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夜更かしに加えて、夜半からはチビのアタック、夜が明けてからは小鬼のおしゃべり攻撃で、小刻みに起こされまくった。数回ハラの傷に手を突かれた記憶もあり、そのせいかどうか、なんか傷まわりが痛い。そんで起き抜けから、床に散らばるお皿とベーキングパウダーの掃除。・・・。いや待て。チビの仕業なら腹も立とうが、食器棚に超局地的大地震が襲ったと思えばどうよ。お皿が1枚も割れていない奇跡を神に感謝しよう。そんでもって神よ! トウガラシが何者かに噛み千切られて吐き出され、散らばってます。天罰を下してくださって、ありがとう!チビが力尽きた午前10時、近所のビデオレンタルショップがレンタル1本100円デーをやっているので、小鬼とともに乗り込んで、6本も借りてきた。帰宅して、相方の朝食とチビどもの昼食の同時進行をしながらトーストを1枚食べ、仕事部屋にこもる。眠い。こまめにお座敷がかかるので集中できない。でも少しでも仕事を進めておかないと、週明けからが悲惨だ。夜、自分でも怖いくらいの量のスパゲティを食べた。3時間後、足りなくてまた食べた。ストレス食いというより、過食の域に達しつつある。ちなみにスパゲティは不味かったです(念押ししときますが、素材のせいです)。兼業主婦だと、仕事で家庭でと、ヘコむネタはダブルで来ますな。ウカレるネタもダブルで来ますが。
November 30, 2002
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今日はクリスマス会の予行演習。5時半起床で朝食と弁当を作り、メシを食わせゴミを出して、どとーの勢いで車に乗り込む朝7時50分。会場までチビどもを送ってって帰宅したら、もう9時近い。寒気がするので布団を被る。すーっと眠って、手術後の痛み止め点滴の夢を見た。「あ、これ痛み止めが効いちゃってるんですかァ」と尋ねる間もなく寝入る・・・てなメタな夢で1時間。飛び起きて仕事する。↑飛び起きたらまだ病室、みたいな怖い話を想像しました。キマらないシメの文句を考えつつ、洗濯しつつ、アポどりしつつつ、午後の一瞬が過ぎてゆく。椅子が壊れた。背もたれと座面の連結部分が壊れるという、我が家ではおなじみの壊れかただ。この5年で3脚、コレで壊しておる。忙しいときに困ったなー。来週は平日5日のうちに、病院1日とクリスマス会1日、取材が2日入っておる(いつ原稿書けばいいんだ?)。応急処置できないかとしゃがんで椅子の下を覗いたら、視界の隅にミョーなものが転がっていた。アフロヘアのパーティかつらだ。相方が仕事で使うのだろう・・・って納得していいのだろうか。アフロヘアがさりげなく机の下に転がる部屋って、なんかヤだ(泣)。掃除したいな。何があるかわかんない雰囲気だもんな。深夜1時、相方帰宅。土産だというツチクジラの竜田揚げをいただく。けっこー旨い。
November 29, 2002
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保険会社への電話と経費書きを済ませたら、もう昼。経費の請求書を郵送しに郵便局へ向かい、ついでにスーパーで茶菓子を買い込む。スーパーの袋ひとつ、パンパンに膨らませて帰宅し、チビどもに見つからない所にこそこそ詰め込む。帰宅したらもう昼ごはんどきなので、発作的に購入したフライドチキン3個を一気食いしながら仕事開始だ。すすまないぜわはははは(泣)。保育園へ行く時間を気にしつつ、なんとか今日の最低限ラインを死守した。こんな調子では一昨日買ってきたコミックの山もいつ読めることか・・・と眺めれば、『カスミ伝△』2巻がラッピングを外されている。相方、オイラより先に読んだな。それはまあいいけど、外したラッピングは自分で捨てろッ(怒)。30分遅刻でちーさくなって保育園へ辿りついたとたん、電車プリントのトレーナーを着ていたせいで、チビ軍団に取り囲まれた。「えんしゃっ? これ、えんしゃっ?」「ろめんでんしゃだよ。これろめんでんしゃ」「このでんしゃ、なまえなんていうの」とかなんとか言いながら、続々集結してすがりついてくる様は、クマンバチにブンブン群がって包み殺す日本ミツバチのよーである。ひい。ウチは2匹でもう充分死にかけなんじゃ。堪忍してたも~~~。明日はクリスマス会の予行演習がある。着るものや持ち物、弁当、朝食の準備と作業して、『ダウンタウンDX』が終わるころ、ようやく自分の夕食を摂る。足りなくてうどんを茹で、食いすぎる。ストレスは加速中らしいぞ。
November 28, 2002
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退院後、家で外で、よく働いていると思うのよオイラ・・・。本日も取材。少々足を延ばして『じゃんがららぁめん』に寄ったが、替え玉をひとつしかできなかった。なんか弱ってるかもしんない。←いやアタマ以外な、アタマ以外。眼光スルドイ某文芸誌編集長さんに、しこたまツッコまれつつ取材終了。これを間違いのない原稿にまとめることを考えるとプレッシャーなので、もう考えない。スイッチOFFで買い物に行き、1時間近くかけて来年の手帳を選ぶ。そこからまた『無印良品』を経由し、またもやカードでベビー用品を購入。否定する人も少なくないが、まーオイラの感覚としては、カード決済というのは借金である。普段でさえ本屋さんへ行くとあるだけ使うオイラ、最近はベビー用品もあやしい。「あッ、これ便利かも・・・」で、つるっと財布の紐が弛む。つか、カードという月末締めの打出の小槌があるもんで。ああでも、なんかサッパリした! 昨夜の甘いものドカ食いに続いて、かなり明白なストレス性の行動だけど、納得できるものを買った! という充足感がいいやね。とくに手帳は、去年の日記にも書いたけど、一昨年なんか、ほとんど無収入だったから手帳が買えなかったもん。やむなく前年の手帳の曜日を置き換えながら使うという、思い出すだけで凍死しそうなサムイことをしていたのだった・・・(涙)。昨日の手帳出版社の取材に感化されて、選んだのはケイ線を引けるポイントつきの、見開き1週間手帳。エエ仕事しまっせ~~。
