PR
<神の進撃は誰にもとめられない>
Sankei Webより
================
台湾の陳水扁総統は30日午前、自民党の中川昭一政調会長らとテレビ会談した。陳総統は、米国の台湾防衛の根拠法で、台湾への米国製武器の供与も定めている米国の台湾関係法を挙げて、「日本版の台湾関係法が制定されればアジア太平洋の平和と安定に大きく寄与する」と述べた。
また、陳総統は日本と台湾の経済関係について「まず投資保障協定を締結し、EPA(経済連携協定)、FTA(自由貿易協定)につなげていきたい」と述べ、連携強化に期待感を表明した。
中川氏は「 台湾海峡の平和と安定は日本にとっても世界にとっても大事だ。われわれも積極的な関心を持っていかなければならない 」と述べた。
会談は早稲田大学台湾研究所(西川潤所長)が主催した。台湾の総統府と都内のホテルを回線で結び、日本側からは日華議員懇談会会長の平沼赳夫元経済産業相、民主党の池田元久日本・台湾友好議員懇談会会長らも出席した。
(10/30 14:45)
( http://www.sankei.co.jp/news/061030/sei003.htm )
================
アサヒとか,マイニチとか,トウキョウといったマッチポンプさんたちが喜びそうな記事でしたが,あんまり話題になりませんでしたね。
communist chinaも今のところだんまりのようです。そういえば,ちょうど今読んでいる本にこんな一説があります。
「一方の極からそんなに素早く他の極へ移るのは 諸君の警戒すべき不自然なうごきだといえる 。・・・だからそれを信ずる以前に,じっくりと思案するのが適当であろう。 諸君の主な特徴が変わらぬかぎり,表向きはともかくとして,諸君に対する彼らの評価は何ら変わらない 。」(ハリファックス侯爵ジョージ・サヴィル著 山崎時彦・山口孝道訳 『日和見主義者とは何か』(未来社))
台湾は大陸の対岸にあって,民主的政治の根付いた立派な国家です。日本統治の有した正の面もしっかりと認識してくれているばかりでなく,自由・民主主義・人権という,(旧)西側諸国と共有できる価値もしっかりと持っています。また我が国に入ってくる貨物のかなりの部分が台湾の近海を通過しているという事実から,台湾の安定は我が国の生存に必要不可欠な条件です。
以上からすると,我が国は台湾という国にもう少し気を配らなきゃいけません。ここが大陸と同化してしまえば,我が国は東アジアにおける数少ない親日国を失うばかりか,シーレーンの安全を脅かされ,尖閣諸島の領有権保持も難しくなります。
まさに中川神のおっしゃるとおり 「台湾海峡の平和と安定は日本にとっても世界にとっても大事だ。われわれも積極的な関心を持っていかなければならない」 のです。
<台湾は北制裁に協力>
ソース同じ
=================
台湾の陳水扁総統は30日、台北の総統府と東京都内のホテルを回線でつないでテレビ会議を行い、自民党の中川昭一政調会長らと会談した。核実験を強行した北朝鮮に対する国連安全保障理事会の制裁決議に関し「 台湾は国連加盟国ではないが、日米と同じ民主主義陣営として北朝鮮に金融制裁や輸出規制などの措置をとっている 」と述べた。台湾の最高指導者が北朝鮮への制裁実施を明言したのは初めて。
陳総統が2008年実施を公約に掲げた台湾の憲法改正については「年末の台北、高雄の両市長選が終わった後、 来年に新しい憲法制定に向けて新しい仕事ができると思っている 」と改正に向けて強い意欲をみせた。
【2006/10/31 東京朝刊から】
( http://www.sankei.co.jp/news/061031/kok003.htm )
=================
お隣の非民主国家連中が制裁に渋っているのに対して,台湾はしっかりと日米と共同歩調を取ろうとしています。やはり,我々が連帯すべきなのはこういった民主国家なんですよ。
総統は来年の憲法改正にやる気満々のようです。是非頑張ってもらいたいですね。
<国際世論を味方に>
YOMIURI ONLAINより
