小市民の一日

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2006年11月08日
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<芸能界は香ばしい人だらけ>

 今年の8月7日の週刊現代だったかの広告です。

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 「日本国憲法の味方」なんだそうです(笑)。

<日本の政治家はお遊びして歳費をもらっています>

 神戸新聞より

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民主、共産、社民、国民新の野党4党は8日午前、国会内で国対委員長会談を開き、安倍晋三首相に対し、核保有論議を容認する発言を繰り返している麻生太郎外相の罷免を求めることで合意した。同日中に文書をまとめ、今週中に野党幹事長・書記局長会談を開いた上で、首相官邸側に申し入れる。

 この日の会談では、麻生外相の責任について「内閣の一員で、平和外交や核廃絶の先頭に立つ立場であり、責任は重い」との認識で一致した。

 また教育基本法改正案について、中学校の未履修問題やタウンミーティングの質問依頼問題が解明されない限り採決は認めないとして、早期成立を阻止する方針を確認した。

http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/0000161264.shtml

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 ハトポッポがいって,共産党が同調したやつですね。

「政治家は,気に入ろうが入るまいが,現実に直面する義務がある。」

 とは,英国の保守党政治家,フランシス・ピム氏の言葉です(同氏著『保守主義の本質』(中公叢書)p34より)。

 核を手にした大国が隣にあり,今まさにその輪に新たに「ならず者国家」北朝鮮が加わろうとしているのに,我が国の野党(与党にもいっぱいいますが)は,それを直視することを怠っているばかりか,核保有の議論をすべきだと述べている良識ある政治家,麻生太郎外相を罷免せよとのたまい,「核の議論さえ封じ込めておれば平和は保たれる」と考えておられる。

 我が国の政治がいかに低レベルであるかをまざまざと見せ付けてくれる記事です。こんな政治屋連中に国政を委ねた下に我々は暮らしているのです。考えるだけでも背筋がぞっとします。

 ところで,この罷免要求を唱導したハトポッポ,かつて西村真悟議員罷免問題が起こったときなんと言っていたか。渦中の人中川幹事長が6日夜に埼玉県川口市で行った講演での発言によると彼はその当時党代表だったのですが,こういっていたそうです。

 『 核武装を国会で検討したらどうかといった瞬間にクビになる, 議題にすら乗せてはいけないという発想はいかがなものか 』(平成18年11月7日 読売新聞朝刊4面より)

 おたくがいまやってらっしゃることはまさに「議題にすら乗せてはいけないという発想」以外の何ものでもないですが?この変節をどう説明するんでしょうか,お偉い鳩山先生は。

<神の声,東海新聞『世迷事』を聞け!>

 ここで登場するのが偉大なる東海新聞のコラム『世迷事』。いつもながらの正論にスカッとします。

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☆★☆★2006年11月05日付

 タブーを日本語になおすと「禁忌、忌み言葉」などとなるが、英語の方がわかりやすい。戦前ならタブーという英語そのものの使用がタブーだったから、タブーと言われるものは戦後生まれの方が多いのかもしれない▼その一つが「核」で、世界唯一の被爆国ゆえ国民にアレルギーが強いのは当然だが、しかし国防というものを考える時、この大量殺戮兵器の持つ抑止力というものを直視することはまた別問題であり、良かれ悪しかれその論議まで封殺することはおかしい▼自民党の中川昭一政調会長が、北朝鮮の核実験に関連して「核保有の議論はあっていい」と発言したことから、「けしからん」と与党内部からまで非難が上がっている。マスメディアも大きく取り上げ、「論議まで封印するのはおかしい」と援護した麻生外務大臣もヤリ玉に上げている。中川氏はその後発言を修正したが、「撃たれないようにする議論をなぜしないのか」と核攻撃に対する防衛論の必要性を強調した▼国防というのは、国という抽象概念を守るのではなく、そこに住む人間の生命財産を全うするための備えであって、隣人が核という凶器をもつに至った事態にどう対処すべきかを考える際、抑止方法の一つとしてこの問題も選択肢の中に加えられよう。しかし「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿主義を決め込んで論議までタブー視するというのは、危険な隣人の思うツボである▼核廃絶を先頭に立って訴える国が核を保有することは矛盾であり、実際上不可能だが、しかしその手の内までさらすことはない。大いに論議だけはして、「相手の出方次第では即座に保有する能力があるぞ」という無言の圧力を"保有"することまで放棄する必要はあるまい。