November 27, 2002
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仕事へ行く途中、某有名ラーメン店で限定メニューとやらを頂く。とても美味しいけれど、「これはスゴイ! また食べに来なきゃ!」って味でもない。好みの違いってやつですか。無事取材を終え、フラフラと本屋さんに立ち寄った。しまったコミックコーナーだ。気がつくと、左手が痺れている。おおお・・・コミックの呪いじゃ。いつのまにか10册以上が、蕎麦屋の出前のよーに左手にささげ持たれておる。あまつさえ「カード使えますか」などと、呪詛の言葉が。2ヶ月後にビンボになる呪文じゃ。舞い上がりついでに『無印良品』で甘いものを購入し、我に返ってすっかりシボんだ帰りのバスの中。買ったばかりの『カイジ』5巻・6巻で景気をつける。ついた。←単純な。明日も取材。明後日からは原稿書き。相方不在でチビどものクリスマス会の予行演習もある(現地まで送った上、弁当やオヤツもふたりぶん持たせるのよ)。ひー天王山だ。しかも装備はいい加減で遭難しそ~~~みたいな。バブリーなヤル気で、なんとか週末までもたせます。
November 26, 2002
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取材だー取材だー取材だーと張り切って準備して、いざ出発しようとしたところで勘違いに気づく。取材、明日でした(汗)・・・。出発する前に気づいてよかった。ごにょごにょ仕事しながら、仕事部屋の混沌をちょこっとだけ片づけてみた。夜のメニューは肉まん。おお、ついにナニゲに肉まんを食卓に出せるようになった。オイラもレベルアップしたものだ・・・うかれていたら、ベーキングパウダーを混ぜ忘れていた。包みに入る寸前で気づいてよかった。なんだか最近また、もの忘れがハゲしくなってきている。そういえば去年もこの時期、財布をはじめとして忘れて忘れて忘れ倒したのだった。季節の変わり目のせいだろうか。季節の変わり目に喘息やアレルギーが出やすいのは、出したばかりの冬用布団についたダニのせいと聞いたことがあるが、このへんでぼちぼち、忙しさが許容量を越えて過剰反応が起こるとか、そゆことか? つーか、ハラの傷から記憶が抜けるとか、そーゆー言い訳はナシか?忘れたらヤバいぞーと、きっちり手帳に予定を記入するようにしているのだが、手帳を見るのを忘れるオイラ、意味ないじゃん。まあ、今日のところは忘れ物、すべて寸前で気づいてるからな。忘れ物の寸止めってやつですか。でもなー。去年はここから一気に寸止めなし、極真会的な一撃必殺の健忘症に突入していったんだよなあ・・・。はっと我に返れば、手にしていたはずのものが消えている。空である。シャレにもならない空手バカ一代。幸か不幸か、明日の取材先は手帳屋さん。タメになる話を伺ってこよう・・・。
November 25, 2002
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ビミョーな腹痛が続く朝。様子をみたいが、明日保育園にクリスマス会の衣装を持ってかなくてはならんの。午前中に服を買いに出たものの、この近所には子供用の服を売っている量販店がない。やむなく、近所の子供服専門の可愛いお店っつーやつで、シメて3500円分のお買い物をする。ウチって子供服に関しては、ご近所のHさん宅兄妹の3番目と4番目の弟妹状態で、お下がりに頼りきりなんだよなあ。3500円・・・年末へ向けてずんずん軽量化する財布が心もとない。ジョーに挑戦する力石もかくやという程フラフラだ。ちなみにオイラいま、お互い減量ナシで力石と戦えるクラスです。ああ誰か白湯を。午後はメシを作りーの掃除しーので1日終わる。夜、ようやくアイロンかけと衣装作りだ。かーさんが夜なべする理由は、昼だとチビどもが針に触りたがって危ないからであろうか。夜なべ3時間、なんとか衣装を仕上げた。ハラのキズの上部、カサブタが剥がれて粘膜が見えている。「ジッパーの上が開いちゃった」みたいな雰囲気がコワイ。チーッて開きそう、チーッて(泣)。
November 24, 2002
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朝から晩までビデオでお茶を濁す。寒い。脇腹から背中までがウズウズ痛む。ずっとハラの傷を庇って行動しているせいで、ヘンな具合に筋肉痛らしい・・・と思っておく。姿勢を変えては痛みを緩和しつつ、チビと小鬼をあしらいつつ、キレギレながら仕事を少々。無事土曜日も終わりそうだ。ぱしゃこ~ん!油断を突いて、ティーサーバーがぶち割られた。黙々と掃除をする。気がつけば周辺はすでに床が見えない。絵本とチラシとティッシュと食器が床にまんべんなく散らばっておる。ああ動くとハラ痛いなあ。横になるとそんな痛くない。起きると痛い。横になる。痛くないんで起きる。サイクルの長い水飲み鳥のよーに、寝たり起きたりする。気のせいかな。気のせいだと思うんだけどな。気のせいにしては痛いよううう。排卵痛に近い。ということは卵巣まわりが痛んでいる・・・。退院指導のプリントを引っ張り出してみる。えーと、以下のような症状の場合は病院へ来てください、という部分な。ここか。「腹部の激痛」。・・・いや、「激痛」じゃあないな。「鈍痛」とか「疼痛」とか。違うよな。犯罪に喩えれば、窃盗とピンポンダッシュくらい違うよな。依存症に喩えれば、シャブ中と切手収集くらい。乗り物に喩えれば、戦車と自転車くらい、ロボットに喩えれば、アトムとアイボくらい・・・もうやめよう。ラブホから出てきたトコと、ちょっと茶飲みに行ったくらい・・・とか考えながら、寝る。なんだ大違いじゃん!