=================
【ニューヨーク=白川義和】拉致被害者家族会の飯塚繁雄副代表や増元照明事務局長ら4人が国際社会の連携による拉致被害者救出を呼びかけるためニューヨーク入りし、30日、国連総会第3委員会(人権)での討議を傍聴した。
同委員会では大島賢三国連大使が演説し、北朝鮮に対し、拉致事件への「真剣な対処」と被害者の早期帰国を要求。各国代表団にも飯塚さんらの傍聴を紹介し、支援を要請した。拉致被害者の姉、るみ子さんの写真を掲げて傍聴した増元さんは閉会後、「写真の顔を見て人間らしさを取り戻して欲しかった」と北朝鮮への思いを語った。
一行は11月4日まで滞在、ボルトン米国連大使ら主要国の大使とも会談し、協力を要請する。
(2006年10月31日10時41分 読売新聞)
( http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061031i302.htm )
==================
愛する家族が北にまだとらわれている状況の家族の皆さんにとっては,今の現状はとても辛いことだと思われます。制裁をして圧力を強めて,相手に本気の対話をさせることは家族の皆さんが希望されておられたところですが,一方で家族が北にいてひもじい思いをすることになるかもしれないわけですから。現にその複雑な信教を横田さんのお母さんである早紀江さんが吐露されておられました。
家族の方々の辛い思いが無駄にならないよう,しっかりと実効的な制裁をして,圧力を強めていかなければならないでしょう。
<省一つ分?>
VIET JOより
==================
人口社会問題研究院院長であるグエン・ディン・クー博士によると、ベトナムの人口は2005年の段階で世界13位の8312万人で、 年平均約100万人あまりのペースで増加
を続けているという。これは毎年中規模の省一つ分の人口が増えているのと同じである。また、クー博士はベトナムの人口の特徴として国民の平均年齢は若いものの高齢化への過渡期にあること、男児偏重の出生傾向が見られること、都市と農村の人口密度の格差が大きいことなどを指摘した。
人口移動については北部から南部へというかつての風潮に変わって農村から都市、国内から海外という流れが定着しつつあるが、それでも人口の約80%以上が都市に住んでいる先進各国と比較すると都市生活者の割合が26.3%に過ぎないベトナムが"農村国"から脱却するのはまだ先だと考えられている。
このほか、人口調査関連の留意すべき点として、青少年の体格の小ささや全体の教育レベルや労働者の技術レベルの低さが挙げられるが、クー博士が最も懸念すべき事柄としたのは堕胎問題、中絶手術の割合の高さである。特に青少年の中絶が多く、個人の健康のみならず国の将来にとって大きな不安材料となっている。
[2006年10月18日、Tien Phong紙、電子版]
(
http://viet-jo.com/news/statistics/061020112518.html
)
===================
いろいろと不安材料はあるようですが,人口が100万ずつ増加しているというのは驚きです。毎年100万都市が一つずつ増えているのと同じですからね。
人口の多寡は国力を測る一つの重要なバロメーター。年平均8%の高度成長を続ける東南アジアの隠れざる雄は,その飛翔の時を待って着々と力をつけているようです。
なお我が国は毎年1000億円のODAをヴェトナムに支払っているんですが,しっかり感謝されているようです。
ヴェトナムはcomuunist chinaと同じ共産主義国家でありながら,対中感情は芳しくないということですから,インド・日本・オーストラリアで構成する『アジア・太平洋対中国包囲網』を実行あるものにするため,今のうちからヴェトナムとしっかり手をむすんでおくのが得策でしょう。
ちなみに自分はヴェトナムにいったことはないんですが,それにもかかわらずどういうわけだかものすごくこの国に惹かれています。いつか定住しちゃうかも・・・