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May 4, 2004
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「くもの糸」と聞いて一体何を思い浮かべるのか?

恐らく、古びた屋敷に巣を張ったクモの姿。
暗い屋根裏のクモの巣を想像するだろう。
米国人なら「スパイダーマン」をイメージするかもしれない。
文学好きなら芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」の一説を思い出すに違いない。
私も最近ある本に出会うまでは上のようなたぐいであった。

まさか蜘蛛の糸に驚くべき機能が備わっているとは誰も知らないだろう。その本とは「クモはなぜ糸から落ちないのか」(大崎茂芳著)最近世に出た本。

大崎氏は蜘蛛を研究して25年になるという。現在は奈良の医科大学で研究をされている。島根大学でも教鞭をとったことがあるそうだ。クモの糸に関する書物や論文は限りない。

前に「ウンコ」を取り上げて環境問題に触れた本に出会ったがそれ以来の衝撃だ。



しかし、
賢い蜘蛛にとっては決して切れることの無い魔法の命綱なのだ。
何重ものリスク管理が施されている。

なぜかって?!
それは、のちのち紹介していくことにする。

もうひとつの理由は、最近まったく心が落ち着かない日々が続いていた。長編小説もろくに読めない。
でも何かが読みたかった。そこで手にとったのが、芥川龍之介の短編集だった。偶然にも地獄に再度落ちた哀れな男を描いた「蜘蛛の糸」を選んだのだ。その話に出てくるくもの糸は確かに切れた。

主人公がある邪悪な心を抱いた途端、真直下に地獄へ落ちて行った。あれは本人の目上でプツンときれたのだった。
だがよく熟考してみると何か物理的におかしいのではと思えてきた。切れるとすれば、主人公の目上とは限らず、大勢の罪人付近でもよかったはずだ。
もちろんそこに作者の意図的なものがあったことに異論の余地は無い。

しかし、作家村上龍氏はある本で、芥川氏は「くもの糸」は切れないという事実を前もって知らなかったというようなことを書いていた。何故かそんな疑問を抱いていた矢先にこの本に出会ってしまったのだ。まさに偶然かつ不思議な出会い。


大げさかもしれないが…

さて、早速大崎氏のクモを中心とした不思議な世界に目を向けていく。そこには4億年の歳月を経た知恵の結集が詰まっている。人類にとって失いかけた本能を改めて気づかせてくれた。
どんな危機管理のハウツー本よりも参考になるかもしれない。

この続きはまた書くことにする。







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最終更新日  May 4, 2004 03:05:27 PM
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