November 23, 2002
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妙なるかほりで目覚める朝。「ここここ、このクソガキーーーー!」あんまり文字通りな悪態をつきつつ、跳ね起きて居間へダッシュすれば、TV前に素っ裸のチビが立っていて、顔から腹から両手からンコまみれにしてにんまりホホエむ。相方ヘルプ~~~~っ!「ンコか!?」察しよく飛んできてくれた相方にチビをお願いし、TVまで塗装ズミになってるものを、黙々と掃除する。まだ4時半じゃねえか。目が冴えちゃったよ。そのうえ朝の慌ただしい盛りに、なんか踏む。びちゃ。「ん? なんじゃこの水たまりは」「ああそれ。おれさっき、そこでおもらししちゃったんだよ」早く言えーーー! なんで訊かれるまでほっとくか!午前中は衣類の整理、午後は毎月定番のお仕事がいただけたので、とりあえずはお仕事。市役所とレンタルビデオ屋さん経由で保育園へ向かう。相方不在の土日、何かビデオを借りていかねば。でも夜は、厳選ビデオより先にお約束の『ザ・ジャッジ』だ・・・。「おれ、これってつみじゃないのに投稿したいんだよ」保育園で同じクラスの女の子にからかわれるのから慰謝料がとれるか、と訊きたいらしい。やめなさいよ恥ずかしいからもー。今夜はチビに、我が家でいちばん着脱の難しい服を着せて寝かせる。これを突破されたら後がない。背水の陣である。背後に流れているのは糞尿の川なので、すげえ真剣。
November 22, 2002
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昨夜は2回ほど目を覚ましたけれど、7時間はゆっくり布団の中にいた安眠の夜・・・だったはずなのに、眠い。体温が上がらない。相方が保育園へチビどもを送っていき、職場へ出たあと、布団に横になったら1時間半気絶。寒気がする。起きて動いてみたら寒気はなくなったから、風邪ではないらしい。やっぱり少し疲れが残ってるんだろう。だいたい、ヌイメが痛いもんな。脇腹から腰にかけても少々痛む。どんなに医学的に完璧な管理の上であったとしても、やっぱりハラを切ったということだなあ。ともあれどうにか衣類の整理などして、保育園へ向かう。小鬼とチビ連れで酒屋さんへ出向き、切らしかけの発泡酒だけ買うつもりが、なんかつい手が出て、センミー(極細タイビーフン)とナムプラーも買って帰る。今夜は焼きビーフンだ。焼きビーフン・・・実はネーミングは知ってて写真も見たことがあるが、食べたことがない。つーことは、もちろん作ったこともない。てきとうに具を入れて焼いてみた。ビーフンがシャッキリした食感のままほどよく旨い汁を吸っていて、たいへんに美味しい。ナムプラーもどばどばイケる。タイは第二の故郷!(なんじゃ、いきなり)と、オイラと小鬼と相方は評価したのだが、チビには不評で、さんざん泣かれた。口に入れてはべー! を繰り返すのは、言葉の遅いチビなりの、「不味いよう~~~」のアピールであるらしい。試しに今朝の残りの和風スパゲティを冷めたまま食卓に出してみたら、はむはむ食う。残りもんに負けた・・・。キモチ打ちひしがれて就寝。明日の朝食は納豆ご飯にします。
November 21, 2002
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小鬼、寝小便。5歳児にはまだ夜のオシッコセーブは難しいらしい。半泣きになってるのを慰めるが、シーツとタオルケットを洗濯しなくてはならないこっちも、心は半泣き。誰か慰めてチョ。午前中は洗濯、午後は宅配野菜の整理で1日が終わった。さっそく肩凝りが出た。やっぱりヤワになっているなあ。今夜も相方が帰って来てくれるので、風呂を任せられるのが有り難い。嬉しいことがひとつ。千趣会にオーダーしていた『恐るべきさぬきうどんの会』の11月分が届いたの。さっそく茹でてみる。私「う・・・うまい! なんじゃこら! そーとー旨いぞこれー!」小鬼「かーちゃんおかわりっ」チビ「がっ。・・・がっ!」(←器をテーブルにガンガンぶつけている。おかわりしたいらしい)こんなに旨いのに、宅配で送られてきたダンボール箱の文字は『さぬきうどんの会』である。どうして「恐るべき」の文字を外したのか。それほどまでに偏見と迫害を恐れるか? 恐るべき、で何故いけない。迫害されたら地下へこもるのだ。月1回はツユの香りたちこめる秘密結社に集い、「カマタマ」「ヒヤアツ」などと符丁を交わし、セルフで麺を茹でるのだ。うっとり。←古今東西、障害の多い恋ほどヒータップするの法則。「今日のおうどん、すごく美味しいねえ!」味がわかるよーなことを言う小鬼に、にじり寄るオイラ。「こういう美味しいうどんの店が、800軒くらいあるという夢の町が、遠い南の海の向こうにあるんだよ・・・そこへ行って、朝から晩まで、美味しいお店をいくつも回って、食べてみたくない?」「食べてみたーい! おれ、いっぱい食べるから!」目を輝かせる小鬼。いいんだな。オイラが朝から晩までと言ったら、ホントに朝から晩までだからな。大食なオイラとしては控えめな量をいただいて、夕食を終える。今日は安眠のために炭水化物は控えめ(血糖値が上がると、疲労回復に必要な睡眠時の成長ホルモン分泌が妨げられるんだそうな)。入眠剤ナシで寝ます。
November 20, 2002
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退院手続きのためカバンを持って事務室へ向かおうとしたら、苦学生Oさんがカバンを持ってついてきてくれるという。広い病院内に不慣れな苦学生と、ふたりでうろうろ迷う。迷う道すがら、ちょこっと応援のつもりもあって、Oさんと同じ学生さんだった助産婦さんの話をしてみた。「私の第1子を取り上げてくれたのが助産婦見習い中の学生さんで、3年後の第2子のときにゃーバリバリになってて、こないだ嚢種の検査に来たときには『学生の引率です』と言ってた。たった5年ですっかりビッグになるもんやね~」とまあ、要約すればそんな話をしたわけだが、その人の名は? と尋ねられて答えると、学生Oさんのタマゲること。「そ、その先生、習ってます私!」「教え子かい!?」ビッグになったもと見習いは、今や学生の間でも「頭のキレる凄い先生」としてセンボーのマトらしい。いいなあセンボーのマトだって。オイラ最近もの忘れが激化しててな。それはケンボー。↑弱い。まだ本調子ではないらしい(何の調子?)。「手術してから弱気になって、守りに入った」などと言われたくないものだ(だから何の守りよ?)