2004.10.22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 手術の時に一般的に用いられる麻酔ガスに笑気というものがあります。笑気ガスの化学式はN2Oで正式には亜酸化窒素と呼ばれます。麻酔がかかっている患者さんが吐き出した息の中には笑気が混ざっており、これは大気中へと放出されていますが、これが問題となっています。

 実はN2OはCO2と同様に地球温暖化の原因ガスと考えられています。さらにN2Oは成層圏まで達しオゾン層を破壊すると言われています。

 現在では笑気に代わる麻酔の使用が増え、笑気使用量は減ってきているものの、使い勝手のよさ、副作用の少ない点などから未だに外すことはできない麻酔ガスとなっています。

 思いもよらないところに環境破壊の原因があるものです。冷蔵庫のフロンガスに似た感じがしますね。





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Last updated  2004.10.23 00:20:40
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訪問ありがとうございましたw  
へぇ…知らなかった。+_+
勉強になりました^^; (2004.10.23 13:48:29)

こんにちは  
訪問ありがとうございます!
なんだか知的なページですねぇ。
私も仕事は医療系なんですが、詳しく書いてあって参考になりました。
>現在では笑気に代わる麻酔の使用が増え
笑気ガスはオゾン層を破壊してしまうんですね。ただ、安いので病院側も使ってしまうのでしょう。
代わりはセボフレンなどでしょうか?高いし、患者に高額な治療費がかかってしまう点では、笑気ガスを使わざるをえないのでは・・??
詳しくはわからないですけど、環境破壊は嫌ですね。
では、またお邪魔します (2004.10.23 15:16:27)

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