ALOHAジョニーの                     『なんくるないさぁ My Life』

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September 4, 2005
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カテゴリ: ニュースネタ
今、NHKのサンデースポーツでオリックスの吉井投手を特集しています。近鉄⇒ヤクルト⇒MLB⇒オリックス⇒解雇という21年の中で、日本一も経験しているし、メジャーという夢も果たした彼。去年ついに解雇された吉井選手が、どこの球団も拾ってくれずに解雇されたオリックスのテストを受けて再度入団です。

年俸はなんと500万円。最高年俸時に比べると30分の1だそうです。なんでそこまでしてやろうとするのか?
その前に、彼を拾った仰木監督も偉いと思うのです。彼のプライドを傷つけることなく、そしてその意気を買っての採用です。

吉井は、単に投手としてだけではなく、よき先輩として若手に様々なアドバイスをしています。こういった生きた教材がいるということがどれだけチームにプラスなことか。

さて、似たような境遇の選手がいます。
巨人の清原選手です。

個人的には彼は好きな選手です。佐々木との対決で泣きながら打席に立った男です。今時めずらしい熱血派ですが、ああいう姿にファンはしびれるのでしょう。ただ、さすがに最近は株を落としました。打順を下げられて頭にきてホームランを打ってもハイタッチせず。堀内監督に対してだけならわかりますが、選手みんなの出迎えを無視です。これは男らしくない。

黙って我慢して結果を出して涼しい顔をする。なぜこうできなかったのか?

他球団に行くしか現役の道はないのですが、「あれでは使いづらい」という声が多数です。ボクが監督でもやりづらいからパスですね。


「楽天なら」という話もありますが、楽天の視聴率は巨人よりはるかに上です(地元で)。人気のある2割前半のケガだらけの高額年俸選手を取るくらいなら、もっとチーム力を見据えた補強をするでしょうね。大リーグでマイナーからあがれない中村とか、評価いまいちの松井カズの方がいいですよね。

去年トレード騒動でゴタゴタしていた清原は、仰木さんや彼が師と仰ぐ落合さんから声がかかっていました。
ところが落合さんが「年俸がいくらになっても来る気があるか?」と聞いたら答えなかったそうです。それで落合さんはあきれて見切ったと聞きました。

清原も吉井も、もうお金が欲しくてがむしゃらにやらなければならないという選手ではないでしょう。もう十分な実績を積んでいます。あとはいかに自分らしく引き際を作っていくのか?ここが大切だと思います。

余力を残してスパっと辞めるのも良し。
ボロボロになるまでしがみついていくのもまた美学です。

ただ、今の2人を比べたときに、たとえボロボロになったとしても、本人の行動や言動・気持ちひとつで美しくも醜くもなるということが良くわかります。

清原は吉井投手を見習って、イチからやり直すという殊勝な気持ちで再チャレンジして欲しいです。

「何度でもチャンスがあるんやで。あきらめるな。」と、チームのみんなに吉井を紹介しながら言っていた仰木監督の言葉が心に残ります。





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最終更新日  September 4, 2005 11:39:34 PM
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