。自宅へ戻ってからは、お世話になった各方面に電話をかけまくり、メールボックスを整理する。退院の指導によれば、2週間後の診察までは自転車やジョギング禁止、腹帯着用、フロはシャワーのみ。入院中と同程度の運動量にしないと、治りが遅いですということらしい。夜になって、酒はいつまでダメなのか訊き忘れたことに気づいた。血行が良くなると治りが早いのでガンガンいきたいところだが、とりあえず常識的に禁酒してみる。代わりに、処方していただいた入眠剤を呑む。このマイスリーという薬、調べてみたら、依存性は低いものの、ムリに起きていると目眩なんかもするという、レッキとした睡眠薬であった。道理で服用3分で記憶が消えるワケだ。あと3錠しかないんだなあ・・・とウルウル眺める姿は、もう立派なジャンキーである。アルコールからヤクにレベルアップしたオイラ。世の中いろんな依存がある。ラーメンを食べ続けたい人、海苔とウメボシのない国では生きてゆけない人。オイラも、もーいっこくらい増えても勲章のうち。けけけっ。
November 19, 2002
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抜糸だよ抜糸。あの、ガンタッカーでバッツンバッツン留めたみたいなのを外すんだよ。うへー。「抜糸は痛くないですから」ウソこけー痛いじゃねーか。つか、痛みに弱いオイラがいかん。たいして痛くはないけど、いたいいたいとグチグチ言う。言いながら、とりあえず抜糸の様子をカメラに収める。「こういうのを自分で撮るかたは初めてお会いしました」とかツッコまれた。いちおう仕事柄、作業の邪魔になってはいけないよなーと気になって、撮る前に声をかけたりする。「はい光りますよー、いててて」何故かウケる。こっちはマジだ。片手で狙いを定めているので、手ブレてしまった。ちっ使えねえじゃん。←何に使う気なのか一体。食事も朝から常食になった。もう治療してもらうトコはないぜーって雰囲気になったら、リハビリの廊下歩きもサボるオイラ。釣った魚に餌はやらない典型かもしんない。釣った魚に電話をかけ、明日退院の旨を伝える。魚は腹を浮かせている気配だ。がんばってくれ・・・。しかし入院、そんなにいいもんじゃないねえ(いまさらですが)。もっとこう、「据え膳上げ膳のパラダイス」みたいのを想像してたのに、生活のリズムが狂って眠れず、昨日からは睡眠導入剤を処方していただいている。看護研修生Oさんが救いの綱。ちょっと可愛いルックスでナイスキャラな苦学生だ。患者とダベるのも研修のうちらしく、ずーと話し相手をしてくれてるエエ子だが、聴診器で腕の脈をとるのはヘタ。がんばれ~。
November 18, 2002
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寝不足が2日続いて怒りっぽくなってる朝。暇つぶしに家計簿の現実と理想をつけてみて、ゲキドする。こんなん、やってけるワケがないっっっ! 血の巡りが良くなって、傷もぐぐっと盛り上がる気分。治りは早そうだな。眠いなりに散歩もする。昨日お会いしたTさんと、またも廊下ぐるぐるをした。ふと見ると、正面からすごい勢いで歩いてくる女性がいるではないか。ピンクの寝間着をひらひらさせながら、点滴スタンドのキャスター音も華やかに、猛スピードで迫ってくる。同業者だ!見れば年の頃も同じ。うおおおお負けないぞおおお! 手術はオイラのほうが先だったんだからなっ! ←それくらいしかモチベーションアップのネタがないんだ病院て。午後は研修看護婦のOさんと、四方山話で盛り上がる。聞けばOさん、あんがい苦学生だったりするのだ・・・。いまこの病棟でいちばんお気楽な存在、それはオイラ。きっとピンクの寝間着は2番目くらい(←仲間に引き入れたいらしい)。夕刻にスーッと1時間ほど寝た間に、相方が来てくれたようだ。大きな紙袋が置いてあった。中には、マグネットが外れてて使えないマグネット式時計とか、キズに触るから履けないぴったりしたパンツとか、いっぱいあるからいらない着替えのTシャツとか。事務的な事柄に関しては、以心断心なオイラたち。
November 17, 2002
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参った。昨夜は午前3時まで眠れなかった。けっこう運動もして疲れていたのに、どうしちゃったかな、もう。ぐちぐち言いながら、実は今日、初めてヌイメを見た。「3センチですよ」「わァ、ちっちゃ~い」とさんざん看護婦さんに言われて油断していたのだが、所詮は切り傷、合わせ目が盛り上がって、それなりに迫力がある。しかも、昨今は糸で縫うのではなく、ホチキスみたいので留めるのね。「こ・・・小包みたいっすね」と口走ってしまったのは、「ダンボール箱の底」を連想したせいであったようだ。「傷が開く心配はありませんから」保証されて、せっせと歩く。途中で年配の男性に「あなたもですか」と声をかけられ、お散歩仲間にしていただく。妙な目盛りのついた眼鏡をかけて歩き続けるTさんは、糖尿病で目の毛細血管が塞がり、現在ほとんど視野がないんだそうな。廊下に引かれたラインを目印にぐるぐるこのフロアを歩いてらっしゃるそうで、よく運動して目の中に溜まってる血がなくなったら、水晶体を人工のものに入れ替える手術をするんだとか。夜、「これがたぶん最後の抗生剤」と言われていた点滴を外したので、針も抜いてもらった。この針嫌いがある限り、オイラはシャブ中にはならないであろう。ホッとしたついでに、傷口近くが痒くなってきて、ポリポリ掻く。ガーゼを留めるテープのあたりが痒いのかなあ。あ、ここかもしれない。なんか皮膚が虫刺されみたいに盛り上がってる。いや待てよ。これって虫刺されじゃなくて・・・。術創だーーーー! ああっ、こんなん触っちった。えんがちょだー! いや待てよこの場合、えんがちょなのは雑菌まみれの指のほうか。傷でも指でも、どっちみちオイラがえんがちょ。ひいひい。えんがちょ切ってもらうためナースコールてのも、ありえねー話なので、「いまのはなかったこと」にして布団を被る。また眠れない。
November 16, 2002
