいなものに気付くことができた。
考えてもみれば、地獄をはるかに超越したアウシュヴィッツ強制収容所の中においてさえ希望を捨てないで生きぬいた人がいる。その一方で何もかもにおいて恵まれているように思える日本で自ら命を絶つ人が絶えない。
それを考えるとある程度の極限状態は人が本来持つ力を増幅して、それとは逆に安穏とした状態は人の本来持つ力を減衰させているように思えたりもする。
そういった意味でも自分の人生においても普段から極限状態とはいかないまでもある程度のスパイスを加えるように心掛けていけたらいいなと思う。


今回の旅行先を中国にしたのには中国経済の急成長ぶりを自分の目で確かめたいという理由もあった。
実際、中国の経済成長ぶりはすごいものがあると感じた。
今の勢いに加えて二〇〇八年には北京五輪が開催されるのだから今後更なる成長があることは容易に想像できる。


また、中国人は日本人に比べて確実に英語が上手であるという感じも受けた。



そういった側面からも中国は今後、日本にとって世界にとってより重要な市場になるのと同時に大きなライバルになるかもしれない。
今は日本の会社が人件費削減のために中国の労働力を利用しているというような形が大半であるが、日本の頑張りなくしては近い将来には対等もしくはそれ以上の存在になり得ることは中国の活力を見てじゅうぶん考えられる気がした。


少なくとも日本人(特に若い世代)は、自分も含めてもっと世界の共通語としての英語を学ぶ必要性があることを今回の旅、もしくは前回のポーランド出張において痛感したのだった。。。


今回の旅行記はすこし哲学的な内容が多いものになってしまったかもしれない。
そういった意味でも次回の旅行記はもうすこしあっけらかんとしたものにしたいと思いつつ今回の筆を置くことにしよう。





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最終更新日  2017.10.16 01:13:32
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