http://www.tohkaishimpo.com/scripts/column.cgi

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 まぁ,こんなもんです。こういう認識が普通になれば少しは日本の政治もマシになるかもしれません。

<不穏なイランの発言>

 関連してもう一つ記事を取り上げます。

 大紀元時報より

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 イランの革命防衛隊のヤヒヤ・サファビ司令官は、イランが自国のミサイルシステムを友好国や近隣国と共有する用意があると述べた。

 同司令官は5日遅く、イランのアラビア語テレビ、アルアラムで、クラスター弾頭を搭載したものも含むとするミサイルを披露した上で「 われわれはミサイルシステムを友好国や近隣国に提供することができる 」と述べた。

 また、イランが米国に攻撃される可能性は低いが、もし脅威を受けた場合に備え、革命防衛隊では数千人の兵士が自爆作戦の訓練を受けているとも述べた。

 米国は、イランの核プログラムをめぐる摩擦について、外交的手段を通じた解決を望むと姿勢を示す一方、軍事力の行使も排除していない。

[テヘラン 6日 ロイター]

http://jp.epochtimes.com/jp/2006/11/html/d57470.html

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 非常に重要な発言だと思います。

 なんせ,こんな記事もあるくらいですから

 CNN.co.jpより

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テヘラン--イラン国営テレビは2日、同国軍がペルシャ湾やオマーン湾で10日間にわたる軍事演習を開始、精鋭の革命防衛隊が 複数の標的を同時攻撃する能力を持つ弾道ミサイル などを試射した、と報じた。

自衛能力を示すための演習としている。イランは現在、核開発をめぐり欧米社会と厳しく対じし、国連安保理は制裁決議案の内容の調整に動いている。また、米国などは10月下旬、ペルシャ湾で大量破壊兵器の拡散阻止を図る海上臨検訓練を実施した。イランはこの訓練に反発しており、今回の軍事演習が対抗措置の可能性もある。

国営テレビによると、試射されたミサイルは「シャハブ2」「シャハブ3」など。射程距離は300キロから2000キロまでとなっている。 射程2000キロとされる「シャハブ3」は多弾頭の能力を持ち 、イスラエルやペルシャ湾岸の米軍基地には脅威となっている。

革命防衛隊のサファビ司令官は1日、演習には陸海空軍が参加、潜水艦も出動したとしている。同隊は今年4月にもペルシャ湾で演習を実施、新型ミサイルや地雷などを実験している。

イラン軍のペルシャ湾での軍事演習は、非常事態が起きた場合、同国が国際的な石油供給の生命線である同湾の封鎖を実行出来る能力を誇示する狙いがあるともみられる。

http://cnn.co.jp/world/CNN200611020031.html

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 これは11月2日にイランのペルシャ湾での訓練を伝えた記事ですが,赤字で示したようにかの国は弾頭の複数化に成功しているということ。要するに一つのミサイルで複数の目標を攻撃可能な技術を持っているということです。

 そして,ご存知のように北朝鮮はイランの友好国。この技術が先の発言どおり北に移転されてしまったらどうなるか。我が国に対する脅威は格段に高まるといえます。

 こんな状況にもかかわらず,議論封殺に躍起になっている政界・アサヒやマイニチなどのマスゴミども・・・

 頭痛くなってきました。

※ 平成19年1月12日,ジャンル変更のため更新






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最終更新日  2007年01月12日 20時40分38秒
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