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午前中に「ガスが出たような気がする!」と言い張り、昼食から流動食が始まった。「ごはんのような液体」と「味噌汁のような液体」と「牛乳味ドリンクのような液体」はいいとして、コーヒー味の栄養補助ドリンクが、可愛いパッケージのクセして凶悪な味だ。お茶と交互に流し込み、お腹ガボガボで過ごす昼下がり。こ、これが手術より辛いという流動食(納得)。点滴の左手首もじくじく痛む。ときどきズレて張ったりもしている。しかし、その程度でぶーたれてはイケナイと思った。突然殊勝なことを言うようだが、てか言ってるんだが、昨日の午後遅く、この4人部屋のお向かいのベッドに、えらく威勢のいいオバチャンが入ってきたのだ。「来る道ではねえ。もう、何だってやってやるぞ、闘うぞ! って気もちなんだけど、この薬だけはさすがにメゲるわねえ」カーテンの向こうで息巻いている様子に、うすうす予想もしてたんだけど、やっぱし、夜になってひっきりなしの嘔吐が始まった。分刻み、秒刻みで吐いている。抗ガン剤だ・・・。今日になって、わざわざご挨拶に覗いていただいた。「良性だったのね。それはラッキーよ!」と励まされた。夕刻からまた投与が始まったらしく、吐き続けている。なんかな。死にそーなときほど、人の本性ってバレるもんだよな。普段「オトナってこういうものさ」みたいなこと言ってるヤツが、ちょっと追い詰められたらムチャクチャなこと言い出して責任転嫁するのを見たことがあるが、あれはホントーにみっともない。恥ずかしい。寝グセ頭で点滴スタンドをお供に散歩しながらそーゆーことを言っても説得力ないのは分かっておるが、恥を知ろう、日本人・・・。隣のカーテンの向こうからは、ストマがどうこうという会話が聞こえてくる。人工肛門のコトだな・・・病名・直腸ガンてとこか。卵巣嚢種なんざ、鼻風邪みたいなもんである。
November 15, 2002
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んもー昨夜は辛かったのなんの。カテーテルの排尿が追いつかず、点滴のせいで水分はたっぷりだから、夜中にナースコール2回。膀胱パンパンで悶絶でしたわ。で、ようやく迎えた朝もボーッとしたまま。「カテーテル抜きましょうか。あ、トイレへ行くなら痛み止め入れ用意しますね」言われて初めて、左肩についてる極細の針に気づいた。細い管から少~しずつ痛み止めが入るらしい。管の先には注射器がついていて、痛みが酷いときはチュッとひと押しするという。右手に点滴スタンド、左肩に痛み止めの注射器を収納するピンクのポーチ。助さん格さん状態でトイレまで漫遊して戻り、またすぐ寝た。「なるべく歩いてくださいね」血圧なんかをとりにきた看護婦さんに起こされ、へーいと返事だけして、とりあえずちょっとだけ横に・・・。「歩けるなら、なるべく」また起こされた。「なんか、やたら眠いんですが、まだ麻酔覚めてないんでしょうか」「とっくに覚めてますよ。眠いのは痛み止めのせいだと思います」ああそんな。困ったなーと思ってるうちにまたすとんと寝入り、麻酔科のお医者様に起こされる。「痛み止めは効いてますか?」「眠いでーす」「よく効いてるんですね」前向きに解釈される先生だな。麻酔中に何か夢を見ませんでしたかとも尋ねられるが、麻酔から覚めて以降の夢しか覚えてない。なんだろな、お花畑を見る人とかいるのかなあ。昼過ぎ、「あまりに眠すぎるようだ」という理由で、痛み止めが外された。でも、しばらくは影響が残っているそうで、眠気は続く。ウトウト・・・ではなく、スコッと寝てしまうので、もー逆らえないの。「・・・歩いてくださいね」看護婦さんの語調も次第に強さを増す夕刻。肩凝り頭痛が出て辛いわ、メシは食えないわ、食えないと点滴も続くわ、なんかもー。見舞いに来てくれた相方は、リクエスト通り、摘出した卵巣嚢種の写真を撮っといてくれた。↑見たい人だけ、覚悟を決めてクリックだぜ。
November 14, 2002
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昨夜と今朝は胃薬を呑まされるわカンチョーはあるわで、消化器官袋叩き、みたいな状態である。そんで、麻酔前には麻酔に入りやすくする薬を打つという。これがまた筋肉注射で、見事に痛い。「手術開始時からご家族に待機していただき、術後には嘔吐などに備えて、病室で付き添っていただきます」てな話だったのに、ストレッチャーに乗せられて病室を出ようという段になっても、ご家族が現れない孤独なオイラ。山男と編集者はアテにならない。山男は死に目に逢えないし、編集者はこっちが死にそーでも逢いにこない。ストレッチャーはカラカラ進む。病院コメディには欠かせない小道具のストレッチャー・・・帰りは意識がないだろうから、今のうちにタンノーしておこう。ああ、手術室に入ってしまった。来るんかいな相方。「はい、それではゆっくり手術台に移動してください」支えられて移動する。例の筋肉注射でフラフラしておるの。周囲でがしゃがしゃ器具類の用意される音がしていて、このフラフラがなかったらオイラ、「またねーっっっ」と逃げてそーな気も。「はーい、それじゃあ麻酔入れますからねー。眠りますよ~。すうぅぅぅぐ終わっちゃいますからね~~」あれ? 数をかぞえるのって、最近やんないのかなあ?つって、ワープ。↓↓↓目が覚めた。たぶん2時間弱しか経ってない。相方がいて、なんかいろいろ言うが、眠いから、犬のように追い払う。↓↓↓夢をやたら見る。相方が環境問題についてすごくスルドイ発言をしたので、「わあ、見直したわあああ!」と感心したが、やっぱり夢だった。↓↓↓看護婦さん登場。「トイレに行けるようになったら、すぐカテーテル抜きますから。どんどん歩いてください。そのほうが快復が早いです」「へいっ、わかりました」寝る。↓↓↓体温を測ったり脈をとったりが頻繁にあって、実にこまめに起こされる。眠いよう。↓↓↓目が覚めた。夜だ・・・寝よう。
November 13, 2002
