小市民の一日

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2006年01月08日
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 データが消えてもめげずにお送りします。

<訃報>

 ロイターより
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 映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(ブラッド・ピット主演)のモデルになったオーストリアの登山家、ハインリヒ・ハラー氏が7日に死去した。93歳だった。

 同氏はヒマラヤ登山中だった1939年にインド北部で英軍の捕虜となったが、1944年に収容所を脱出。チベットに逃れ、1946─1951年までラサに滞在し、そこでダライラマと親交を深めた。

 チベットに関する著作を持ち、ハラー氏と個人的な親交があった英国人研究家のロジャー・クロストン氏は、ハラー氏は人生の大半をチベットの人々のために捧げた、と同氏の死を悼んだ。
(http://news.goo.ne.jp/news/reuters/geino/20060108/JAPAN-199099.html?C=S)
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 ご冥福をお祈りいたします。

※ 訂正
 訂正以前は,<「ハラー氏はナチス党員だった」などという風説が流布されましたが」云々>となっておりましたが,後に調査したところによると,ハラー氏自身がナチス党員であったことを告白したそうです。
 したがって,これを「中国」政府のネガティブキャンペーンとした当時の本文を削除して訂正いたします。


<いつ見ても笑えるアサヒ記事>

 アサヒドット込むより
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 陸上自衛隊は9日から27日まで、離島侵攻を想定した米海兵隊との初めての共同訓練を米カリフォルニア州の演習場などで実施する。島国である日本の地理的特性から、04年末に閣議決定された新防衛大綱で「島嶼(とうしょ)部に対する侵略への対応が防衛力の新たな役割」と位置づけられており、新大綱に沿った訓練が具体化されることになった。

 04年11月に先島諸島周辺の領海で原子力潜水艦が潜没航行するなど中国が日本近海で活動を活発化させており、今回の訓練は南西諸島を念頭に日米のプレゼンスを示す狙いがあるとみられる。

 参加するのは陸自西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)の一個中隊(125人)。同連隊は離島へのゲリラ攻撃に備えるため02年に編成された専門部隊だ。米側からは、海兵隊第1海兵遠征軍が参加。「武装ゲリラや敵の特殊部隊が離島を占拠するおそれが出てきた」との想定で実施する。



 一方、これとは別に、1月下旬から約10日間、西部方面隊と米陸軍第1軍団(ワシントン州)などが、健軍駐屯地(熊本市)でコンピューターによる戦闘シミュレーションを使った「日米共同方面隊指揮所演習」も実施する。
(http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20060107/K2006010702300.html)
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 記事内容について一言する前に,典型的なアサヒ的表現があったのでご紹介します。


 ところが,「中国様マンセー」というアサヒフィルターにかけると次のような表現になります。

>先島諸島周辺の領海で原子力潜水艦が潜没航行

 「潜没航行」ねぇ・・・どうしても領海侵犯とはいいたくないようです。
 偉大なる大中華様の前に,端的な事実さえ指摘できなくなっておられるようですが,「クオリティペーパー」を自称されるのならばせめて隠しようがない明白な事実は正確かつ的確に表現されたほうがよいと思われますので,ご忠告申し上げます。

 記事の内容ですが,まさに現在の状況に適合したもので,望ましいものと思われます。

 ついでに「すでに敵の実効支配化にある島嶼を強襲し,奪還する」訓練もしてほしいですね。


<サーチエンジンから,ブログの閉鎖まで。どこまでやるのか,マイクロソフト>

 産経新聞より
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  中国でブログ(日記風インターネットサイト)の開設サービスを行っている米マイクロソフト(MS)が、鋭い社会分析や当局批判などで知られる中国人ジャーナリスト、趙京氏の人気ブログを昨年末に閉鎖していたことが分かった。7日付香港紙、蘋果日報などが伝えた。

 趙氏は、「安替」のペンネームでブログを主宰。昨年末、北京の人気大衆紙「新京報」幹部が更迭され、記者らが一時ストを実施した際には、更迭をブログ上で厳しく批判、同紙の不買などを呼び掛けた。

 AP通信によると、MSは中国当局の要請で閉鎖したと釈明。当局の言論規制に協力したとみられる。香港紙などによると、趙氏は同社からの説明がないと反発し「知識や自由への迫害は、文化大革命の時代にも劣らない」と憤った。

 中国では昨年9月にも米ネット検索大手ヤフーが、政府の内部文書を国外の民主活動家らにメールで送っていたとされる中国紙記者の個人情報を当局に提供、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)などから批判を受けた。

 香港誌、亜洲週刊最新号によると、中国でのブログ開設者はここ数年急増、昨年12月時点で1000万人を超えた。当局は監視を強化しているとみられ、趙氏のブログは昨年2回アクセスできなくなった。
(http://www.sankei.co.jp/news/060107/kok071.htm)
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 世の流れや経済人と呼ばれる人々の発言を見たり,聞いたりすると,どうも彼らは自己の経済活動の円滑のためには信念を捨て対象国におもねたり,あるいは換価できないものの価値を否定して,国柄や文化・伝統を無視する実に薄っぺらい認識しかもたなかったりするようです。
 日本の経済界ではその動きが特に顕著なわけですが(一部例外があるが),自由の国アメリカでも,そのような事情は異ならないようです。
 かつて日本人は「エコノミックアニマル」と呼ばれたわけですが,むしろこの称号は,国境をはずした経済人と呼ばれる方々に献呈したほうがしっくりくるように思われます。


<現在,世界でのトップニュースはこれ>

 CNNjより
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 エルサレム(CNN) 重い脳卒中で倒れたイスラエルのシャロン首相(77)を治療しているハダッサ病院のシュロモ・モルヨセフ院長は7日、記者会見し、首相の容体が依然として深刻だがCTスキャン(コンピューター断層撮影)の最新結果は右脳部分のはれが少し引くなど、症状は「かすかに改善している」と話した。

 モルヨセフ院長によると、血圧や脈拍数などは正常値範囲内。大量の脳出血や3回にわたる手術の影響については「まず容体を安定させることが先決」と述べ、脳や身体機能への影響などを判断するのは麻酔状態がとれてからだと話した。また首相が「危険な状態を脱したとは言えない」と慎重な姿勢を示した。

 院長によると、医師団は今後、麻酔状態にある首相をどういうタイミングで覚せいさせていくべきか検討する。

 4日夜に重い脳卒中で緊急入院したシャロン首相について医師団は当初、2度の手術の後、7日ごろから徐々に麻酔状態を解いていくか方針だった。しかし6日になって新たな脳内出血が発見されたため、3度目の手術が必要となった。
(http://www.cnn.co.jp/world/CNN200601080001.html)
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 現在BBCやCNNで重要ニュースに取り上げられているのはこのニュースですね。
 最初の医師のコメントを聞いてびっくりしたのは自分だけではないはずです。
 記憶によれば,医師は最初要旨次のように言っていたはずです。
 「重篤だが,容体は安定している」

 一国の首相,それも普通の国ではなく周辺に敵を抱え,いつ喧嘩を売られても不思議ではない状態にあるイスラエルの首相の状態について「重篤」という言葉を聞いたときは本当にびっくりしました。
 通常,こういう場合は「重篤」という言葉は出てこないと思うのです。
 ですから,「相当重大なんだなぁ」とびっくりした次第。

 中東和平のプロセスにこの事実が与える影響如何など,当分イスラエル情勢から目が離せなさそうです。





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最終更新日  2006年01月11日 16時13分11秒
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