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来ないじゃん相方!入院荷物入りの大カバンを抱えてイライラ待つ午前8時44分。9時には入院手続き時間だとゆーのに、相方がまだ帰ってこない。そんでメールが来た。「病院直行します」って・・・そうじゃねえだろ! 荷物運びと小鬼及びチビの連行を手伝うために帰宅するんだろおおお!?半泣きで荷物を抱え、小鬼を呼ばわり、チビのベビーカーを押してげしげし病院へ向かう。入退院手続きを終え、病棟へ向かい、看護婦さんに説明を受けて病室内に荷物を運び入れる。採血ドクターが、血のニオイを嗅ぎつけたサメのよーに間髪入れず登場し、続いて抗生物質や麻酔のアレルギーチェックで6本も注射を打ちやがったあたりで、相方登場。「どっちが患者なんじゃあ!」ドナリつけて、一緒に手術の説明を聞く。ところで全身麻酔というのは、呼吸機能も意識と一緒に寝てしまうので、気管に管を入れて呼吸させるのだそうだ。そんなランボーなものだとは初めて知ったぞ。少々ビビったりするうち説明も終了し、続いて手術の方式の説明。5センチくらいの嚢種を取るのに、3センチくらい切るんだそうな。「なぜ、5センチのものを取るのに3センチの切開で済むかといいますと」と、ちゃんとクライマックスの前にタメをとる先生。なんか、最初に嚢種のナカミをホースみたいのでちゅーっと吸い出して、然るのちガワを取り出す、ということらしい。ほほお~~~(←すごく感心)。手術に使う小物なんかも売店へ買いに行かねばならず、慌ただしい1日が過ぎる。夜、手術に備えての細胞外液補充の点滴。左腕では血管が出ないので、「左手首でいいですか?」と訊かれ深く考えずOKしたら、点滴終了後、そのまま針と管を手首に留めている。うわああああそうだった! このあと何回も何日も点滴があるから、針は何回も何日もそのままなのだあああ!いいカンジに神経をかすっているのか、いつまでもジクジク痛い針を気にしながら、寝る。んもう、すごく元気な病人なので、ちっとばかし後ろめたいです。
November 12, 2002
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いきなり寝過ごした。こんなん初めてだ。チビの空爆がしつこくなかったせいだろう。7~8回髪をむしったあとは、があがあ怒りながらTV観に行っちゃったのだ。しかも小鬼も起きて、並んでTVを観ていた。きょうだいっていいなあ!(親的にな)いや、寝過ごしたんだから、そんなにエエ話でもないんですが。保育園へ小鬼どもを送っていけば、そこから原稿をいじり回す時間はたっぷりあって、余裕の納品をする。さあ入院の支度だわさ。えーっと・・・パジャマがいるのおぅ? 前あきで袖のゆるいやつ? 持ってないよ、そんなん。ワシゃー渾身のズボラ者なので、基本的に、寝てるときも起きてるときもTシャツと短パンなのよ。いや、いちおう冬場はフリースとか重ねるけど。きっと死んで火葬にするときもTシャツ短パンだ。それしか着せるものないしな。それはともかく、明日から入院。正直、寝られる! という期待感が膨らみまくっておる。そんで病人てワガママ言っていいんだよね。お姫様なんだよね。「どうして『お絵かきロジック』なんか買ってきたのよ! アタシは『ニコリ』を買ってきてって言ったのよ!」とか。←どういうお姫様でしょうか。皆さん、私はこれから、冗談の通じない世界へ行きます・・・お笑いにおいて「泥棒と警官」に肩を並べる定番、「お医者さんと患者」コントでも考えてきます・・・。こんなときタイミングよく、『ナイトホスピタル』なんかを観る。毎度奇病難病が登場して、お医者さまが苦労している。ワシも後年「ししゃも症例」とか呼ばれる、あやしい病気でないことを祈る・・・。
November 11, 2002
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朝、辛うじて30分ほど仕事したが、その後は洗濯とチビどもの相手に追われる。昨日・今日と昼寝しないチビ、当然のことながら機嫌が悪い。延々と泣いている。ベランダで泥まみれになって帰り、服を脱ぎ、着たくないと泣いて泣いて泣き続ける。小鬼が牛乳つげ何か食わせろおやつはないかトイレへ行きたい絵を描く紙をくれと騒ぎ、こっちも合間に必死で洗濯。午後3時、奇跡が起こった。チビが突然沈没し、続いて昼寝しない主義の小鬼までもが落ちた。ありがとう神様! 昨日禁酒したのを見ていてくださったのですね!(そうか?)おおあわてで洗濯物を干し、3時半にはパソコンに向かう。チビどもが起きだす5時には、原稿が概ね上がった。あとは明日の朝まで寝かせるだけだ。データの打ち込みは集中力がそんなに要らないから、小鬼どもの騒ぐ中でもできる。夜は入院に備えて、野菜の下ごしらえなんぞを。小鬼が「びっとらんどのゲームで遊びたいんだよ」と言うから、ご希望のホームページに接続してやり、遊びかたを教えてほったらかす。「か~ちゃん~~(泣)」負けたらしい。「くやしいの?」「うん」「なら、勝つまでやってこいッ!」パソコンの前に追い返す。真のギャンブラーへの道は険しいのだ。「があぁぁーーーーぢゃんンンンン~~~!」ボロ負けしたらしい。しょーがないのでカタキをとってやった。小鬼どもが寝ついた10時過ぎから、テータまとめとメール書きなど少々して、就寝。結局仕事は入院前日まで持ち込むか。
November 10, 2002
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取材出発前からかすかに出ていた肩凝り頭痛が悪化して、起きぬけからズキズキ攻めてくる。迷わずアスピリン2錠を口に放り込んで、小鬼どもにメシを食わせ、溜まりに溜まった洗濯物に取りかかる。なんとかパソコンの前に座りかけたお昼前、原稿チェックが戻ってきた。すぐ手直しにかかりたいのに、洗濯が終わりチビが泣き、気がつけば昼食時なのでまたメシを食わせる。洗濯物を取り込んで次を干し、ふと気づいて自分の朝メシを食う午後2時。←朝メシ?相方が起きてきた。これでようやく仕事にかかれるぅ~と半泣きで喜んだら、昨日で終わると聞いていた仕事が「12日の朝までかかるよ」と言い残して出てゆく。「・・・」言いたいこと山ほどを、頭の中で3倍速で回して破棄。小鬼の「あれとって、これちょーだい」攻撃とチビのぐずり泣きに耐え、ようやく仕事にかかる午後4時。5時半に流した確認FAXには、すぐに返信がいただけた。材料は揃った。あとはallオイラの責任でぶち書くだけだあああ!その前に洗濯物干さなきゃな。チビども風呂に入れなくちゃな。メシも作って食わせなくちゃな・・・。昼の仕事時間、2時間弱。なんとかパソコンに向かえたのは深夜12時からでした。書け書けライター。
November 9, 2002
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夜泣きのつきあいも朝食の支度もしなくていい朝は久しぶりなので、9時過ぎまでホテルの部屋でダラダラと寝た。ああシアワセだ~~~。チェックアウトして出ようとしたところで、同行の営業マンを迎えに来た徳島のサンタマリアとばったり会う。さっそく地元の美味しいラーメン屋さんの場所を教えていただき、直行した。『いのたに』は周囲に地上げ屋のよーに駐車場を広げているお店で、しかも「路上駐車はご遠慮ください」と注意書きがある。開店時間前に入ったのに、もう10人くらいのお客さんがいて、壁には芸能人の色紙がぎっちり。ひえー人気者だこのお店。おねいさんがた3名が笑顔でスタンバっている。きっとピーク時には、あの笑顔もフリーズするほど忙しいに違えねえ。味は昨日のお店よりあっさりめで、こりゃまた旨い。ああシアワセだ~~~×3。満足して阿波踊り会館へと流れ、まんまと観光協会の罠にはまって土産を買う。午後からの取材は、料理の職人さんたちが集まっている加工食品メーカー。ホテルからのオーダーレシピを受けたりしてるそうで、ちょうど結婚式のメインディッシュを作っているところを覗かせていただいた。トップレベルの職人さんが集まっているというだけあって、いただいた冷凍モノの茶碗蒸しが泣くほど旨かったりする。「美味しいでしょ?」と社長の奥さんが「わくわく顔」で仰って、そこから商品開発話なんかが始まるのだが、当然のことながら、すべて旨いもんの話。聞いてるだけで旨そーで旨そーで、こっちも心のヨダレ全開で聞いておる。ああ、この奥さんともっとお話したひ。ああシアワセだ~~~×8くらいになって帰路についた。徳島~東京を1 時間そこそこでひとっ飛びして我が家へ戻ると、小鬼はすでに就寝、チビは外へ出せと泣いておる。お義母サマに面倒みていただいたお礼を言い、すでにお迎えに来ていたお義父サマにもお礼を言い、手土産も持たせずに帰す(爆)。ああッ・・・台所がキレイになっているうぅぅぅ。いろんな意味で反省しつつ、相方にも帰宅の連絡を入れる。「結局あのヒト、やることないのがダメなタイプなんだよ。次は洗濯でもやってもらうか?」超音速でスレ違う会話に半泣きで電話を切り、今日はもー寝る。
November 8, 2002
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2時間半はきっちり寝て、チビどもを保育園へ送る準備を済ます。あとはドトーの勢いで原稿を上げFAXするが、もう時間がギリのギリ。宇宙遊泳するように空港に向かい、無事に飛行機の座席に座った。オイラ飛行機もあんまし得意ではないのだが、周囲で平気そうなカオして新聞を読んでいる人々も、きっと苦手に違いない! と思う。その証拠に、滑走路の端で飛行機が停まり、チュワーデスのおねいさんの「まもなくこの飛行機は離陸いたします」というアナウンスが響いた瞬間、なんか機内がすーっと静かになるではないか。ほら、みんな緊張しておるのだ。ここでスチュワーデスさんが、「それでは皆様、心をひとつに念じてください」などと言おうものなら、一斉に「とーべっ、とーべっ、とーべっ」と祈りの声が巻き起こりそーな雰囲気である。祈らなくても飛ぶ、飛行機はエラい。無事徳島に着陸して、同行のYさんとも合流、取材先の営業さんに出迎えていただいた。営業さんはユースケ・サンタマリア似のノリのいいおにいさんだ。面白い話もいっぱい聞けた。夜、商談のため別行動していた同行Yさんから電話が入り、「夕食でもご一緒に」と言われたので、のこのこついてったら、サンタマリア氏とその上役さんもいらした。わあん(泣)、接待だったのか! 恐縮しながらも、つがれるままにガブ呑みドカ食いする。実はここへ来る寸前、『東大八万』という徳島ラーメンのお店で、ゼラチンこってりなラーメンを食べてきたばかりだったりする・・・いや、ぜんぜん食えるけどさ。ああでも、接待なんてうううう。ただの木っ端ライターなのに。粕漬けと化してホテルの部屋へ戻る。なんか、女性が取材に来るというので立派な宿泊先を手配していただいたらしい。「取材といえば車内泊」みたいな野宿ライターには、身に余るゴージャスさである。セミダブルのベッドの、こっち側半分だけで寝る・・・。
November 7, 2002
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き、筋肉痛じゃ。掃除で筋肉痛になりよった・・・。肩凝りの辛い朝、ようやく取材が終了した。明日の朝イチには原稿をUPしなくちゃいけないのに、明日からの留守のために、料理また料理。掃除と洗濯を済ませたら夕方になっていた。1時間ほど原稿を打って、保育園へ行く。寝つけないチビの大泣きを隣の部屋に聞きながら原稿を打ち、合間に明日の出発準備もして、また原稿。うがーーーー! まとまらない! 相手にしてもらえなかったチビが台所で行き倒れておる。すまん(泣)。肩凝りが進行して寒気がする。限界と判断した午前3時半、キッチンタイマーを2時間半にセットして寝ることにする。実はまだ原稿が上がってないのだ。わははははは。♪もうどうにも(ま)とまらない♪ああボツになるああバカになるぅ・・・唄いながら就寝だ。それでも今日も、キッチンシンクとかガシガシ掃除したもんな。♪この世はタワシのためにあるぅ、っと。
November 6, 2002
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仕事が台風の目に入る。目の前後はすごいよ、暴風圏だよはっきり言って。そんで、このスキにやっとかなきゃなんないことが山ほど。今週仕事で丸2日近く家をあけるんだけど、その間、相方のおかーさんにウチまでご足労願い、チビどもの面倒をみていただく予定になっているの。しかし、こう言うてはナンだが、腰痛もちの60代に、「5歳と2歳の面倒みながら、勝手知らない他人のお勝手で、勝手にメシ作ってくれませんか」というのは、なんぼなんでも無茶だ。最低限、メシ4食は何か「あっためるだけ」のもん用意しておかないとなあ。そんでトイレと洗面所だけは使うのがキモチ悪くない程度に掃除して、布団も干して、いちおうフロもキレイにしとくか。↑って、こう書くと2行で終わるが、実際は午後いっぱいコレ。そんで午前中は洗濯。兼業主婦の仕事って、仕事以外の準備のほうが、仕事の準備より手間かかる・・・。帰宅後も、ひととおり家事を片づけてからでないと、仕事には戻れないだろうし。煮詰まり放題の夜、トイレの前に茶色いヤツが出た。居間へダッシュし、泡でかためるナニをひっ掴んでとって返す。封を切り、説明書きも読まずに乱射した。というわけで、いまトイレの前に直径3センチほどの繭が放置されています。事前情報によれば、裏側を覗くとモロ見えだそうです。どなたか宜しくお願いします(怖)。ああ・・・台風の目に台風がもいっこ入ってた1日。
November 5, 2002
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朝から昨夜の残骸である酸っぱい洗濯物をしてから、買物と宅急便の発送に出る。ポテトチップスを買ってもらう約束でついてきた小鬼は大喜びだ。「知ってる? ポテトチップスにはアクリルアミドがすごく多く含まれているんだってさ~」「あみど?」「虫が入ってこないアレだよ~」いい加減なことを言いながら歩く。天気がいい。(アクリルアミド:デンプンを高温で加熱すると発生する、発ガン性物質)帰宅後は、なんか週末の行事になってしまった気もする肉まん作り。ほんとに最近、毎週作ってるなあ。今週のは皮もサイコーによく膨らんだけど、タネがね。もともと餃子にするつもりで用意したものを流用したから、なんか味が期待と違うの。イマイチだよなあ・・・。チビの腹具合もイマイチだ。食欲は戻ったものの、なかなか景気良く下っている。機嫌も芳しくない。てきとーに遊んでやりつつ、ビデオを回しつつ、ネットで今週出る取材の航空券の予約を入れる。←簡単に書いたけど、オイラこういう事務手続きって苦手さ。いつも「電話番号まちがえたらどうしよう」「エラーが出たらどうしよう」「徳島行きのチケット買うつもりで徳之島行き買って、乗っちゃったらどうしよう」とゆーよーな不安を抱えながら、手続きしている。徳之島に行ったら、永住すればよい。そこまで覚悟を決めて、決定ボタンを押す夕暮れ。新居が決まったら連絡します(泣)。
November 4, 2002
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昨夜、やたらチビが暴れていたのだが、朝方、クレヨンをひっ掴んで居間の床を夢と冒険の世界に導いていたようだ。こっちは起き抜けからネバーランドに連れてかれ、妖精の粉で髪が真っ白になる。とりあえずチビにバナナと牛乳と『セーラームーン』を与え、洗濯などしていたら、「げぽぱぽぐぽぺ」と不穏な音がする。チビが服をゲロまみれにして、えずいていた。そっからが大変だった。服を着替えさせること2回。タオル2枚を洗い、クッションをひとつ捨てた。床を拭いた拭いた拭いた。水も与えれば与えただけ吐き戻すという状況、昼過ぎには、好きな音楽がかかってもぐったり横になっているだけになってしまった。奥の部屋で薬をあさってみる。以前お医者さまにいただいた、吐き気止めの座薬が出てきた。使ってみる。しばらくは、うどんを見せても「食べたくない」と泣いたりしていたが、夕刻には小鬼の食べているおにぎりをぶん取る勢いで「もっとくれ」を連発する。安心して気が抜けたオイラが、寝室でついウトウトしていると、叩き起こして哺乳瓶を握らせてくる。「これに水入れろ」という要求である。よかった・・・よかったけど、本日限界。這うように経費請求書を2枚仕上げた。ああ、今週はもう1日休みがありましたねえ。ちなみに居間はネバーランドのままだ。うをををを。
November 3, 2002
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夜中にチビがだいぶ騒いでいたらしく、おかげさまで朝は6時半まで寝ていてくれた。ありあわせの食いもんとTVで朝の時間帯を乗り切り、10時半から早めの昼食にかかる。キャベツと干しエビがあるので、もんじゃ焼きもどきを作ろうという計画だった。先日相方が土産に買ってきてくれた干しエビは、なかなか見事なサイズだ。こんなんどっさり入れたら、けっこうゴージャスだよな~~~。フライパンのキャベツを覗きながら、干しエビの袋に手を突っ込む。「つぷ」・・・つぷ?右手人差し指の先端に正体不明の痛みを感じ、袋から手を出して眺めると、爪の先端から、爪と肉の間を通って3ミリほど、細いサクラ色の・・・てか、サクラエビ色の、つまりはサクエビの触角の、線がはしっておる。たいして痛くはないんだけど、見たくなひ(泣)。明るいトコでチェックするため、寝室の窓際へ行ったら、寝ていた相方が「どうしたの?」と尋ねてくる。「ほおれ、これこれ」「のおおおおお~~~~」←逃走。毛抜きでチャレンジしてみたら、1分かからずに抜けた。中で折れてないことを祈ろう。消毒しようにも傷が露出してないしなあ。おや困った、こんなんじゃ今日は雑菌に触れるような家事はできないじゃないか! 困った困った。←うれしそうに言いながら、パソコンに向かって過ごす。いや、いちおう仕事は残ってんですよ。夕食は蕎麦。日本酒をつけて、わりとシアワセな夜だ。指痛いけどにゃ。
November 2, 2002
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ここのところ、予定が二転三転することが多くて、そのたびに焦ったりイカったりしている。とくに相方! そっちの取材があるってえから、受けたかった仕事を1本断ったのに、取材キャンセルになりましただとぉ・・・? 自分の入院費の心配もしなくちゃならない関係もあって、怒り泣きだ。いろいろ事情はあろうが、オイラの犠牲の上にチミの仕事は成り立っているのだとゆーことを自覚してほしい!って血の涙を流して言いたいのだが、言っても一文にもならないので(最近割り切ったさオイラも)、黙って家事と仕事に励む。午後3時、またトラブル。担当者がつかまらず、アポどりに10日もかかってたトコが、今月の取材には向かないことが判明した。いつもの月なら、「時間ないから、急いで次のアポいきまひょ」程度だが、入院を控えた押せ押せスケジュールの今月は、一瞬思考停止するドンデン返しである。保育園から帰った午後6時、次の取材候補がFAXされてきた。ラッキー、取材先が遠いから電話取材じゃん! 直接取材より4~5時間は時間をトクする。時間のない今月は、ありがたい。すべてのダンドリを終えたときには、『ドラえもん』が始まっていた。小鬼どもが「おなかすいた」とぴいぴい鳴くところへ、とにかくメシを食わす。『ザ・ジャッジ』を観ながら「これは女のほうがわるいねえ。いしゃりょうが30まんくらいとれるんじゃないか?」とか言ってる小鬼をどついて、食わせる。「さあフロ入るぞっ」「ええーっ!? まだ『これってつみじゃないの?』のコーナーが終わってないのに」おそるべし、5歳児。児童虐待モノだけは観せるまい。「おれ、かーちゃんにねぐれくとされてるんだよ」などとヨソで言われた日にゃアンタ。ゴールデン洋画劇場は、食われること以外の存在理由を求めた子豚の物語である。オイラもう中身だいぶ食われて、スカスカです。もうすぐ頭からキノコが生えそうです。文句あっか! 胞子とばすぞコノヤロ。
November 1, 2002
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